こんにちは。西湘ホールの金子理紗です。
先日、何年ぶりでしょうか?
おそらく5~6年ぶりに風邪をひき寝込んでしまい、
健康のありがたみを身をもって感じた次第です。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は納棺の儀式について触れてみたいと思います。
『納棺式』という単語だけですと、
昨今、核家族化やコロナ禍の影響で
ご葬儀に参列される機会や納棺の儀式に立ち会うことが減ってきているため
多くの方から「?」マークの表情をされることが多いです。
納棺式とは、ご家族お手伝いのもと、
旅のお支度を整え、最後のお休み処となる
お棺へお休みいただく儀式です。
ご葬儀に携わる者として、私たちサン・ライフでは、
故人様とご家族が触れ合える最期の大事なお時間である
“納棺式”を通し『想いの継承』を大切にしております。
納棺式では
まず“湯灌(ゆかん)”と申しまして
現世でのお疲れを癒していただくとともに、
「来世へ向けての産湯」の意味あいのもと
逆さ湯でお手元やお足元を拭っていただきます。
その後、四十九日の修行の旅にでるお支度として
“足袋・手甲・脚絆”にはじまり
三途の川の渡し銭とも言われている“六文銭(ろくもんせん)”
煩悩を拭い去るという意味合いのある“天冠(てんかん)”
故人様の想いとご家族の想いの継承として“念珠(ねんじゅ)”などを
ご家族にお手伝いいただきながら、整えてまいります。
旅のお支度が整いましたら、最期のお部屋であるお棺へ
お身体のご移動をし、副葬品を納めていただくというのが
おおよその儀式の流れとなります。
今後も、私たちはサン・ライフでは
儀式の中で、“想いの継承”をしていただけるよう
しっかりとお手伝いしてまいります。
また、西湘ホールでは
館内見学をはじめ、個別のご相談なども随時行っております。
もし、何かご不安事などありましたら
その不安を安心にできるようお話を伺わせていただきますので
お気軽にお声かけくださいませ!
お式で式場使用中の場合など、実際にご覧いただけない状況もありますので
可能でしたら、ご予約のお電話をいただけますと幸いです。
皆さまのご来館、スタッフ一同心よりお待ちしております。
西湘ホール 金子 理紗