小田原市内では、通夜・告別式を行わない直葬・火葬式での葬儀を検討されるケースが見られます。昨今は、限られた予算や時間の中で、どのように故人を送り出せばよいか悩む方も少なくありません。地域特有の事情や公営斎場のルールを把握しておくことで、スムーズな手配が可能になります。
本記事では、小田原市における直葬の費用相場や、選ばれる背景、手続き上の注意点などをご紹介します。直葬・火葬式にしてもよいのかと迷っている方は、ぜひ参考になさってください。
【この記事で分かること】
- 小田原市で直葬・火葬式が選ばれる理由と地域特有の背景
- 小田原市における直葬・火葬式の費用相場
- 小田原市斎場を利用する際の運用ルールと注意点

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小田原市で直葬・火葬式を選ぶのはどんな人?
小田原市において、直葬や火葬式を選択する背景には、単なる経済的理由だけではなく、現代の家族形態や地域特性が深く関わっています。どのような方がこの形式を選んでいるのか、具体的な実情を解説します。
費用を抑えたい方だけではありません
直葬・火葬式は、経済的な側面のみならず、現代のライフスタイルや家族形態に応じた選択肢として小田原市でも選ばれています。例えば、仕事が多忙で一般葬のような数日間の拘束が困難な状況や、親族が遠方に分散しており急な集合が難しい物理的な制約がある場合です。
また、高齢化の影響で参列者が極めて少数に限られるケースや、喪主自身が高齢で大規模な儀式の手配・進行を担う体力が不足しているという背景も見られます。
葬儀の準備や参列者対応を最小限に整理せざるを得ない客観的な状況下において、火葬を中心としたシンプルな葬儀形式が小田原市でも採用されています。
小田原市で特に多いケース
小田原市は高齢化率が約31%に達する「超高齢社会」に該当します。一般世帯81,622世帯のうち、単身世帯は28,359世帯(約34.7%)と一定数あり、ご家族が少人数または単身である状況が多いです。
さらに、65歳以上の世帯員がいる36,564世帯のうち、高齢の単身世帯は10,537世帯にのぼります。こうした背景から、多くの参列者を前提とした式は難しく、手配や進行を最小限に整理した直葬・火葬式が選ばれやすい地域条件にあります。
また、市域は相模湾沿いの市街地だけではなく、西部に箱根外輪山の南東部に当たる急傾斜の尾根や谷、山麓の台地を含むなど、地形条件が多様です。居住エリアによって移動距離の長さや集合のしやすさが変わるため、火葬を中心に据える葬儀形式が、より現実的な選択肢となっています。
※参考:小田原市.「親子で考えよう!高齢化する社会」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/s-support/topics/think-aging.html ,(2025-07-28).
※参考:小田原市.「第1章 小田原市の概要」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/710484/1-20251217101705_b6942049190c5e.pdf ,(参照2026-02-12).
※参考:小田原市.「令和2年国勢調査 人口等基本集計(総務省統計局) 第6-3表」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/519565/1-20220203154205.pdf ,(参照2026-02-12).
※参考:小田原市.「第8回 小田原市高齢者福祉・介護保険事業推進委員会」
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/606484/1-20231213133835_b6579354b32f2e.pdf ,(参照2026-02-12).
「直葬」「火葬のみ」「火葬式」はどう違う?

「直葬」「火葬式」「火葬のみ」など呼び方がさまざまあるため、戸惑う方もいるかもしれません。言葉の定義と、実際の葬儀現場でどのように扱われているのか、呼び方の違いとお別れの内容について見ていきましょう。
言葉の意味と実務上の扱い
多くの場合「直葬」「火葬式」「火葬のみ」という言葉は、通夜や告別式を省略して火葬を軸に進める葬儀形式を指し、同じカテゴリとして扱われます。
しかし、実務上の扱いは葬儀社ごとに異なり、明確な区別を設けているケースもあります。例えば「直葬」を宗教的な儀式を一切行わないものとし、「火葬式」については火葬場の炉前で短時間の読経や最後のお別れの時間を設けるプランとして定義する場合などです。
名称だけで判断してしまうと、想定していた内容と異なる可能性があるため、検討時には見積書を確認し、ご遺体との対面時間や読経の手配がプランに含まれているかを詳細に把握しておくことが大切です。
「お別れができない」と思われがちな理由
火葬のみの葬儀が「お別れができない」と誤解されがちなのは、数日かけて儀式を行う一般葬や家族葬の方が葬儀としてのイメージが強いことが挙げられます。告別式などの儀式を省くのは、弔う工程を全てなくすこととして捉えられやすいためです。
しかし、直葬や火葬式は、火葬を行う前に安置場所や火葬場の炉前において、最後に故人と対面したり、棺に花を入れたりといった短時間のお別れの時間を設けることもあります。
また、ご家族の希望に応じて宗教者を手配し、火葬の際に読経を依頼するオプションを追加できる場合もあります。最低限の工程であっても、葬儀社との打ち合わせ次第で故人と向き合う時間を確保した弔いの場を整えることは十分に可能です。
小田原市の直葬・火葬式の費用相場
小田原市で直葬・火葬式を行う場合、費用はどの程度かかるのでしょうか。公営斎場の利用料金を含め、総額を左右する要因と費用の目安を解説します。
費用相場の目安
小田原市における直葬・火葬式の費用相場は、約15万~50万円が目安です。通夜や告別式を行わず、火葬を中心とする形式のため、一般的な葬儀と比較して費用を大幅に抑えられる点が大きな特徴です。
内訳には、搬送費やご遺体の処置料、棺代、火葬料などが含まれます。近年は儀式を簡素に執り行いたいという意向から選ばれることも増えていますが、相場はあくまで目安として捉え、提示された金額にどこまでが含まれているかを事前に見積書で確認することが重要です。具体的な内訳については、以下の記事も併せて参考にしてください。
小田原市の家族葬の相場はいくら?費用の内訳と失敗しない葬儀会社選びのポイント
直葬・火葬式の総額に差が出る理由
火葬式の総額に差が出やすい要因の一つが、公営斎場の使用料です。小田原市斎場では、12歳以上の市内居住者の火葬料が1万2,000円なのに対し、市外居住者は8万円と、大きく異なります。遺体安置室の料金も市内居住者は3,000円、市外居住者は1万6,000円です。
なお市内居住者には小田原市だけではなく、周辺自治体(南足柄市、足柄上郡、箱根町など)も含まれます。また安置室の使用は48時間以内とされているため、火葬までの日数が延びる場合は、斎場外の安置先・ドライアイスなどの費用が増える可能性があります。
※参考:小田原市斎場.「利用案内」.
https://odawarashi-saijyou.jp/guide.html ,(参照2026-02-12).
費用以外で直葬・火葬式が選ばれる理由
直葬・火葬式が選ばれる理由は、家計の事情だけではありません。準備の負担軽減や故人の意向など、現代の価値観に即したさまざまな背景からこの形式が支持されています。
費用以外に直葬・火葬式が選ばれる理由を解説します。
葬儀準備にかかる負荷を減らしたい
直葬・火葬式は、一般的な葬儀に比べて準備や当日の工程が少ない点が特徴です。通夜や告別式を行わないため、祭壇の設営や参列者対応などの段取りが簡略化されます。
その分、葬儀社との打ち合わせや当日の拘束時間も短くなり、心身への負担を抑えやすくなります。多くの参列者への挨拶や気配りが不要になることで、必要な手続きや身内との時間に集中しやすいのも特徴です。
仕事の都合で長時間の調整が難しい方や、高齢で大規模な儀式の進行が負担に感じられるご家族にとって、直葬・火葬式は現実的で無理のない選択肢といえるでしょう。
参列者への対応を抑えたい
直葬や火葬式では参列者を限定することが多く、葬儀当日の受付対応や会葬返礼品の準備、弔問客への挨拶といった負担を抑えやすくなります。
近所や知人に対しては、あらかじめ「近親者のみで執り行う」旨を伝えて会葬をご辞退いただく方法や、葬儀後に改めて事後報告を行う方法があります。どこまで知らせるかを事前に整理しておくことで、当日の混乱を防ぎやすくなるでしょう。
また、訃報を伝える範囲を絞ることで、外部とのやり取りが最小限になり、ご家族が落ち着いて故人と向き合う時間を確保しやすくなります。弔問対応や香典返しの手配といった葬儀後の事務的な負担が軽減される点も、直葬・火葬式が選ばれる理由の一つです。
故人の遺志を尊重したい
「形式にこだわらず、静かに見送ってほしい」という故人の生前の意向を尊重し、直葬や火葬式を選ぶケースも見られます。
戒名の授与や宗教的な儀式を行うかどうかは、ご家族の考えや事情によって判断されます。直葬や無宗教形式を選ぶ場合、必ずしも読経や戒名を行わないこともあるでしょう。ただし、菩提寺がある場合などは事前の相談が必要になる場合もあるため、関係先との確認をしておくと安心です。
このように宗教観や慣習にとらわれ過ぎず、故人の思いやご家族の納得感を大切にしながら、無理のない形で見送る方法として直葬・火葬式が選ばれています。
小田原市で直葬・火葬式を行う際の注意点
小田原市で直葬・火葬式を円滑に進めるためには、地域の施設ルールや手続きの仕組みを正しく理解しておく必要があります。後悔を避けるために注意すべきポイントを確認しましょう。
小田原市ならではの注意点
小田原市斎場を利用する場合、個人で予約する際は、斎場へ事前に電話予約をした上で、各市町村で死亡届を提出し火葬許可証を受け取る流れです。また、死亡届は、平日・休日とも受付が8:30〜17:00に限られます(火葬許可証の発行の都合)。時間外は届書の預かりのみとなるため、夜間に亡くなられた場合は手続きが翌開庁日以降になる点に注意しましょう。
なお小田原市斎場では葬儀(式典)は行えません。お別れの進め方や宗教者対応の可否は、希望がある場合は葬儀社・斎場側に事前確認しておくと安心です。
※参考:小田原市斎場.「利用案内」.
https://odawarashi-saijyou.jp/guide.html ,(参照2026-02-12).
後から後悔しやすいポイント
直葬や火葬式は簡素な形式である分、後になって「もう少し時間をかけて見送りたかった」と感じることもあります。あらかじめ考えておきたい主なポイントは次の通りです。
- 親戚間で「なぜ式を行わないのか」と認識のずれが生じ、トラブルにつながることがある
- 火葬炉前での短時間の対面のみで終了し、十分にお別れをした実感が持てない場合がある
- 菩提寺がある場合、事前相談をせずに直葬を行うと、納骨を断られる可能性がある
- 葬儀を行わなかったことで後日弔問が相次ぎ、かえって対応が負担になることがある
特に、菩提寺との関係や親族の理解は重要です。後悔やトラブルを防ぐためにも、事前に事情を共有し、お別れの時間をどのように設けるかを葬儀社と相談しておきましょう。
小田原市で使える葬祭費・補助金制度

葬儀にかかる費用を補填する制度として、自治体から支給される補助金があります。小田原市で利用できる制度の内容と申請のポイントをご紹介します。
葬祭費・補助金制度とは?
葬祭費とは、亡くなった方が国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた場合に、葬儀を行った方へ支給される給付金のことです。葬儀にかかる経済的負担を軽減する目的で設けられており、支給額は自治体ごとに定められています。
大切なのは、葬儀後に自分で役所へ申請する必要がある点です。自動的に振り込まれるものではないため、必要書類をそろえて手続きを行わなければなりません。申請期限は、葬儀を行った翌日から2年以内と定められているのが一般的で、期限を過ぎると受け取れなくなります。
直葬・火葬式といった葬儀形式であっても、葬儀を行った事実が確認できれば支給対象となることが多いため、忘れずに確認しておくと安心です。
小田原市で活用できる制度・申請時のポイント
小田原市では、亡くなられた方が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた場合、葬儀を行った方に葬祭費として5万円が支給されます。申請は小田原市役所の保険課窓口で行います。
申請期限は葬儀を行った翌日から2年以内と定められているため、忘れないうちに手続きを進めておくと安心です。申請には葬儀を行った事実と申請者の氏名が確認できる書類(葬儀会社の領収書や会葬礼状など)が必要です。
直葬・火葬式では会葬礼状を作成しないこともあるため、領収書など証明できる書類を大切に保管しておきましょう。
なお、会社の健康保険から埋葬料が支給される場合などは、葬祭費と重複して受け取ることはできません。
具体的な手続きの流れや必要書類の詳細は、以下の記事で解説しています。併せてご確認ください。
小田原市の家族葬で利用できる補助金・助成金まとめ|費用を抑える方法と葬儀社の選び方
※参考:小田原市.「葬祭費について」.https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/kouki/kyufu/sousaihi.html ,(2025-08-04).
直葬・火葬式が向いている人/向いていない人
直葬・火葬式は、儀式を最小限にとどめる葬儀形式のため、ご家族の状況や価値観によって向き不向きがあります。後悔のない選択をするためにも、あなたの状況に合っているかを整理してみましょう。
【向いている方】
- 身内のみで静かに見送りたいと考えている
- 遠方在住や高齢などの理由で、多くの参列者対応が難しい
- 準備や長時間の拘束による体力・時間面の負担をできるだけ抑えたい
- 故人が生前に、宗教的儀式を望まない意思を示していた
【向いていない方】
- 友人や知人を広く招き、社会的なお別れの場を設けたい
- 通夜・告別式を行わないことに対して親族の理解が得にくい
- 菩提寺との関係上、戒名授与や読経などの儀礼を重視する必要がある
- 儀式を通して、時間をかけて気持ちの整理をしたいと考えている
直葬・火葬式は負担を抑えやすい反面、簡素であるがゆえに物足りなさを感じる場合もあります。ご家族の思いや親族の意見、寺院との関係などを事前に確認した上で、納得できる形を選ぶことが大切です。
小田原市で直葬・火葬式の相談をするなら
小田原市での直葬・火葬式は、地域事情や斎場の空き状況に精通した葬儀社への相談が安心です。特に「儀式は省いても最後は温かく送りたい」「小田原市斎場の空き状況に合わせた段取りを組みたい」といった地域特有の悩みに対し、適切なアドバイスが受けられます。
小田原市内での実績が豊富な株式会社サン・ライフでは、形式を簡略化しつつも、ご家族が納得できる、個別の対面を大切にしたプランをご提供しています。
明瞭な見積書の作成はもちろん、市役所への煩雑な手続きサポートまで丁寧に対応しており、初めて葬儀に携わる方でもご安心いただけるよう進行いたします。小田原市での直葬・火葬式を検討している方は、お気軽にご相談ください。
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