蒸し暑い日が続くようになり、少しずつ夏の面影が見えてきました。
夏といえば、花火、かき氷、夏祭り、スイカ、流しそうめん……
いろいろございますが、その中でもお盆という行事がまた欠かせませんね。
ということで今月と来月はお盆について、少しお話しできればと思います。
そもそも日本でもお盆を7月中旬に行う地域と8月中旬に行う地域と分かれておりますが、
これは旧暦に従って行うか、新暦に従って行うか、の違いだと言われており、
都心部は7月に行うことが多く、地方では8月に行うことが多いと言われております。
お盆の起源ですが、こちらも諸説あります。
一説として、あの世で苦しむ亡き母を救おうとした釈迦の弟子の話に由来する
仏教由来説があり、ここでは盆とはサンスクリット語で
“逆さ吊りの苦しみ”を表す“盂蘭盆会”という言葉にルーツを持つとされています。
またこの仏教由来説とほかに、
仏教伝来前より日本にあった先祖の精霊を祀る慣習が仏教と合わさって今に至るという説もあります。
この説では、先祖の精霊にお供えする供物をお盆に乗せていたことに由来して
“お盆”と言われるようになったもいわれているようです。
さて、次月はこのお盆にまつわる風習で、
“ナスとキュウリ”や“盆踊り”など知っているようで知らない由来や
意味を深堀りしてご紹介していきたいと思います。
さて、八王子北口ファミリーホール5階の仏壇ショールームにおいては、
新盆などお盆の時期に合わせて精霊棚をはじめとしたさまざまな商品を準備しておりますので、
お時間のある方はぜひお立ち寄りいただければと思います。
それでは結びと代えさせていただきますが、皆様のご健康とご多幸を祈りご挨拶とさせて頂きます。
当施設は、感染症対策を徹底し、営業しておりますので何卒、よろしくお願い致します。
ご来館の際のマスク着用は強制ではありませんので、ご安心頂きご来館くださいませ。
八王子北口ファミリーホール 支配人 門奈 剛弘