家族葬を選んだ理由

今回、Hさんはお母様を家族葬という形でお見送りされました。ご葬儀が急に決まったこともあり、「週末治療していて、もういずれ、というところだったんですけど、亡くなって手配した」という慌ただしさの中でのご準備だったといいます。火葬のみを行う火葬式や、通夜を省いた一日葬といった選択肢について、Hさんは「事前にこうしましょう、というものがあれば比較検討はできるんですけど、まだ本人が生きている間に、そこまではなかなかできない」と、正直な胸の内を話してくれました。

他社との比較はせず、サン・ライフに絞って依頼された背景には、以前から互助会の会員だったことがありました。「互助会に入っているということなので、そのままお願いする、という感じでしたね」と、迷いなく決められたそうです。

一方で、家族葬という立て付けそのものには、少し戸惑いもあったようです。「家族葬というのがどういうものか、自分でもよく分かっていなくて。故人を囲んで4、5人でやるのが家族葬なのか、何をもって一般葬というのかも分からなかった」とHさん。周囲には参列を遠慮してもらう形で案内したものの、結果的に20名を超える方が集まり、「親戚葬みたいな感じになった」とも振り返ります。「一般葬というくくりであれば、もう少し自治会や地元の方に参列いただけるような工夫が必要だったかな、と今は思っています」と、率直に話してくれました。

サン・ライフ相模斎場での葬儀当日の様子

ご葬儀当日について、Hさんがまず挙げたのは、参列された方が少なかったことでした。「人が少ないので、ご焼香がなかなかうまく回っていないのかな、という感じはありました」「参列いただいた方へのご挨拶も、ちょっとできなかったかな」と、当日を振り返ります。一方で、メモリアルコーナーやお別れのビデオについては、「全部お任せという形でしたが、あれで良かったかなと思います」と、満足された様子でした。

お母様はご自宅で安置されました。亡くなってからご葬儀までの期間について、Hさんは最初「1週間だとちょっと長いな」と感じていたそうです。ところが、ちょうど台風の時期で遠方から来られる親族がいたため、「結果的には、この日程でかえって良かった面もあった」と振り返ります。最初は長すぎると感じた待機期間が、あとから見れば都合の良い巡り合わせでもあった——そんなギャップもあったようです。ただ、「親戚からは、ちょっと長いんじゃないか、というお叱りも受けました」と、正直な一幕も明かしてくれました。

サン・ライフ相模斎場と相模原市営斎場について

ご利用になったサン・ライフ相模斎場について、Hさんは「横浜線からのアクセスや、全体の便を考えてこちらにしました」と選んだ理由を教えてくれました。ただ、「自宅からは少し遠くなってしまったので、近所の方やお友達に来ていただくなら、自宅に近い斎場でもよかったかな、というのは後になって思いました」と、率直な感想も添えてくれました。

火葬場である相模原市営斎場までは、「マイクロバスを使うことにしたのは、最終的に決めたこと」だったといいます。火葬の流れや待ち時間については「特に問題なく、あれで結構でした」とのこと。担当スタッフの対応についても、「特別これをしてほしい、ということは特になかったです」と、丁寧な案内に不満はなかったと話してくれました。

サン・ライフを選んだ理由

サン・ライフを選ばれた一番の理由は、やはり互助会の会員だったことでした。「互助会に入っていたので、そのままお願いする形でした」とHさん。事前相談という形も取られていたそうで、いざというときに慌てずに済んだ面もあったようです。

長年会員を続けてきたことで、「どこに頼むか」で迷う必要がなかったことは、急なご不幸の中で大きな安心につながったといえそうです。

費用について率直に教えていただきました

費用について、Hさんはまず「満足していますよ」「お支払いしないなんて、一言も言うつもりはありません」と、率直に話してくれました。ご葬儀そのものや対応への不満ではない、という言葉をいただきました。

「病と闘い抜いた母の姿を、みんなに見てほしかった」

今回のご葬儀で一番大切にされたことをうかがうと、Hさんはお母様への想いを話してくれました。「おふくろ本人が、病気と闘って、最後まで頑張った。その頑張った姿を、皆さんに見てほしかった」——それが、Hさんがこのお見送りで最も大切にされたことでした。

これからご葬儀を考える方へ、Hさんはご自身の経験からこう伝えます。「誰を呼ぶか、ということだけでも、元気なうちにエンディングノートなどで家族と決めておくと、残された側の準備はずっと楽になると思います」。急な別れの中でも、大切にしたいことを見失わずに済むように——Hさんの言葉には、経験した方ならではの実感がこもっていました。