家族葬を選んだ理由
今回の葬儀で家族葬を選ばれた背景には、「家族自体が親戚含めて少ないということと、周囲でもそういう形式が増えてきているというトレンドの影響もある」とNさんはおっしゃいます。限られた家族でお父様を静かに見送る形式として、家族葬はごく自然な選択だったようです。
もう一つ大きかったのは、残されたお母様の意向でした。「母が持っているいわゆる常識のようなものに照らしてみると、迷うところはなかった」とNさん。お父様が生前に「お寺にとにかく連絡をしろ、それで全て方がつく」という言葉を遺されていたこともあり、仏教式でお通夜・告別式を行う形式については自然な流れで決まったとのことです。
実際に家族葬という形で過ごされてみて、「式としては、あの、まあ、私自身も納得できる内容だった」とおっしゃっています。ご家族の人数や状況に合わせた選択として、家族葬を選んでよかったと振り返られていました。
王福寺での葬儀当日の様子
告別式は王福寺で執り行われました。担当の三上将広さんについて、Nさんは「相当経験のある方だと思う。状況に合わせた素晴らしい取り回しで、スムーズに進行していただけた」とおっしゃっています。旅立ちの際の身支度についても丁寧なご説明があり、「故人も非常に喜んでいるんじゃないかと思えるような内容だった」と振り返られていました。
ただ一点、率直なご意見もいただきました。最初の打ち合わせ・その後の細かい打ち合わせ・通夜前の確認と、合わせて3回ほど距離のある移動が発生したとのこと。「母がだいぶ動けなくなってきている中で、最初に駆け込んだ平塚西のホールで全て対応してもらえると思っていた。あちらに行くこっちに行くというのが、少し残念だった」とNさん。お母様へのご負担を心配されていました。
王福寺と平塚市斎場について
ご遺体の引き取りは亡くなった翌日という状況でしたが、スムーズに対応していただいたとのことです。その後、式場の東館にて3日間安置していただき、その間は自由に面会することもできました。「安置していただいている間の状態も気になっていたが、立ち会うこともでき、非常にありがたかった」とNさんはおっしゃっています。
火葬は平塚市斎場で行われました。Nさんにとっては初めて訪れる施設でしたが、「非常にしっかりした施設で、職員の方たちも真摯に対応していただいた」という印象を持たれたとのことです。一方、最初は火葬中の待ち時間がやや長く感じられたそうで、「聞いていた予定よりも時間が長かった。当日は割と混み合っていたのかもしれない」と振り返られていました。全体としては整った施設での丁寧な対応に、ご満足いただけた様子でした。
サン・ライフを選んだ理由
サン・ライフにお声がけいただいたきっかけは、平塚市出縄のご自宅のすぐ近くにサン・ライフの施設があったことでした。介護施設から「24時間以内に引き取ってください」という連絡が入り、「一刻も早く」という思いでお母様が近くのホールに連絡を取られたのがはじまりだったとのことです。
他社との比較はせずサン・ライフに即決された理由として、以前から近所にホールがあることを知っていたことへの安心感と信頼を挙げられていました。「自分の知っている一番近くのホールに駆け込んだ」という言葉通り、緊急時の判断としてとても自然な選択だったようです。
費用について率直に教えていただきました
最初は家族葬であればもう少し費用が抑えられるかもしれないという感覚をお持ちだったNさんですが、実際に葬儀前日の最終見積もりを確認したところ、想定を超えた金額だったとのことです。「寺院での葬儀だったので、準備にかかる費用もありました」。
特に印象に残ったのは内容の充実ぶりでした。「参列者7名の家族葬だったにもかかわらず、内容は50名ほどでも十分に対応できるほど立派なものだった」とNさん。「人件費などについても、正直もったいないと感じた部分があった」と率直にお話しくださいました。費用の相場には詳しくないとおっしゃりながらも、「家族葬という規模に合った内容を選べるとありがたい」という感想をお持ちでした。
母の気持ちに寄り添ったお別れが叶えられました
今回の葬儀でNさんが一番大切にされたのは、「残された母がぶれないように、母の気持ちに合った形でお見送りしたい」ということでした。「やることはやったという思いはあった。だからこそ、残された母の気持ちを大切にしたかった」とNさんはおっしゃっています。
お葬式を終えられた今も、その思いは現在進行中だとのこと。それでも「母の気持ちに合った形で見送れた、その点ができたというのは良かったかなと思っています」と、静かに振り返ってくださいました。







