1日葬を選んだ理由

「家族の都合がありまして。妹とか妹のご主人が忙しくて、2日3日となるとなかなか日が取れないんですね。どうしても土曜か日曜、どっちか1日でお会いした方がいいかなというのが根本にありました」とTさんはおっしゃいます。いとこも仕事の都合が合わず、結局は声をかけても参列できない状況でした。

最初から「一般葬はどうも解せない」という考えをお持ちだったTさん。「通夜から告別式まで大きな形にすると、参列した人たちのお相手を一番悲しい親族がしなければならない。それはずっと疑問に思っていたんです」とおっしゃいます。コロナ禍以降に家族葬の形が広まっていったことを「かえってありがたかった」と。そんなTさんに、担当スタッフから「家族だけでやる1日葬という形もありますよ」とご提案があり、「お坊さんを呼んで読経していただいて、1日で全部できるなら」と決断されました。

サン・ライフ座間ホールでの葬儀当日の様子

「お坊さんもちゃんと来ていただいて読経していただけましたし、告別式もできました。その日に全部できましたし、私の持っているお葬儀の内容はすべて入っているので、本当によかったなと思いました」とTさん。7名という家族だけの1日葬でしたが、やりたいことをすべて詰め込んだ一日だったといいます。

担当スタッフへの感謝もたっぷりと話してくれました。契約担当の岩下さん、窓口担当の吉田江里さん、そして式の進行・案内を担った菅原さんの3名を特に挙げ、「若い方々なのに本当によくご存知で、ふとこう思ったことをパッと口にしても全部丁寧に答えていただきました。いたく感動しております」とおっしゃいます。

何より心を打たれたのは、事前の打ち合わせや雑談の中でTさんが語ったお父様のエピソードが、式のいろんなシーンにちりばめられていたことでした。競馬や麻雀が好きだったというお父様のためにグッズを作ってくれたり、ブリ大根がお好きだったと話していたら精進料理のお膳に添えられていたり。「スタッフさんたちが聞いていてくれたんだ、と気づくシーンが式を通じていっぱいあって」と、当時を振り返るTさんの声には温かみがありました。「精進料理でブリ大根が出ているのを見た時、泣きそうになりましたもん」とのこと。

また、エンバーミング(ご遺体の衛生保全処置)の技術にも深く感動されたご様子。「まるで生前に気持ちよく爆睡している時の父の顔みたいになるまで復元できていました。化粧もすごく自然で丁寧で、顔色もとても健康な状態に近いところまで整えていただけて家族としてとても嬉しかったです」と話してくれました。

サン・ライフ座間ホールと南多摩斎場について

お父様のご安置はサン・ライフ座間ホール内の式場を使用。「いつ行ってもすごくいい状態で安置されていました。冷蔵庫の中に入っちゃったみたいなことはなく、普通にお家に置いておくみたいな感じで」とTさん。安置中も自然なご様子で面会できることに安心されたといいます。

斎場がご自宅から「目と鼻の先」にあったことも大きな助けになったとのことで、「お父様の後処理でいろいろ動いてはいたんですけど、行きたい時にパッと行けたのは良かったですね」と話してくれました。

南多摩斎場での火葬もスムーズな進行で、待ち時間はほとんどなかったとのこと。「タイマーで測ってやってるぐらいな感じの進行で、一息ついたらすぐお焼き場へという流れでした」とTさんはおっしゃいます。

サン・ライフを選んだ理由

サン・ライフを選んだのは、お母様が生前にご家族の名義で複数口の会員に加入されていたことがきっかけでした。「なんかあったらこれ使えって、倒れる前に母から言われていたので。万が一の時はここに電話すれば来てくれるんだな、という安心感がありました」とTさん。

また、かつてサン・ライフ座間ホールの内覧会に参加したことがあり、「宗教のこととか、海に散骨する形とか、いろんなプランがあるから遠慮なく相談ください、という案内をいただいた。その時の印象が良かったので、サン・ライフのことは存じ上げていました」と話してくれました。

費用について率直に教えていただきました

費用については「嫌な思いはしていない」とTさんははっきりおっしゃいます。「会員プランで複数口入っていたのですが、付随してくることもいっぱいあって、結果的に思ったよりずいぶん額は大きくなったなという気はしました。でも、ここまでやってくれるんだったらこの金額もしょうがないかな、という感じです」。

ただひとつ、「価格の明示をちゃんとはっきりしてほしかったかな」という率直なご意見もいただきました。「二口使ったプランだったら、これがプランの範囲ですよ、というのがあれば、最初からどこまで入っているか分かってかけられるわけで」とのこと。サービスの内容への満足感は高い一方で、事前のプライス提示の透明性については参考意見として受け止めたい部分です。

父に嫌な思いをさせたくなかった。それが叶えられた

「一番大切にしたのは、父が嫌な思いをしなければいいな、ということです」とTさんはおっしゃいます。「葬儀の場で家族が集まって話しているのを、父は絶対聞いていると思うんです。見ていると思う。だからその時に父が嫌な思いしないような葬儀であればいいよなっていうことは、ずっと思っていました」。

それが実現できたかどうか伺ったところ、「だから今回はすごくいい思いをしたな、と思っているんです」という言葉が返ってきました。スタッフとの打ち合わせで話したことが式のあちこちに取り入れられていたこと。「こんなことまで聞いてくれていたのか」と気づく瞬間が何度もあり、精進料理のブリ大根を見た時は「泣きそうになりましたもん」とのことでした。

これから葬儀を考えている方へのアドバイスを伺うと、「わかんないことは聞いた方がいいですよ、ということです」とTさんは即座に答えてくれました。「全部お任せして、わかんないこととか要望をお伝えすればちゃんとやってくれます。サン・ライフのスタッフさん、いい人が多いから、ご相談ください、という感じですかね」。家族だけの静かな1日葬という形でも、大切な方をしっかりと送り出せると、Tさんの体験が教えてくれています。