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作成日:2023/04/24 最終更新日:2023/05/20

献杯を頼まれそうになったら一般的な流れと正しいマナーを知っておく

献杯を頼まれそうになったら一般的な流れと正しいマナーを知っておく

社葬とは、会社が運営主体となる葬儀をさします。主にその会社の発展に大きな影響を与えた人を対象にして執り行われます。では、社葬を行う意義とは何なのだろうか。一般葬とは、どのような点で異なるのだろうか。

今回の記事では、社葬の意義や事前準備、当日の流れなどについて紹介していきます。

献杯とは故人に杯を捧げること

献杯とは故人に杯を捧げること

献杯とは、故人に対して敬意を表し、杯を捧げることをいいます。一般的には、葬儀や法要後に参列者が集まって会食を行う際の挨拶に続いて行います。なお、献杯は宗教や宗派などによる規定はなく、昔からの習慣として行われています。

献杯と乾杯の言葉の違い

「献杯」と「乾杯」は根本的に意味が異なります。乾杯は、主に結婚式などの慶事の場などで使われる言葉であり、お祝いや祈りを捧げて杯を飲みほすことを意味します。

一方、献杯は葬儀や法事などの弔事の食事の席で使用される言葉で、相手に杯を捧げ、敬意を示すという意味が強くなっています。そのため、互いにグラスを打ち合わせて気分を盛り上げる乾杯とは大きく異なり、献杯は厳かな面も持ちます。

献杯には期限はない

献杯は故人を偲んで行われます。そのため、多くは葬儀や法事の後の会食時に行われますが、「何回忌まで献杯を行う」という期限はありません。故人を偲ぶ場や機会があれば、法事などでなくとも献杯は行われます。

献杯を頼まれるタイミング

献杯を頼まれるタイミング

献杯の唱和は、喪主や故人との関係の深い友人などに依頼されることが多いようです。
では、献杯はどのタイミングで依頼されるものなのでしょうか。

葬儀や法事のお知らせのタイミング

献杯の依頼は、葬儀や法事のお知らせとともに、喪主から依頼されることが多いようです。献杯の唱和の前に挨拶を行う必要もあるため、当日までに挨拶内容を考えておくとよいでしょう。なお、献杯を行う方に決まりはありません。故人と親しかった親族や友人に限らず、会社関係の方が担う場合もあります。もし依頼された場合は、できる限り断らずに、依頼を引き受けるようにしましょう。

当日に頼まれるケースもある

場合によっては、葬儀や法事の当日に献杯の挨拶を依頼されることがあります。急な依頼で準備も何もしてないとは思いますが、献杯の挨拶は1分程度で問題ありません。故人への想いを、献杯の挨拶にかえましょう。

献杯の一般的な流れ

社葬の事前準備・前日までに行うこと

献杯の一般的な流れは以下の通りです。

【献杯の一般的な流れ】
  1. 故人の位牌へ飲み物を注ぐ。
  2. 参列者へ飲み物が注ぐ。
  3. 遺族の代表者が挨拶を行う。
  4. 代表者の挨拶後、献杯の挨拶を行う。
  5. 挨拶を終えたら「献杯」の発声を行う。
  6. 参列者はグラスを胸の前に差し上げ、静かに「献杯」と発生して、グラスに口を付ける。
  7. 献杯が終われば食事を始める。

献杯の挨拶は、主に通夜や葬儀、法事後の会食時に行われます。そのため、式場から会食会場に移動し、参列者が着席して、全員に飲み物を行きわたらせます。飲み物は喪主が参列者一人ひとりのグラスに注ぐ場合もあれば、葬儀社のスタッフが注ぐ場合もあります。

献杯の挨拶を行う人は、きちんと全員に飲み物が行きわたったかをきちんと確認しましょう。全員に飲み物が行きわたったら、遺族の代表者の挨拶を経て、献杯の挨拶を行います。

献杯のマナーと注意点

献杯の挨拶を依頼されても失礼とならないように、きちんとマナーや注意点を知識として身に着けるとよいでしょう。
以下は、献杯時の守るべきマナーや注意点となります。

【献杯のマナーと注意点】
  1. 献杯が終わるまでは食事に手を出さない。
  2. 献杯の唱和は静かな声で行う。
  3. 挨拶を終えても拍手はしない。
  4. 杯を高く掲げずに、胸のあたりにとどめる。
  5. グラスは打ち合わせない。

上記のマナーや注意点を守り、故人との思い出話に花を咲かせましょう。

※宗教や宗派によっては献杯を行わない場合もありますので、あらかじめ葬儀社や僧侶へ確認しておくことをおすすめします。

献杯の挨拶で使ってはいけない言葉や注意点

献杯の挨拶で使ってはいけない言葉や注意点

ここでは、献杯の挨拶で使ってはいけない言葉や注意点について紹介します。

  • ●献杯の挨拶は短くまとめる
    挨拶は1分程度にとどめて、簡潔な挨拶にしましょう。
  • ●忌み言葉を使わない
    挨拶では、忌み言葉を使わないように注意しましょう。
【忌み言葉の例】
  • ・不吉な言葉(切れる、消える、終わる、落ちる、数字の四(死)、数字の九(苦)など)
  • ・不幸が重なることを連想させる言葉(わざわざ、次々、重ね重ね、いよいよ、どんどん など)
  • ・不幸が繰り返されることを連想させる言葉(再び、再々、また、ひき続き、続いて、追って など)
  • ・死に関わる言葉(死ぬ、生きる など)
  • ●笑顔での挨拶は避ける
    弔事の場です。ご遺族のことを考え、笑顔での挨拶は控えましょう。

まとめ

今回の記事では、献杯の挨拶の一般的な流れや正しいマナー、乾杯との違いなどを紹介してきました。献杯の挨拶を依頼されることは非常に光栄なことです。急なタイミングでの依頼だとしても、きちんとマナーを守った挨拶ができるように心掛けましょう。

今回は献杯について紹介しましたが、この記事で学んだこと以外にも、悩み事や迷ってしまうことがあるかもしれません。「サン・ライフ」では、24時間対応のコールセンターも完備していますので、葬儀に関する疑問やお悩み事がある際は、お気軽にお問い合わせください。スタッフが親身なってご対応いたします。大切な故人との最期のお別れを全力でサポートいたします。

【監修者】
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター

高橋 竜一

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