1日での家族葬を選んだ理由

Mさんのお父様が旅立ったのは2026年6月のこと。お見送りの形として選ばれたのは、1日での家族葬でした。

実は2年前にお母様を見送られた際にも同じサン・ライフにお世話になり、同じく1日葬を執り行われたそうです。「本当はお通夜からちゃんとやるのが、母の望みだったかもしれないんですけれども、そのときにそれができなかったので、ちょっと父も同じような形式でって、母の葬儀の形に合わせてしまったんですね」と率直に話してくれました。

お通夜を省いた形式を選ぶことへの迷いがなかったわけではありませんが、「サンライフさんにものすごく良くしていただいて、1日でしたけれども、私たち家族としてはちゃんと父を送ってあげれたなっていう気持ちはあります」とMさんは振り返ります。

サン・ライフ伊勢原駅南口ファミリーホールでの葬儀当日の様子

葬儀当日の様子で一番印象に残っているエピソードを聞くと、Mさんはすぐに「棺におにぎりを入れる場面」を挙げてくれました。

「土を棺に入れるときに、みんなでおにぎりをそちらで作らせていただいたんですが、なんか上手にできなかっただとか、ちっちゃかった、大きくなったとかって、そういうようなことを家族でみんなで話して」とのこと。お父様が生前に好まれていたおにぎりを、家族全員で手作りしてお供えしたそうです。

「おにぎりも好きだったんですけれど、食べるものを制限されてまして、なかなか好きなものが食べれなかったんです。そこにね、好きだった唐揚げとかコーラもつけていただいて、最後にそういうのを一緒に持たせてあげれてよかったな」とMさんはしみじみ語ってくれました。病気で食べられなかったものを、最後にやっと一緒に持たせてあげられた——そんな家族の思いが伝わる場面でした。

サン・ライフ伊勢原駅南口ファミリーホールと秦野火葬場について

今回利用されたサン・ライフ伊勢原駅南口ファミリーホールは、2年前のお母様のご葬儀でも使われたホール。「特に悪いような印象とかそういうのはもちろんないし、家も近くていいし。やっぱり今回もこちらでお世話になってよかったなっていうふうには思っています」とMさん。

お父様がお亡くなりになってからご葬儀までの間、ご遺体は自宅に安置されました。エンバーミングを施していただいたことで、「心配することなくゆっくりと時間を過ごすことができました」とのこと。最初は安置中の状態が心配になるかもと思っていましたが、エンバーミングで安心して過ごせたとおっしゃっていました。

秦野火葬場での流れも特に困ったことはなかったそうですが、一点印象に残る場面があったとのこと。「急に1人、予定してなかった人が来てくださって、香典返しの数が足りなかったんですね。すぐじゃあ香典返しの方を用意しますねって言って、すごい親切にしていただいて、ありがたいです」とMさんはおっしゃっていました。咄嗟の出来事にも臨機応変に対応してくれたスタッフの対応が、特に印象に残られたようです。

サン・ライフを選んだ理由

他社との比較はせずサン・ライフに絞ってご依頼されたきっかけとして、「母がケアマネージャーさんにお世話になってたんで、それでじゃあサンライフさんかなってことがちょっとあった」とのことでした。お母様の葬儀でお世話になった経緯と、ケアマネージャーさんとのご縁が、今回も迷わず連絡できた背景にあったようです。

実際に今回のご葬儀を振り返っていただいた際にも、スタッフの対応、エンバーミングの手配、火葬場での臨機応変な対応と、複数の場面で安心感を感じていただけたとのこと。「今回もこちらでお世話になってよかったなっていうふうには思っています」という言葉に、2回にわたって積み重ねてきた信頼が表れているように感じました。

費用について率直に教えていただきました

費用面について率直に聞かせていただくと、Mさんは「もう大体このくらいの額になるものだろうなっていうような感じの額でした」とお話くださいました。1日葬という形式を選んだことで、あらかじめある程度の費用感を持っていたとのことで、当日に想定外の出費があったわけでもなく、その点でのストレスはなかったようです。

葬儀を振り返る中で、事前に知っておけばよかったことはないかと聞いたところ、「そういうことは考えたことなかったですね」とのお答えでした。お父様の死が突然だったこともあり、費用まで細かく事前準備する余裕はなかったそうですが、結果として想定の範囲内に収まったことは、大きな安心材料になったとのことです。

自分たちにできることはやってあげた、そう信じています

今回の葬儀で一番大切にされたことを伺うと、「自分たちができる中でちゃんとやってあげてたっていう思いはあります」と、Mさんは静かにおっしゃいました。昔のように大勢を呼ぶ葬儀ではなく、少人数でゆっくりと父を送れたこと——それは確かに実現できたと感じられているようでした。

ただひとつ、正直な気持ちも聞かせてくれました。「やっぱりちょっと思ってた亡くなり方と違ったんで、少しまだ混乱してて、全然全てやりきったとかっていうような思いは今してないんですよね」とのこと。突然のお別れには、どんなに準備をしていても心が追いつかない部分があるのかもしれません。全体としては精一杯のお見送りができたと感じながらも、その一点だけがまだ胸に残っているとのことでした。