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お葬式(葬儀)の髪型は?最低限のマナーとセットの方法を解説!注意点も

お葬式(葬儀)の髪型は?最低限のマナーとセットの方法を解説!注意点も
お葬式(葬儀)の髪型は?最低限のマナーとセットの方法を解説!注意点も
作成日:2024/09/11 最終更新日:2024/10/02

お葬式(葬儀)にはほかの場には見られない数多くのマナーがあります。今回はそのなかから「お葬式(葬儀)の髪型」を取り上げて、「お葬式(葬儀)の髪型に関する3つの基本」「女性・男性・子どもがそれぞれ気を付けるべきこと」「お葬式(葬儀)では避けた方が無難な髪型」「お葬式(葬儀)に関するよくある質問と、その答え」について答えていきます。

お葬式の髪型に関する3つの基本

お葬式の髪型に関する3つの基本
お葬式(葬儀)の髪型を考えるうえで、どのような性別・年齢でも共通する項目として以下の3つがあります。

  • 華やかさは不要
  • 清潔感を意識する
  • 髪の毛が長いときにはきちんと処理を

ひとつずつ見ていきましょう。

華やかさやおしゃれは不要、シックにまとめる

お葬式(葬儀)は、「華やかさ」「おしゃれさ」を競う場面ではありません。むしろ、少し地味なくらいがちょうどよく、品よく見えます。
「きちんとまとめること」「派手さを抑えた髪型をすること」を意識しておきましょう。

時間がなかったとしても清潔感を意識する

お葬式(葬儀)は、故人との最後のお別れの場所です。肉体を持った故人と会うことができるのは、お葬式(葬儀)が最後です。また、非常に傷つきやすい状態に置かれているご家族とも接する場面でもあります。
そのような場面だからこそ、「清潔感」を意識して髪の毛を整えていきたいものです。
ハネや乱れがないように心がけて、髪の毛をよくクシでとかします。上でも述べたように、お葬式(葬儀)の席では「華やかさ」「おしゃれさ」を出す必要はありませんが、どのような髪型であれ、清潔感のある葬儀は故人と最後の別れの挨拶を交わす場所なので、時間がなかったとしても清潔感のあるスタイルを取ることが求められます。

髪が長い場合はまとめたりくくったりする

葬式(葬儀)の場では、ご家族やご僧侶、また受付の人や葬儀社のスタッフなどに対して、何度も頭を下げるシチュエーションがあります。そのようなときに、長い髪の毛がバサバサと落ちてくるようでは非常に見苦しいため、長い髪の毛はきちんとまとめましょう。
なお、髪の毛のまとめ方については下記で詳しく解説します。

お葬式の髪型で気をつけるべきポイント

お葬式の髪型で気をつけるべきポイント
お葬式(葬儀)のときの髪型で気を付けるべき点は、「女性」「男性」「子ども」で、それぞれ異なります。
ひとつずつ紹介していきます。

女性が気をつけるべき点

まずは「女性が気を付けるべき点」について解説していきます。

派手な部分の露出を避ける

「美容院でパーマを当てている」などの場合は、このような部分が出すぎないように注意しましょう。
ただ、無理にパーマを伸ばす必要はありません。髪の毛をくくることである程度は対応が可能だからです。

髪の毛が肩に付かないようにする

髪の毛は、原則として肩につく以上の長さならばまとめるようにします。
髪の毛をまとめる場合は、「耳よりも下の位置で」「1つにまとめる」を守ってください。耳よりも上の位置でくくったり、2つ以上の結び方にしたりしてしまうと、慶事の印象が強くなってしまいます。
「髪の毛の長さは少しあるけれども、結べるほどには量や長さがない」という場合は、耳にかけたうえでピンで押さえる方法を取ることをおすすめします。

装飾品は黒でまとめる

髪の毛をまとめるときのヘアピンやヘアゴムは、原則として黒色のものを使用します。ただし、紺色や、暗い茶色程度までならば許容されるでしょう。
カチューシュやシュシュ、バレッタの使用については賛否が分かれるところであり、「問題ないのではないか」とする説もあります。実際、葬儀の専門職の人でもこれを使うことはありますし、黒色ならば問題ないと考えるのが一般的です。
ただ、お葬式(葬儀)の場においては、「判断が分かれることは、より厳しい方に合わせる」の方が無難なので、不安ならばこれらは使用せず、ヘアピンやヘアゴムだけでまとめるとよいでしょう。

男性が気をつけるべき点

「お葬式(葬儀)の髪型」というと女性のそれに注目が集まりますが、男性の髪型も当然問われます。
ここからは「お葬式(葬儀)での男性の髪型」について解説していきます。

必要以上にセットしない

「お辞儀をしたときに、髪の毛が落ちてこない工夫」は、男性でも必要です。そのため、必要最低限のスプレーやムース、ジェルの使用は当然認められます。
ただし、過度にこれを使うことは避けましょう。光沢があったり、ガチガチに固められていたり、前髪がのばしすぎたりした髪型は、お葬式(葬儀)の席では好まれません。
セットは、あくまで「見苦しくしないようにするためのもの」であることを覚えておきましょう。

髪が長い場合は束ねる

「髪の毛が長い場合は束ねる」は、男性についても同じことがいえます。
男性の場合は、シュシュやリボンは使うべきではなく、ヘアゴムでまとめるようなかたちをとりましょう。また、前髪やサイドの髪が落ちてこないようにまとめることも必要です。

子どもが気をつけるべき点

子どもの髪型も、基本的には大人のそれに準じます。リボンなどはつけず、黒いヘアゴムでまとめましょう。
基本的には子どもであっても、大人と同じようにしっかりと1つ結びでまとめます。ただし、小学校に入るより前の幼稚園児などの場合は、2つ結びでも許容されるという考え方もあります。
寝ぐせなどはきちんと直しておきましょう。

お葬式で避けた方がよい髪型

お葬式で避けた方がよい髪型 ここからは、お葬式(葬儀)で避けるべき髪型を紹介していきます。
まず、男女問わず、「耳の下でくくる以外の髪型は避ける」と考えておきましょう。たとえばポニーテールやハーフアップ、高い位置でのお団子ヘアなどはNGとされます。また、みつあみや編み込みなどもしないようにします。
「染髪」に関しては詳しくは後述しますが、あまりにも派手すぎる色は避けるべきです。また、強めのパーマは避けましょう。特に男性の場合は、強めのパーマは目立ちます。
※なお、当然のことではありますが、生まれつきの天然パーマを矯正する必要はありませんし、生まれつきの髪の色が黒ではない場合はこれを染める必要はありません。

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お葬式の髪型に関するよくある疑問を解決!

ここからは、お葬式(葬儀)の髪型に関するよくある疑問と、その解答を記していきます。

ヘアアクセサリーを付けてもいいですか?

髪の毛をまとめるために、「黒あるいは紺、もしくは濃い茶色で、飾り気がないもの」を使うことは認められています。必要以上に大ぶりの飾りがついているものは避けましょう。
ちなみにいわゆる「夜会巻き」を作るためのヘアアクセサリーは、賛否があるため選ばない方が無難です。

前髪の長さが中途半端…どうすればいいですか?

葬式(葬儀)では、「前髪が目元にかかること」は避けるべきだとされています。このため、ヘアピンで止めるようにするとよいでしょう。また、無香料のスプレーなどで押さえても構いません。

セミロングだからまとめにくい…どうすればいいですか?

セミロングの長さで、結ぶほどの長さがない……という場合は、両サイドに流してヘアピンで押さえるようにしましょう。また、髪の毛が顔にかからないように耳に掛けておくと、より清潔なイメージになります。
基本的には、「お辞儀をしたときに髪の毛が乱れない長さ」ならば問題ありません。

髪の毛を染めていても大丈夫ですか?

現在は、「明るすぎない色ならば許容される」と考える向きが多いと思われます。
ただ、あまりにも明るすぎる色である場合は、シャワーで洗い流せるヘアスプレーなどを利用しましょう。ウィッグは基本的には避けます。
※病気の療養中で医療ウィッグを使っている場合などは、当然これを外す必要はありません。

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葬儀に参列する場合に髪型以外で気を付けること

葬儀に参列する場合に髪型以外で気を付けること
最後に、お葬式(葬儀)に参加する場合に「髪型以外で気を付けるべきこと」を軽く述べていきましょう。
ネクタイやカバン、靴や靴下・ストッキングは、黒色で統一するのが基本です。カバンや靴は、金具がついておらず、光沢のないものを選びましょう。
アクセサリーは、着けないのがもっとも無難です。ただし、結婚指輪と、派手ではない真珠のアクセサリーならば着けていても問題ありません。時計は派手なものでなければ問題ありません。
香水をつけることは、当然認められていません。また、医療上必要と認められる場合(白内障の手術後で、医師から指導を受けているなど)を除き、サングラスは使用禁止です。
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まとめ

お葬式(葬儀)の髪型に、華やかさは不要です。清潔感を出すために、長い髪の毛はきちんとまとめましょう。また、ヘアアクセサリーは黒あるいは紺、もしくは濃い茶色でまとめ、必要以上にスタイリング剤を使うことは避けます。
高い位置で髪の毛を結ぶことや、強すぎるパーマ、あるいは明るすぎる色の髪の毛は、お葬式(葬儀)の場ではNGとされています。
髪の毛が結べない場合はピンでまとめ、髪の毛の色が派手な場合は1日で落とせるカラーリング剤などを使いましょう。
なお、お葬式(葬儀)に参列する場合の持ち物は原則として黒で統一し、アクセサリーは着けないのが無難です。サングラスや香水は使用禁止です。
※いずれの場合であっても、「生来の髪の毛の状態」「医療上必要と認められる場合」は、上記のNG項目に抵触するケースであっても、当然問題にはされません。
お葬式(葬儀)は、行う人はもちろん、参列する人にとっても不明点がたくさん出てくるものです。
分からない点があれば、なんでも私たち「サン・ライフ」に気軽にお聞きください。

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