1日葬を選んだ理由
「今回はこちらだけでやりましょう、ということになってたんです」とHさんはおっしゃいます。昭和18年生まれのHさんのご家族は8人兄弟。半分は北海道、残りは本州と各地に散らばり、それぞれが所帯を持っています。故人様のお兄様は独身でお過ごしになっていたこともあり、遠方の親族をわざわざ呼ぶのは大変だと判断。Hさんは一番下の妹さんと2人で相談し、「こちらだけ」で見送ることを決めました。
実は弟様は生前、「海が好きだから散骨してほしい」とご希望を伝えていらっしゃいました。そのためサン・ライフに会員として備えていたHさんでしたが、「最初は火葬場で一人で骨を拾って、散骨は後日にするつもりだったんです」とおっしゃいます。ところが病院へお迎えに来た原口さんから「葬儀と火葬は一緒なんですよ」と説明を受け、改めて1日葬という形式で丁寧に見送ることを決断されました。「葬儀は高いと思ってたから」という先入観が、その一言で変わったといいます。
サン・ライフ 湘南大磯ホールでの葬儀当日の様子
「エンバーミングで、顔もずいぶん綺麗になりましたし」とHさんは振り返ります。葬儀まで数日間の安置期間があったことで、Hさんは何度でも足を運んでお参りすることができました。「いつでも行ってお参りができたりしましたし」とのこと。葬儀の写真も「ずいぶん綺麗にできた」と満足されており、思い出の写真を物語のようにまとめてくれたことも印象に残っているとおっしゃっていました。
当日の進行についても「皆さん素晴らしかったです。きちっとされてて」とHさん。10名という人数の葬儀でも、式の流れはスムーズで、不安を感じる場面はなかったといいます。
サン・ライフ 湘南大磯ホールと平塚市聖苑について
ご安置室については「綺麗に安置されているし、素晴らしかった」とHさん。ご安置室を担当していたスタッフについて「明るい人で、行くとすぐニコニコと対応してくれる」とのことで、暗くなりがちなご安置室の場面でも、スタッフの笑顔が場を和やかにしてくれたといいます。「文句のつけようがない」スタッフだと話してくれました。
火葬場の平塚市聖苑については「近代的で驚いた」という言葉が印象的でした。北海道の田舎で見ていた、煙突の立つ昔ながらの火葬場とは全く異なる現代的な設備に、Hさんは思わず驚いたとのこと。「どこへどう入ったかわかんなくなるぐらいの感じ」という表現が、その驚きをよく表しています。火葬場ではゆっくりと食事もとれたとのことで、「文句は全くないですよ」と話してくれました。
サン・ライフを選んだ理由
Hさんがサンライフに連絡できたのは、会員として名前を知っていたからでした。弟様が亡くなった日の夜、病院に駆けつけたHさんは、医師の死亡確認後に残された若い看護師さんと2人で、次の段階への対応に戸惑っていたといいます。「お互いにどうしたらいいのかわからなかった」と率直に振り返るHさん。思い切って「サン・ライフというのをちょっと知ってるんですけど」と切り出すと、看護師さんがすぐに電話番号を出してくれました。
電話をかけると、その日のうちに「夜6時半から7時の間にお伺いできます」と約束してもらえました。「それでほっとしたんですよ。遺体がちゃんと所定のところへ運んでいただけるんだと思って」とHさんはおっしゃいます。湘南大磯ホールの原口さんが駆けつけ、夜9時まで流れや費用の説明をしてくれたことで、Hさんの不安は少しずつ和らいでいきました。「最初知ってたつもりだったんだけど、現場に行くとどうしたらいいかわからないですよね」——その言葉は、多くの方に共通する体験だといえるでしょう。
費用について率直に教えていただきました
費用については、もともと会員として積立をされていたHさん。事前の積み立てを活用することで「得している感じがした」とのことで、費用面での満足感はとても高かったようです。「費用については最初から、これいくらこれいくらと説明を受けていましたし、私が選択したい時はこちらでお願いしますと言えていましたから、特に問題なかったですね」と話してくれました。
想定外の追加費用があったわけではなく、丁寧な説明のもとで納得して進められたことが、費用への安心感に繋がっていたといえそうです。会員として事前に備えることの意味を、今回の体験で改めて実感されたようでした。
その後はすんなりいった。後悔は特にないです
「そういう面で非常に助かりました。それからあとは別にすんなりいったんだけど」とHさんは振り返ります。病院での困惑という予想外のスタートはあったものの、サン・ライフに連絡してからは「すんなりいった」とのこと。今回の葬儀で後悔はないかを伺うと、「特にないですよ」と即答されました。
一点だけ、これから葬儀を迎える方へのアドバイスとしてこう話してくれました。「逆に全体的に、システム的に、亡くなった時にその場に誰かソーシャルワーカーさんがいたらありがたいな、という感じがしましたね」。病院での手続きの流れを知っていて、次の段階への橋渡しができる人がいると助かる——Hさんの経験から生まれた、率直な一言です。また「名前だけでも知っておく」という準備の大切さは、今回の体験全体に通じる教訓でした。
