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告別式とは?葬儀との違いや式の流れ、参列するマナーを解説

2021.07.21 コラム

告別式とは

告別式とはその名の通り、別れを告げる儀式です。
葬儀と混同されることが多いですが、亡くなった方をあちら側の世界(宗教・宗派により考え方は異なりますが)へ導き送り出すための宗教儀礼である「葬儀」が、僧侶など司式者が中心となって行うのに対し、告別式は別れを惜しむ参列者のための儀式といった意味合いが強く、喪主が中心となって行います。
日本で最初に告別式を行ったのは、明治時代の思想家である中江兆民だったと言われています。
それまでの葬儀は自宅で通夜を行い、出棺すると寺院や墓地に葬列を組んで向かい、僧侶の読経し引導を渡して埋葬するというのが一般的でした。ですが、明治30年代当時が葬儀の簡素化や合理化が求められていた時代であり、また中江兆民本人が宗教色を排除した無宗教葬を強く希望していたこともあって、遺族や友人が宗教色のない儀礼を考案し、これが日本で最初の「告別式」となりました。
最初はかなり物議を醸し批判もあったようですが、昭和に入り都市化が進むにつれ葬列を組む葬儀は次第に廃れていき、一般大衆の葬儀でも告別式が行われるようになっていきました。

葬儀と告別式の違いとは?

現代ではほとんど「葬儀・告別式」と並列して表記され、同時進行で行われることが多いですが、本来の意味合いはそれぞれ異なります。
葬儀とは宗教的な儀礼儀式であり、告別式は社会的な別れの儀式です。
一般的な仏式の葬儀の流れを例に挙げると、僧侶の読経、引導作法、戒名授与など焼香前の儀式が「葬儀」であり、親族や一般会葬者の焼香や出棺前の献花が告別式です。読経中に焼香をすることが多くなり、葬儀と告別式が混同されがちですが、明確な意味合いの違いがあるのです。

告別式に参列できる人とは?

お通夜は友人知人が参列するもの、葬儀告別式は遺族親族が参列するものという感覚を持っている方も多いようですが、告別式は前述のように社会的なお別れの儀式ですので、遺族親族に限らず誰でも参列できます。
通夜に一般参列者が多いのは、こうした不幸ごとは突発的に発生するものなので、仕事や先約を片付けてからでも間に合うからという都合によるものと思われます。
家族や親族は喪主とともに協力して通夜から告別式を執り行う立場なので、告別式にはもちろん参列しますが、遠縁であっても普段あまり交流がなかったとしても可能な限り参列します。
また、友人の中でも特に親しくしていた方や、職場であれば直属の上司や部下、代表者など可能な範囲で参列するのが望ましいです。

告別式の流れを確認しておこう

普段なかなか参列することのない告別式、いったいどのような流れで行われるのでしょうか。順を追ってご説明いたします。

受付

会場には時間に余裕をもって到着しましょう。到着したらまずは受付を済ませます。参列者が多い場合には受付が関係者ごとに分かれていることがありますので、確認しましょう。
勤務先や友人の代表者として香典を預かっている場合には、受付で預かっている香典も渡します。代表者のみ記帳を行う場合と預かった方の分まで記帳する場合と葬儀社により違いがありますので現地で確認しましょう。

開式

開式予定時間の10分前になったら、式場内に着席します。スタッフの方から声がかかったりアナウンスがあることが多いですので、その指示に従えばよいでしょう。
席は親族席と一般席が分かれていることが多いです。表記されていれば一般席に座り開式を待ちます。特に表記がない場合にはスタッフの案内に従いましょう。

焼香

司会者や会場スタッフから案内が入ったら焼香台へ進みます。
参列者が多いと長い列ができる場合もありますので、心静かに待ちましょう。
また焼香の回数も特に指示がない場合には1回~3回の間で構わないとされていますが、人数が多い場合には焼香の回数を1回に統一されることもあります。
焼香をしたら、喪主や関係者に黙礼をし、席に戻ります。特に親しい間柄でない場合には焼香の後退席しても構いません。

献花

僧侶の退席後、同じ式場内で棺に花を納めて故人とお別れする献花の時間が設けられます。
遺族親族から順に献花を行い、一般参列者も進みます。
家族にとっても対面する最後の時間になりますので、自分の順番が終わったら家族に場所を明け渡しましょう。

釘打ち

棺の蓋を閉じ、釘打ちをします。
宗派によっては行わないこともあり、最近では宗教的な考えではなく家族の心情として心苦しいので釘は打たないということもあるようです。

出棺

霊柩車に棺を乗せ、火葬場に向け出棺します。できるだけ霊柩車と家族の車やマイクロバスのお見送りまでは参列しましょう。
一般参列者は通常、出棺を見送ったら解散しますので、火葬場へ同行することはありませんが、家族から火葬場まで同行してほしいと依頼があった場合のみには可能な限り同行します。家族からの依頼がない限り自分から火葬場に行きたいと申し出ることは控えましょう。

告別式で準備することとは?

喪主や家族は通夜の後、告別式の準備や段取りの打ち合わせを行います。
ここではどのような準備が必要なのか、決めておかなければいけないことは何なのか、解説します。

席次・焼香順の確認

通夜と葬儀で参列者が変わらないということであれば問題ありませんが、出席者が異なる場合には予め告別式での席順と焼香順を決めておきます。葬儀のしきたりやマナーなども踏まえて葬儀担当者と相談しながら決めていくとよいでしょう。

弔辞の順番

最近は一般の葬儀で行うことは少なくなりましたが、弔辞をお願いしている場合にはその順番を葬儀担当者と確認をしておく必要あります。亡くなった方との関係性などを考慮し、失礼のないようにするために、担当者からアドバイスをもらいながら決めていきます。

弔電の順番

弔電を頂いている場合には、告別式の中で司会者に代読してもらいます。
代読する順番は故人との関係性や付き合いの深さなどをもとに葬儀担当者と相談して決めていきます。
弔電が多数届いていて、告別式の時間の都合上すべて読み切れない場合には、告別式で披露する弔電を選びます。
また、名前の読み間違いが起こらないように読み方を司会者と確認することも大切です。

挨拶する人・内容を決める

一般的に喪主が出棺時に参列者に向かって挨拶を行いますが、喪主が高齢の場合など挨拶ができるか不安な時は別の家族が代表して行うこともありますので、葬儀担当者とも相談して挨拶をする人を決めます。
どのようなことを述べるかについても考える必要がありますが、葬儀社で喪主挨拶のサンプルを用意していることもありますので参考にするのもよいでしょう。

火葬場への同行者の人数を確認する

火葬場へ向かう車両の準備や、その後の精進落としの食事の数に関わりますので、可能な限り正確な数字を出します。通夜時に翌日の出欠席を取るのが一般的ですが、通夜が行われない一日葬が増えていますが、急な人数変更があった場合に当日では対応できないこともあるので、一日葬であっても前日に連絡するなどして人数を確定しておくのが望ましいです。

供花・供物の扱い

祭壇を装飾している供花や供物を告別式が終わった後どのように処理するのかも、葬儀担当者と相談しておく必要があります。
供花は基本的に摘み取って棺の中に納めますが、たくさんいただいている場合や喪主の意向によっては参列者や親族に供養分けとして持ち帰らせることもあります。
同じく缶詰などの供物も自宅へ持ち帰るだけでなく、遺族親族に分けたり、お世話になった寺院に供えてもらったり、地域の風習や考え方によって様々です。
事前に担当者と相談し意向を伝えておくことで当日の段取りがスムーズになります。

告別式に参列するときのマナーとは?

服装のマナー

男女ともに略礼服で参列することが望ましいです。おしゃれをしていく場面ではありませんので、男女ともに結婚指輪以外のアクセサリーは外し、髪形や化粧も清潔感を重視して、目立たせない配慮が必要になります。

〈男性の場合〉
男性はブラックスーツかダークスーツに白い無地のワイシャツを着用します。黒のネクタイをして、ネクタイピンはつけないことが望ましいです。
靴は黒の革靴で、靴下も黒色の無地のものにしましょう。
〈女性の場合〉
黒色かそれに近い落ち着いた色のワンピースかアンサンブルを着用し、アクセサリーは一連の真珠のネックレスなどは許されますが、結婚指輪以外のアクセサリーはしない方が無難でしょう。
鞄や小物も派手な色や光沢のあるもの、金具の極力少ないものを選択し、華美にならないように気を付けましょう。
〈子どもの場合〉
子供は喪服を用意するのが難しいと思いますので、制服がある場合は制服が葬儀の場に最もふさわしい格好と言えます。制服がない場合には、白いシャツに黒色に近い落ち着いた色の上着やズボンなどを選びます。
靴や靴下もなるべく黒色やグレーや紺といった色合いを選び、キャラクターが入ったものや光るものなどは避けましょう。

参列のマナー

まずは時間に余裕をもって到着するようにしましょう。
また、葬儀会場によっては十分な駐車場がなく、事前に公共の交通機関で参列することを推奨されていることがありますので、予め周辺の駐車場事情について案内があればそれに従います。
到着してからは受付を済ませます。喪主は告別式の段取りや確認などで慌ただしくしていることもありますので、お悔やみを述べるにしても長く時間を取るようなことは避け、ごあいさつ程度にとどめておきます。
出棺前に対面してお別れする場面でも、遺族や親族にとっても対面できる貴重な時間ですので、自分の順番がすんだら次の方がお別れできるように、場所をあけてあげましょう。
また、火葬場へは親族と事前に招待されている参列者のみが向かいますので、故人との名残が尽きないからと言って火葬場への同行を自分から申し出るのは、喪主に余計な気遣いをさせることにもなりますので、控えましょう。

香典のマナー

香典には結び切りの水引のかかった香典袋を用意します。香典袋のグレードは金額と見合うものにし、5千円の香典金額に対し豪華な水引のついた香典袋を用意するのは不相応と言えます。葬儀社やコンビニエンスストアで売っている水引が印刷されたもので十分です。
表書きは仏式の場合「御香典」と表記されたものを使用しても問題ありませんが、一般的に広く「御霊前」が使われていますので、宗教や宗派がわからない場合には「御霊前」で問題ないでしょう。
なお、香典は袱紗に包んで持参するのが礼儀とされています。
袱紗を忘れてしまったときにはハンカチで代用することもできますが、弔辞の場合には紫やグレーなど落ち着いた色のハンカチで包んでください。

参列できないときのマナー

事前に参列できないことがわかっている場合には、弔電や手紙で弔意を伝えるのがよいでしょう。その時に参列できない理由を長く述べる必要はなく、「やむを得ない事情で」「どうしても都合がつかず」など遺族の気持ちを汲んで簡潔に述べれば十分です。
その他弔意を伝える手段として、供花や香典を送ることもできます。香典の場合には参列する人に預けて届けてもらう方法や、現金書留で送ることも可能です。

告別式での注意点とは?


〈香典〉
香典として包む紙幣は新札でないものを用意しましょう。新札を使うことは死を準備していたという印象を与えることから、葬儀の場面で使うのは望ましくないと言われています。
もし新札を用意していた場合には、一度折り目をつけてしまえば問題ないとされておりますので、香典袋に入れる前に一度折ってから包むようにしましょう。
また、包む金額に関しては亡くなった方との関係性や付き合いの深さによって異なりますが、友人や会社の同僚であれば5千円から1万円が多いようですが、「死」や「苦」を連想させる4や9のつく金額は避けた方がよいとされています。
〈私語は慎む〉
葬儀会場で親族や友人知人と会った場合には、あまり長く話をすることは避け、黙礼程度におさめておくことも大切です。特に式中には黙礼だけの挨拶をして、どうしても話がしたい場合には会場の外に出て話すなど、遺族への配慮が必要です。
また、厳粛な葬儀の場面ですので親しい友人と久しぶりに会ったとしても、冗談を言い合ったり笑うような不謹慎な言動は慎みましょう。
〈忌み言葉に注意〉
遺族と話をする機会があったとしても、使う言葉には気を配らなくてはなりません。
例えば、「死」「死亡」など亡くなったことに対する直接的な言い方は、まだショックから立ち直っていない遺族にとって重たく響きます。「お亡くなりになった」など表現を変えて話をしましょう。
また、お悔やみの席では「忌み言葉」を使わないように気を付けます。
忌み言葉とは「たびたび」「重ね重ね」などの重ね言葉のことで、不幸ごとが重なってしまうことを連想させ縁起が悪いという考え方から使わないようにします。

告別式の持ち物


〈数珠〉
葬儀の形式が多様化しているとはいえ、やはり大多数は仏式のご葬儀です。
予め宗教がわかっている場合は除き、基本的に葬儀に参列することになったら用意しなければならない持ち物の一つです。
厳密には宗派によっても種類が違いますが、遺族の宗派にまで合わせる必要はありません。
〈ハンカチ〉
黒色やそれに近い落ち着いた色のハンカチを持っておきます。涙を拭いたりする本来の使い方以外にも、袱紗を忘れてしまった場合の代用品としても使えるので1枚持っておくと便利です。
〈袱紗〉
弔事の場合には紫色やグレー、紺色の落ち着いた色の袱紗を使うのが一般的です。
香典を持参する際に包んでいき、受付で袱紗から出して渡すのがマナーでもあります。
もし袱紗がない場合にはハンカチでも代用が可能です。
慶事と弔事の両方で使える袱紗もありますので、一つ持っておくと便利です。

通夜と告別式はどちらに参列する方がいい?

最近は「一般参列者は通夜に参列するもの」「告別式は遺族親族のみで行うもの」と考えられがちですが、どちらに参加しても構いませんし、都合がつくようであれば両方参列しても構いません。
昼間に行われる告別式よりも、夕方から始まる通夜の方が参列しやすいという人が多いため、このような傾向があるようですが、むしろ昔の通夜は自宅で家族が故人を囲んで夜を通して死を惜しんだことが起源であり、もともと家族と親しい方々のものだったのです。
通夜か告別式か、どちらかに参列していれば故人に対し礼を尽くしたとされていますので、都合に合わせて決めて構いません。
どちらに参列するにしても、故人を偲ぶ気持ちをもって参列することが大切です。

【監修者】
株式会社サン・ライフホールディング
WEBマーケティング課 課長 高橋 竜一
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