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仏壇・仏具 コラム お墓・散骨
作成日:2023/04/24 最終更新日:2023/05/20

お仏壇を処分する4つの方法|費用や気を付けるべき注意点

お仏壇を処分する4つの方法|費用や気を付けるべき注意点

お仏壇の処分を検討されている方の多くは「引っ越しのタイミングで小さなお仏壇に買い替えたい」「仏間がない」「継承が難しい」などの理由があげられます。仏壇処分は、菩提寺・仏壇・仏具店・不用品回収、買取サービス・自治体に依頼して処分するなど、様々な処分の仕方があります。大切なお仏壇を自分で適切に処分する方法や知っておきたい注意点などをご紹介します。ご家族が安心して処分できる方法を探してみましょう。

お仏壇を処分する4つの方法

お仏壇を処分する4つの方法

仏壇処分には主に、4つの方法があります。

  • ・寺院に依頼
  • ・仏壇店に依頼
  • ・不用品回収・買取サービスに依頼
  • ・自治体に依頼して処分

どの方法であっても、無料で仏壇処分を行える業者はありません。

1.菩提寺に依頼

菩提寺(ぼだいじ)とは…先祖代々のお寺。その寺の宗旨に帰依して、先祖の菩提を弔う寺院のことです。
菩提寺は葬儀やお彼岸など、先祖代々から付き合いがあり、信頼できるお寺であることから安心して依頼できる方も多いと考えられます。

〇メリット
└信頼関係があることで安心して相談できる
└お仏壇を新しく購入する際に、菩提寺でご本尊や位牌に魂を入れる法要「開眼供養(かいがんくよう)」を行います。そのため、仏壇を処分する際にはご本尊や位牌の魂抜きを行う供養があります。菩提寺に依頼をすることで、処分と同時に魂抜きが可能

●デメリット
└菩提寺が魂抜きをしてから仏壇・仏具店に依頼する場合がある
└地域やお寺によって費用が異なるため、事前に比較検討しづらいことがある
└菩提寺との付き合いが希薄な場合は依頼しづらいこともある
└自分で運搬するため手間がかかる

2.仏壇・仏具店に依頼

仏壇を購入した仏壇店、または自宅近くの仏壇・仏具店に依頼することができます。費用は、20,000~80,000円ほどが一般的ですが、運搬費用を含む場合は、仏壇の大きさや運搬方法、運搬距離によって大きく異なります。また、最近では、処分する仏壇の一部を用いて、新しい仏壇に作り直すサービスもあります。

〇メリット
└段取りや費用が明確
└引き取りサービスにより、運搬の負担が軽減される
└買い替えの場合は、割引などのサービスが適用される場合もある

●デメリット
└仏壇の大きさ・運搬方法によって費用が異なる
└新しいお仏壇を購入しないと依頼しづらい(下取りを前提とする場合もある)

3.リサイクル業者に依頼

リサイクル業者に依頼する場合は、魂抜きを含む回収と、処分のみの依頼があります。また、業者の査定によっては仏壇を買取してもらえる場合があります。

〇メリット
└価値がある・新しい仏壇なら買い取ってもらえる可能性がある
(買い取りを希望する場合は、リサイクル業者以外にも、古美術商・仏具店・ネットオークションなどもある)
└引っ越しのタイミングや不用品の回収と合わせて利用することができる

●デメリット
└事前に魂抜きをすることがマナー⇒自分え菩提寺などに相談が必要
└高額な請求をされる場合がある⇒事前にどのくらい費用がかかるか、追加請求される場合がないかを確認する必要がる
└仏壇を持ち込む手間がかかる

4.自治体に依頼

仏壇は粗大ごみとして自治体に処分を依頼することができます。その場合は、自治体に指定された場所に捨てることになります。

〇メリット
└処分費用が安く済む(500円~3,000円程度)

●デメリット
└自分で解体してしないといけない場合がある
└粗大ごみの規定を超える大きさは収集できず、さらに小さくする必要がある
└東京都の場合は、箱物家具の品目で、高さと幅の合計で料金が変わってくる
└地域の方の目に触れるため気を遣う
└自治体によっては、お仏壇を引き受けてくれないところがある

お仏壇を処分するときの流れ

お仏壇を処分するときの流れ

仏壇処分は4つの方法で<菩提寺・仏壇・仏具店・不用品回収、買取サービス・自治体に依頼>ご紹介しました。費用や負担を比較検討して、悔いのない方法を選択しましょう。仏壇処分は、以下の流れで進めていきます。

  1. 処分方法の決定
  2. 処分の依頼先に連絡(日程などを確認・調整/閉眼供養の日程を決める)
  3. 仏壇(ご本尊・仏像・お位牌)の閉眼供養
  4. 仏壇の運び出し、処分を行う

お仏壇を処分するときの注意点

お仏壇を処分するときの注意点

1.閉眼供養と魂抜きをする必要がある

閉眼供養(へいがんくよう)とは…仏壇やお墓には魂が宿っているとされています。仏壇を新しく購入した際に、開眼供養(かいがんくよう)を行い、お経をあげて、魂が入ることで手を合わせる対象となります。仏壇を処分する際は、同じように、お経をあげて閉眼供養を行います。

法律的には魂抜きをしないといけない決まりはありません。しかし、閉眼供養は魂抜き・お性根抜きともいわれ、仏式で供養されてきたご先祖へ、感謝の気持ちを表すためにも魂抜きの儀式は大切な意味をもちます。

<魂抜きが必要なもの>
魂抜きは、仏壇本体にする必要はありません。御本尊や仏像・お位牌などに行います。

<魂抜きの費用>
1万円~5万円程度とされていますが、菩提寺や依頼先によって異なります。

2.浄土真宗など宗派による違い

仏壇処分は宗派によってもやり方が異なるため注意しましょう。

浄土真宗…浄土真宗では魂という概念がないことから、「魂抜き」という言葉は使いません。「入仏法要」と「遷仏法要」で、読経の儀式が行われます。

創価学会…創価学会では霊魂を信仰しないという考え方があります。もしも、魂抜きをしてもらう場合は、創価学会系単立寺院に依頼できますが、難しい場合はお経を読める違う宗派のお坊さんに依頼することもできるようです。仏壇店によっては取り扱えない場合もあるため、ご本尊を創価学会の地区会館などに引き取ってもらう・お焚き上げ供養をしてもらえるお寺や業者を探すなどの必要があります。

3.お仏壇の取扱いについて

仏壇処分を依頼して手放す日までに、仏壇の中は整理しておきましょう。引き出しに宝石や貴重品を入れている場合も多いため、事前に片付けをしておくと安心です。

また、仏壇は細かな装飾や繊細な造りのものが多いため、雑に扱うと破損の恐れがあります。回収などで査定が付いている場合は特に気をつけて扱うようにしましょう。自分で運搬される際は、事前に重さやサイズを計っておくことをおすすめします。

まとめ

止む追えない事情から仏壇を手放す、または環境の変化に伴い新しく買い替えるなど、様々な理由から仏壇の処分を検討されていると思います。菩提寺・仏壇・仏具店・不用品回収、買取サービス・自治体、それぞれ処分の仕方が異なります。感謝の気持ちを込めて大切な仏壇を適切な方法で処分できるように、メリット・デメリットを十分に考慮したうえで、ご家族で相談しながら悔いのない処分方法を検討してみてください。

サン・ライフは葬儀や葬儀後の遺品整理などのお困りごとに、大切な故人様とご遺族の気持ちに寄り添いながらサポートさせていただきます。まずは、お気軽にご相談ください。

【監修者】
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター

高橋 竜一

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