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テーマ【 ご葬儀全般 】

愛する自宅からの旅立ち

 父が亡くなったのは103歳のときです。東北の出身だからなのか、口下手で頑固。でも、私が少し長く買い物に出かけていると、すぐに心配して電話をかけてくるような優しい人でした。

 ショートステイには1日も行かないほど、自宅が大好きだった父。晩年は「お前に、もう恩を返すことができないな」とよく言いました。確かに介護は大変でしたが、最後の4年間、一緒にいろいろな話をして、たくさんの想いを伝えることができて、良い時間を過ごせたと思っています。

 ご葬儀は、式場ではなく自宅で執り行うことにしました。現役を引退してからしばらく経ち、ご会葬される方も少なかったからですが、父が愛したこの家から見送ってあげたいという思いもありました。

 担当されたスタッフの原さんは、この道20年の大ベテラン。「ご自宅に傷が付いたらいけないから」と、しっかり保護シートを敷いて飾り付けをしてくださいました。もちろん傷などひとつも付きませんでしたし、鮮やかなお花でいっぱいの、すてきな飾り付けになりました。すばらしい出来栄えに、父を診てくださっていたお医者様や看護師の方にもお褒めいただいたほどです。

 納棺の際には、原さんから「お父様のご愛用されていた数珠を持たせてあげませんか」とご提案が。父は毎日仏壇に手を合わせ、ご先祖様にご挨拶する人でしたから、このお申し出はたいへん嬉しかったです。いつも使っていた数珠との旅立ちに、父も安心したのではないでしょうか。

 式後の片付けも鮮やかなものでした。神棚封じの白紙も取り付けていただくなど、本当に細かな心遣いがありがたく、勇気づけられた気持ちです。

 103歳という高齢でしたが、私にとって、父の死は突然のできごとでした。覚悟はしていたつもりでしたが、ひとを亡くすということはあまりにも悲しく、辛いです。それでも今、寂しい一方でどこか爽やかな気持ちなのは、立派なご葬儀で送り出せたからなのだと思います。原さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

東京都八王子市在住  武石 明子様より

武石様と担当の原(2017年7月24日撮影)

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