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浄土真宗の葬儀とは?流れや特徴、マナーを解説

コラム 作成日:2021/10/19 最終更新日:2021/10/21

浄土真宗とは?

浄土真宗は浄土宗の開祖法然の弟子、親鸞聖人が鎌倉時代に開いた宗派です。
浄土真宗の特徴的な考え方としては「他力本願」があります。
浄土真宗でいう「他力」とは自力を超越した阿弥陀如来の慈悲のはたらきや力のことを指す「本願力」のことを言います。つまり「他力本願」とは「修行で悟りを得るのではなく、阿弥陀如来を信じ念仏をお唱えすることで、阿弥陀如来の働き(本願力)によって、すべての人が救われる」という考え方を言うのです。
そして念仏をお唱えすれば、亡くなった後阿弥陀如来がすべての人を本願により救い出し極楽浄土へ迎え入れてくださる「即身成仏」も浄土真宗の特徴です。
戒律がなく、作法や教えの内容が簡潔であることから農民など一般庶民に支持を受け、親鸞聖人の死後、8代蓮如上人の時代に日本中に広がり、現在でも仏教の中で信者数が最大となっています。
のちに反乱を恐れた徳川家康により、浄土真宗は西本願寺を本山とする「浄土真宗本願寺派」(お西)と、東本願寺を本山とする「真宗大谷派」(お東)に二分され、現在では十派に分類されています。

浄土真宗の葬儀の特徴


浄土真宗は「即身成仏」という考え方がありますので、亡くなった方は既に極楽浄土に往生していると考えます。浄土真宗においてのご葬儀とは、故人を供養するために行うのではなく、極楽浄土へ導いてくださった阿弥陀如来への感謝を表すために行う勤行なのです。
よって、他の宗派で亡くなった方を仏の世界へ送るために僧侶が行う儀式や作法もありませんし、故人の供養や身を清めるために葬儀では一般的に必要とされている慣習なども不要とされるものが数多くあります。
例えば浄土真宗では「戒名」はつけません、かわりに「法名」をつけます。浄土真宗では戒律はなく阿弥陀如来の救いを信じることを教義としていますので、「戒名=戒律を守る者の証」ではなく阿弥陀如来の教えを信じる者の意味で「法名」を付けます。
また、一般的に葬儀に参列するともらう「清め塩」で身を清める行為も、浄土真宗では不要です。日本では古来から死を穢れとしてとらえ、その穢れが身に及ばないよう塩で払うことが慣習とされていました。浄土真宗では死は穢れではないという考えが明確なため、清めの塩は不要をされています。
他にも、故人が四十九日までの間、仏様になるため修行に出るという考えや三途の川を渡るといったこともありませんので、他の宗派で必要とされる「旅支度」「枕団子」なども不要。亡くなった方を邪気から守るための「守り刀」も、浄土真宗では故人はすでに成仏し邪気に惑わされることがないため不要と言われています。

浄土真宗の葬儀の流れ

浄土真宗では「即身成仏」と言い、亡くなった方はすぐに阿弥陀如来のお力により極楽浄土へ往生すると言われているため、他の宗派で葬儀の際に行う「引導」の作法や、戒名を授ける「授戒」といった儀礼儀式がありません。
他にも最も有名なお経と言われる般若心経も、浄土真宗ではお唱えしない。また、法話では蓮如上人の「白骨の御文章(御文)」を読むなど他の宗派との違いがたくさんあります。
また、同じ浄土真宗でも本願寺派と大谷派ではそれぞれ式の流れが異なります。

本願寺派


亡くなったらまず、故人を北枕に寝かせます。この時他の宗派では末期の水を取りますが浄土真宗では末期の水は取りません。顔に白布をかけ隠しますが、白装束を付けることはしません。四十九日を旅する考え方が無いため不要だからです。
納棺の際に納棺勤行を行い、その後葬儀が行われます。
参列者、導師入場の後、読経が始まります。導師の焼香の跡、親族から順番に焼香をし、終わったら参列者の焼香になります。

真宗大谷派

真宗大谷派でも、本願寺派同様に北枕に寝かせます。またこちらも死出の旅路や邪気から身を守るといった考え方が無いため、枕団子や守り刀は不要です。
本願寺派の葬儀の流れともっとも異なるのは、葬儀の構成です。
真宗大谷派では「葬儀式第一」「葬儀式第二」の2段階に分かれているのが特徴です。さらに葬儀式第一は棺前勤行と葬場勤行と二つに分かれます。
ただ自宅での葬儀が主流だった昔と比べ、今は葬儀式場を借りて行うことが多くなった現代では式進行の組み換えすることもあるようです。

浄土真宗の葬儀に参列するときのマナーと作法について

浄土真宗の葬儀に参列するときも、他の宗派と同様のマナーを守られていればさほど問題が起こることはありません。しかし、浄土真宗ならではの考え方から一般的な葬儀では当たり前と思われていたものが不要であったり、用意されていなかったり、気を付けるべき言い回しなどもありますので、知っておくことで相手に失礼のない振る舞いができるようになります。

言葉遣いについて

一般的に葬儀で使うと良くないとされている「忌み言葉」以外にも、浄土真宗の考え方と合わないということから使用を控えた方が良い言葉があります。
< 冥福を祈る >
浄土真宗では追善供養(残された家族が徳を積むことで故人の成仏を後押しすること)の考えがありません。冥福を祈ることは浄土真宗の考え方に合わないため使用しない方がいいでしょう。弔意を表す表現としては「哀悼の意を表する」「心よりお悔やみ申し上げます」という言い換えができます。
< 献杯 >
浄土真宗における葬儀は故人に対する供養ではなく、阿弥陀如来への感謝を表す勤行ですので故人に杯を捧げる「献杯」の発声も行う必要がありません。なので、食事の始まりには普段と同じように「いただきます」で始まります。また、親族と同じ食事を故人のために用意する「陰膳」も行いません。
< 告別式と言わない >
浄土真宗の場合、信じる者は皆極楽浄土で再会できると考えられており、死を最後の別れを意味するものではありません。なので別れを告げる儀式という意味の「告別式」という言い方はせず、「葬儀」や「葬儀式」という言い方がふさわしいとされています。

焼香・線香について


浄土真宗に限らず、各宗派により焼香の作法や回数に違いがあります。浄土真宗にも焼香のやり方に特徴があります。
また、お参りに際にお線香のあげ方も異なりますので覚えておきましょう。
< 額に押し頂かない >
浄土真宗以外の宗派の場合、回数の違いこそありますが親指、人差し指、中指の3本の指で抹香をつまみ、額に押し頂いてから炭の上に落としますが、浄土真宗では抹香は額まで押し頂かず、つまんだ抹香をそのまま炭に落とすのが特徴です。
回数ですが、本願寺派では1回、大谷派では2回が正式だとされています。
< 線香は立てない >
他の宗派の多くは線香に火をつけた後、香炉の灰に立てて手向けますが、浄土真宗では線香は立てずに寝かせて手向けます。香炉の幅より線香の方が長く収まらないようであれば二つに折って手向けます。

浄土真宗の葬儀に参列するときの注意点とは?


浄土真宗は他の宗派と葬儀に対する考え方が異なることから、浄土真宗ならではの注意事項があります。
<「御霊前」ではなく「御仏前」>
他の宗派では四十九日までは霊魂の状態で成仏するための修行をしている状態と考えられているため、葬儀の香典袋の表書きは「御霊前」を使用し、四十九日以降の法要以降に「御仏前」を使用します。
しかし、浄土真宗では亡くなった方は阿弥陀如来の力によりすぐに成仏できると言われているため、葬儀のときから「御仏前」を使います。
< 清め塩は不要 >
前述したとおり、浄土真宗では亡くなった方はすぐに穢れの無い極楽浄土に往生すると考えられているので、日本で古来から死を穢れとして捉え、塩で穢れを払う行為は不要と言われています。
浄土真宗の葬儀に参列すると、お清めの塩が用意されていないことが多いので、どうしても家に入る前に塩で清めないと気が済まないという方は葬儀場のスタッフに声を掛ければ、個別にもらうこともできます。

まとめ

浄土真宗の葬儀には多宗派と異なる特徴的な作法やマナーがあります。
特に浄土真宗は全国でも最多の寺院数と信者数を誇っていますので、葬儀に参列する際にその宗派が浄土真宗である確率は少なくないと思います。
いざというときに相手に失礼のない対応ができるよう、マナーや作法を心得ておくことが安心です。

【監修者】
株式会社サン・ライフホールディング
WEBマーケティング課 課長 高橋 竜一
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