家族葬を選んだ理由
「母の希望は、家族だけでやればいいよということでした」。Kさんのお母様はご自身の希望を生前に明確に伝えていたといいます。ただ、お母様の甥っ子たちが何人もいて慕ってくれていたこともあり、縁ある方々にも声をかけることになりました。
決め手になったのは事前相談で見たパンフレットでした。「お食事がとっても美味しそうだったので、これをやっぱりみんなに食べさせたいっていうことで」とKさんは話します。結果的に当日は30名が参列。甥っ子たちや地域のお友達も来てくれ、「家族葬ではあったんですけれども、親しい方たちには来ていただけた」という形になりました。コンパクトな形式であっても、大切な方々に集まっていただける温かい葬儀になったようです。
サン・ライフファミリーホール高尾での葬儀当日の様子
葬儀当日のホールは貸し切り状態。「他のお客様とわさわさすることもなく、本当にアットホームな葬儀ができたと思っています」とKさん。会場入り口には、電話でお伝えしたお母様のエピソードを元にスタッフが書き起こした挨拶文と、自宅の水彩画風写真を組み合わせたポスターが飾られ、「まず皆さんがそれを見て涙していた」とのことでした。
担当の松﨑 力輝さんについては「声がとてもよく、急な対応にも穏やかに対応してくださった」とKさん。お通夜では、事前に伝えていたお母様の好物(中トロの握りと焼き芋)が枕元に供えられており、「小さなことを拾って叶えてくださろうとしていただけたのは、とってもありがたかった」と振り返ります。
一点だけ、写真のスライドショー動画の作成に際しては、担当者間での連絡共有に少し行き違いがあったとのこと。「何度もこれで大丈夫ですと言われて、これだとダメですみたいなことが何度かあった」と率直に話してくれました。最終的には2本の動画を流すことができ全体としては満足されていますが、動画制作の場合は完成形のイメージを早めに共有しておくと安心かもしれません。
サン・ライフファミリーホール高尾と八王子市斎場について
お亡くなりになってから葬儀まで10日間あったKさん。ご逝去から14日目までご自宅に置かれ、その後はサン・ライフファミリーホール高尾の安置所をご利用になりました。「これまでの想像だと冷蔵庫みたいなのに入れられちゃうと思っていたんですけれども」と最初の不安を明かしてくれたKさんですが、実際は違ったといいます。「祭壇で綺麗なお部屋でお花も飾っていただいたりして、寝ている状態に置いていただけたので、毎日会いに行くことができました」とのこと。安置期間が長かった分、式場での管理に安心感を覚えたそうです。
八王子市斎場での火葬については、一つだけ悔やんでいることがあるとKさん。「息子が仕事から間に合わせてきたのに、予定より火葬が早まってしまって間に合わなかった」とのこと。「揃った方から始めるような流れで、それが一番悔やまれている」と話してくれました。火葬場のスケジュールについては、事前に余裕を持った確認と家族への早めの連絡が大切だと、経験者として率直にお伝えいただきました。
サン・ライフを選んだ理由
「職場の同僚がサン・ライフの会員になっていて、お花がとても綺麗で食事も美味しいんだよと教えてくれたんです」とKさん。もともと八王子グランドホテルを経営していることへの安心感と、駅から歩けるアクセスの良さも重なり、「一度見に行こうか」となったといいます。
何より決め手となったのは、お母様と一緒に事前相談に足を運んだことでした。パンフレットを見ながら、お食事のメニューや祭壇のお花を選ぶ時間があり、「本人もとても気に入ってくれてそこにした」というシンプルな言葉に、生前のお母様との丁寧な準備が感じられます。
費用について率直に教えていただきました
「食事の人数が増えたこともあって、最初の予算をオーバーしました」とKさん。ただ、その背景には急に参列者が増えた事情があり、「人生の最後ですし、母のお金でやることですし、みんなを送るためのものなので、そこは別に何かを言うつもりは全然ない」とのことでした。全体的な印象としては「とても良心的だと思いました」と話してくれます。費用面での押し売りはなく、Kさんの意思とお母様への思いの中で、納得のいく選択ができたようです。
母の願いが叶い、悔いのないお別れができました
インタビューの最後にKさんは穏やかな表情でおっしゃいました。「自分が望んだような悔いのないお別れっていうのが、きっと母にとっても満足したお別れになっただろうし、私たち見送る側としても悔いのない時間を過ごせたと思っています」。
お母様が生前から希望していた花の祭壇、好きな人たちへの美味しい料理。その全てが形になったことへの満足感が、言葉の端々から伝わってきます。そして最後に、これから葬儀を考えている方へのひとことをいただきました。「自分の最後をどうしたいか、大切な人をどんな風に見送りたいかを考えるなら、一度葬儀場を見ておくといいと思います。なかなかそういう機会って思いつかないかもしれないけれど、実際に見てみると自然と考えられるし、いざというときに慌てなくて済む」と、経験者として力強い言葉をいただきました。
