「あなたは長男の嫁ではなく、私の娘だからね。」結婚した当初、義母からいただいた言葉です。温かさと優しさを感じるこの一言は、決して忘れることはありません。自分のことは後回しで、いつも家族を第一に支えていた義母。子育ての傍ら、趣味で日本舞踊や三味線を習っていました。実母からもらった着物を大切にしており、「着物を着てゆっくりと生活がしたい」とよく話していました。今でも手元には扇子や着物、帯などがたくさん残っています。晩年は介護施設で穏やかに過ごし、84歳で生涯を閉じました。

 以前から互助会に入っており、転居後も互助会の権利を利用できる葬儀社を探していた中でサン・ライフを知りました。義母の万が一に備えて、主人と一緒に何社か事前相談をしましたが、外観の雰囲気、施設内の開放感と清潔感、スタッフの丁寧な対応に惹かれ、「ここで義母を送りたい」と思いました。また、入居していた介護施設の近くにあり、ケアマネージャーさんもオススメしてくださったので、主人と相談してサン・ライフへお願いすることに決めました。

私たちの想いを形にした、心温まるお見送り

 お打合せを担当された藤盛さんの的確なアドバイスと、施設スタッフの皆さんの気遣いにより、何の不安もなく葬儀を行うことができました。思わぬハプニングもありましたが、さりげなくサポートしてくださってとても助かりました。一番嬉しく思ったのは、義母のために香ばしいうなぎを用意していただいたことです。晩年「うなぎが食べたい」と言っていたことを何気なく話したのですが、それを叶えてくれたのですね。最後に家族の手でお弁当にして柩の中へ納めることができ、義母もきっと喜んでくれたと思います。

「まかせてよかった」、心のこもったサービス

 オリジナルの会葬礼状は、数分の聞き取りで家族の想いを代弁する素晴らしい文章に仕上げてくれました。これまでの経験上、定型文しか見たことが無く、姉とも「いい礼状だね、お父さんとお母さんの時もこうしてあげたかった」と話すほどでした。

 館内に用意していただいたメモリアルコーナーも素晴らしかったです。主人の両親の新婚旅行や家族旅行の写真、介護施設に置いていた思い出の品々が展示されていました。自然と会話が生まれるような場所を作ってくださったおかげで、家族みんなでそれらを見ながら義母を偲ぶことができました。

 心がほっとするような家族葬ができ、本当に良かったです。