家族葬を選んだ理由

Mさんはもともと家族葬を希望されていました。「家族葬にしていただいたんですが、人数が増えてしまって」とおっしゃるように、最終的には55名の親族が集まることになりました。ただ、それはあくまでも親戚の方々に限った範囲です。故人であるお母様のご年齢を考えると、「お付き合いだけで来ていただくのも申し訳ないし」という思いがあって、仕事関係や知人には声をかけないことにしたといいます。

「特にほかの形式にしようかと迷うことはなかったです」とMさん。家族葬という選択は最初から揺らがなかったようです。親族だけで、静かに、ていねいに見送る。それがご家族の意思でした。最終的に55名になったのは、お母様の縁の深さの表れかもしれません。

サン・ライフ 西湘ホールでの葬儀当日の様子

お母様が亡くなられたのは3月6日。お通夜は3月11日でした。4日間の待機期間が生まれましたが、Mさんはその間も積極的にホールに通われたといいます。「連日行って、午後にも行ったり、1日に2回くらい行ったりしたんです」とMさん。「いつも親切な態度で面会させていただいて、とても感謝しています」と、スタッフの対応に繰り返し感謝の言葉を伝えてくださいました。

葬儀当日、特に印象に残っているのが、お母様の棺に納める際のエピソードです。お母様はうなぎが大好きだったそうで、Mさんは事前にスタッフへ「うなぎを蒸して持ってきて、棺に入れてほしい」とお伝えしていました。すると、スタッフがうなぎのご飯を炊いてくださって、「みんなでおにぎりを作らせていただいて、とても感動しました」とMさんはおっしゃいます。Mさんが望んでいた以上の形でお母様を見送ることができた、その瞬間でした。

祭壇については、「希望通りに飾っていただいて、とても満足しています」とのこと。当日はあたふたしてしまってはっきりした記憶が多くないとのことでしたが、それでも「感激した」という言葉が自然に出てきました。

サン・ライフ 西湘ホールと真鶴聖苑について

Mさんのご自宅は西湘ホールのすぐそばにあるといいます。「連日、近いから気軽に面会に行けた」という環境が、4日間の待機期間を支えてくれました。式場の雰囲気についても好印象を持たれています。「他のホールにも行ったことがありますけど、今回が一番いいなと思いました」というMさんの言葉が印象的です。

特に評価されていたのが、スタッフの姿勢でした。「スタッフの方の寄り添ってくれる感じが、他の集まりと違う」という表現で、他のホールとの差を語ってくださいました。祭壇の背景の装飾にも工夫があったといい、「すごくよく作っていただいたなと感じました」とのこと。玄関には、持ち込んだ家族写真をアルバム風に編集・展示してもらえたこともありがたかったとおっしゃっていました。ご参列された親戚の方々からも「立派な祭壇だったね」という声があったそうです。

サン・ライフを選んだ理由

Mさんがサン・ライフを選んだ背景には、複数のきっかけが重なっていました。一つは、サン・ライフの会員になった際に見学会に参加されていたこと。「ホールの中を見学できる機会があって、そのとき綺麗だなと思ったんです」とMさん。

もう一つは、親戚がこの西湘ホールでご葬儀をされた経験でした。「清潔感があって綺麗だな、ここでぜひ、と思っていました」とおっしゃっていたそうです。その言葉がMさんの背中を押しました。

実は、お兄様と一緒に3月15日の相談会に申し込んでいたところでした。ところが、その前にお母様が亡くなられたため、事前の正式な相談は叶いませんでした。「兄と相談しに行きましょうと申し込みが来ていたんですが、その前に亡くなってしまって」と、少し複雑な思いも話してくださいました。長く介護を続けていたため、相談のタイミングまで手が回らなかったとのこと。それでも、会員登録と見学の経験があったことで、いざというときにスムーズに連絡できたといいます。

費用について率直に教えていただきました

費用については「人数が増えたので、ちょっと予算を出ちゃったかなというのはありました」と率直にお話しいただきました。ただ、Mさんはすぐにこう続けます。「もう満足しています。そういう認識だったと思っています」。

費用が想定をやや超えたのは、もともとより人数が増えてしまったためです。「自分たちの方で人数が増えてしまった負担であって、サン・ライフさんに対して金額が高いとかそういう風には思っていません」とはっきりとおっしゃいました。家族葬でありながら55名の親族が集まったこと、それはご家族の選択によるもので、サービス内容への不満とは無関係でした。全体としては満足されているというご感想でした。

静かに見送りたかった。その願いは叶いました

インタビューの最後に、今回のご葬儀で一番大切にされたことを伺いました。Mさんの答えは、たったひと言でした。「静かに」。

それは実現できたと感じていらっしゃいますか、という問いにも、迷わず「はい」とお答えいただきました。仕事関係には声をかけず、親族だけで、静かに。長く介護を続けてきたご家族が、最後に選んだ形でした。

これから葬儀を控えている方へのアドバイスを求めたところ、「そんな偉そうなことはちょっとできませんね」と謙遜されていました。でも、その言葉の背後には、静かに見送ることができたという静かな確信がありました。Mさんのご経験は、真鶴町・湯河原町で家族葬を考えている方の、一つの手がかりになるはずです。