1日葬を選んだ理由
Tさんのご主人が旅立たれたのは、突然のことでした。入院中も「治療を終えて元気に帰ってくる」と信じていたため、葬儀について具体的に考える機会はなかったとおっしゃいます。まさか、という気持ちの中でお葬式の準備が始まったとのことです。
他社との比較はせず、サン・ライフに即決された理由として、長年の会員としての信頼と、海老名駅に近い地の利を挙げられていました。
ご主人は退職後、社会的な付き合いを少しずつ縮小されていました。認知症もあり、年賀状じまいや病気療養の挨拶を通じて関係を整理してきた中で、「大きくするという方向の考えは、はなから持っていなかった」とTさんは穏やかに話してくれました。ご近所でも家族葬を選ぶ方が増えていたこともあり、今回の形が自然な選択となったそうです。
サン・ライフ 海老名セレモニーホールでの葬儀当日の様子
式はサン・ライフ 海老名セレモニーホールの1階リビングルームで行われました。「コマーシャルで見るような小さいところかと思っていたけれど、とってもいい感じのサイズ感で良かった」とTさんは振り返ります。14名収容のお部屋に11名が参列し、「狭すぎず広すぎず」のちょうどよい空間でお別れができたとのことでした。
式の前日、Tさんが偶然ホールに立ち寄ったところ、スタッフから「翌日のお式の準備ができています」と声をかけられ、祭壇の様子やご主人のお顔をゆっくりと確認できたそうです。「当日に写真をパシパシ撮るのも気が引けると思っていたから、前の日にゆっくり写真が撮れて本当によかった」とおっしゃっていました。
式のハイライトとして語ってくださったのは、スタッフの細やかな心遣いです。「カーペンターズが好きだった」とお伝えしたところ、CDが用意できなくても当日にカーペンターズを流してくれ、「ああ、よかった、カーペンターズが流れてるね」と参列者みんなで聴き入ったそうです。また、娘さんとご主人の思い出として雑談の中で触れた干し芋の話を、スタッフがしっかり受け取り、棺に納めてくれていたことに深く感激されたとおっしゃっていました。「そんなちょっとね、雑談っていう感じで喋ってた時の話をちゃんと拾っていてくださったんだと思って、すごいそれが感激いたしました」と、当時の気持ちをそのままお話しくださいました。
ただひとつ、Tさんが正直に話してくれたことがあります。「家族は10時半集合で、その1時間の間に旅立ちの支度を家族だけでするのかな、と思っていたら、11時半に参列者のみなさんも揃ってから一緒に行う流れになっていた」とのこと。そのため、控室に飾った写真をゆっくりご案内する時間が取れなかったそうです。Tさんご自身は「私の勘違いでもあった」と笑顔で補足してくださいましたが、初めて家族葬を経験される方は、式の流れを事前にスタッフへ詳しく確認しておくと安心かもしれません、とのアドバイスもいただきました。
サン・ライフ 海老名セレモニーホールと大和斎場について
式の前、ご主人はサン・ライフ 海老名セレモニーホールのお部屋で安置されていました。ご自宅は階段が一方通行しかなく狭かったため、自宅への搬送は難しかったとのこと。「ホールの方に安置させていただいて、ものすごく助かった」と率直に語ってくださいました。安置中は午後5時まで自由に入室でき、「顔を見たいと思う時はいつでも見に行けたし、そばにいる時間も自由だった」とのことです。遠くから来た娘さんとも、夜はご実家でゆっくり話す時間が持てたそうです。
エンバーミングについても印象的な感想をお聞きしました。病院からの搬送直後は唇の色が異なり、口元の形も生前と違う状態でしたが、エンバーミング後は「本当に綺麗な肌感も綺麗で、唇の感じが普通の、生前の感じの口の形になっていた」とおっしゃっていました。お顔の状態が自然だったことで、式の前日にも写真をたくさん撮ることができたとのことでした。「やったとやらないとでは大違い」と改めておっしゃっていました。
大和斎場への移動では、Tさんもご主人のそばで霊柩車に乗られました。「棺の横に座って、主人に自宅の近くを通ってもらいながら向かった」とのことです。ドライバーさんとも話が弾み、偶然ご主人の出身地・米沢にドライバーさんが合宿免許で訪れたことがあると知り、「なんという偶然でしょう」と感じられたそうです。
サン・ライフを選んだ理由
Tさんご夫妻がサン・ライフの会員になられたのは、ご主人が65歳で心筋梗塞を起こし救急搬送されたことがきっかけでした。「地の利がいいし、何かあったときはここに運んでってお願いできるから」と、海老名駅に近いサン・ライフへの信頼を持ち、ご夫婦で案内会に参加して会員になられたそうです。
背景には、ご主人の上司にあたる方が事前の取り決めがなかったために、縁もゆかりもない葬儀社に搬送されてしまったというエピソードがありました。「なんでここなの、なんて言いながら葬式に出たことがある」とTさんはおっしゃっていました。そのエピソードを知っていたからこそ、早めに会員になっておいたとのこと。今回のご葬儀が、まさにその備えが活きる場面となりました。
費用について率直に教えていただきました
費用については、会員プランに加入していたこともあり、「ちょうどいいくらいに収まった」とTさんは率直に振り返ります。以前から、この規模の葬儀ならこれくらいの費用感で、とぼんやりイメージしていた通りの範囲に収まったとのこと。「不満もないです」と明確におっしゃっていました。
温かく見守って、気持ちよく送ることができました
葬儀の全体を振り返り、Tさんが語ってくれた言葉が印象的でした。「人数は少なかったけれど、本当に温かく見守って送ることができたと思っています」と、静かな達成感とともに話してくださいました。心から信頼できる人だけを集め、ゆっくりとお別れができたことが、何より大切な時間になったようです。
式の前に中3日間の日程があったことも「心落ち着ける時間があって、すごく良かった」とおっしゃっていました。慌ただしくなりがちな葬儀の準備の中で、ゆっくりとご主人に寄り添える時間そのものが、Tさんにとってかけがえのないものとなったようです。





