家族葬を選んだ理由
「父ももう高齢で会社関係とかもないですし、近所の周りも皆さん高齢者なので、逆にご案内してご負担をおかけするよりも、家族みんなで密にお見送りできたらなと思って家族葬にしました」とHさん。参列者を絞ることへの迷いよりも、大切な人たちだけで心を込めて送り出したいという思いが先にありました。
35名という参列人数ながら、「みんな知ってる顔、やっぱり大事ですし、すごい良かったと思います」とHさんは振り返ります。金属(きんぞく)婚の節目でもあったお父様の葬儀は、「湿っぽくなく、和気あいあいと昔話でずっと盛り上がれた」形になりました。家族葬という選択が、最後まで明るくお父様を見送る場につながったといえそうです。
サン・ライフ相模ファミリーホール2階での葬儀当日の様子
葬儀当日、参列者の心を最初につかんだのは受付前に飾られた写真でした。「写真が飾られたのが一番最初の印象で、写真を見ながら結構みんなで盛り上がっていたんですよね。正解というか、そういうふうに作っていただいてよかったな、と」とHさん。さらにスクリーンに映し出された写真の動画も、場の空気を一変させました。「父の生まれ故郷の写真とか、私たちの小さい頃とか、父のすごく若い頃の写真が流れたりして、本当に盛り上がった、よかったと思います」。
スタッフの対応もHさんの記憶に深く刻まれています。「打ち合わせでゴルフが好きって言って、ゴルフクラブが入らないって言ったら、お手製のゴルフクラブを作ってくださって。お酒が好き、お寿司が好きと言ったら、わざわざちゃんとしたお寿司を作ってくださって、家族・親族がネタを乗っける作業をさせてくれたりとか」。依頼していないのに、打ち合わせの会話を読み取って形にしてくれた心遣いが、家族全員の心に残ったといいます。
湯灌(ゆかん:お体を清める儀式)についても、印象的な時間だったとHさんは語ります。「最初はちょっと怖いかなって心配になっちゃうこともあったんですけど、係の人がすごく丁寧に説明してくれて、父のことも本当に丁寧に扱ってくれていたので、安心して参加できました」。
一方、Hさんの妹さんが少し気になった場面もあったとのことです。「若い女性スタッフが3人で固まって、父のアルバムを見ながら私語をしていた場面があって。確認の意味で見ていたのかもしれないんですけど、私たちがいる前でその話題で職員同士が話すのは、ちょっと場違いかな、と妹が感じました」とHさん。全体への満足が大きいからこそ、その一点だけが心に残ったとのことでした。
サン・ライフ相模ファミリーホール2階と相模原市営斎場について
式場の設備・雰囲気については、「お花の飾り付けもすごく綺麗で、本当に想像以上に花屋さんのような祭壇になりましたし、いただいた供花もすごく綺麗に飾ってもらえた」とHさん。途中、名札が1枚誤表示されていることに気づきましたが、式が始まる前にすぐ正しいものに直してもらえたといいます。「言い方はあれですけど、迅速に対応していただけて、本当にありがとうございます、という感じでした」。
相模原市営斎場での火葬については、「事前の説明もちゃんとしてくれましたし、車に乗る順番も全部把握して、一つも間違いなくたどり着けました。本当に良かったと思います」とHさん。移動の段取りも事前にしっかり案内されていたため、当日は混乱なく進められたとのことです。
サン・ライフを選んだ理由
「もう10年前とかに、父と母がもう申し込みしていたんですよね、積み立てみたいな感じで」とHさん。会員として事前に登録しておいたことが、いざというときの迷いをなくしました。「亡くなりましたっていう連絡をしてから、すぐに病院に父を迎えに来てくれて。本当に手際よく、その時々で適切なアドバイスや指示もしてくれたので、家族としては迷うことなくちゃんとできた」とのことです。
事前相談については、「なくなってみなきゃわかんないことが本当に多くて。事前に写真は撮っていたけど、いざ見た時に『今のお父さんってこの写真じゃないよね』ってなって。事前の話はやっぱり先延ばしにしたいじゃないですか」とHさん。だからこそ、「会員に入っていたので連絡先が決まっていた。どこにしようかということがなく、すぐに対応できた。そこはすごく良かった」と話してくれました。
費用について率直に教えていただきました
費用面は、会員であることが大きく作用したといいます。「かなり会員だということで割引がすごいついていて、プラス積み立てた金額が割り増しになっていて、実際にかかったお金より安くなっていると思います。全く問題なく予定内で済んだ感じです」とHさん。会員積み立てと割引の組み合わせにより、費用面の不安なく葬儀を進められたとのことです。具体的な金額についてはお話しいただいていませんが、「高いとは感じなかった」と率直な言葉も添えていただきました。
父への思いを双方で確認し、心に刻むことができた
「一番大切にしたことは、やっぱり父の気持ちというか、父への思いも、父が私たちをどういうふうに思ってくれていたかとか、逆に私たちが父をどう思っているかということを双方で確認して、もうそれを心に刻む、ということを大切にしていました」とHさん。そして「実現できましたよね。本当に感謝しかないです」と続けました。
インタビューの最後に、Hさんは印象深いひと言を残してくださいました。「お葬式って業務で、もう何十回も出てるんですよ。係員としていろんなお葬式を見てきている。35年くらいなんですけど、私、自分のお葬式(=父の葬儀)が一番良かったと思ってます」。葬儀の現場を長年知る方が「父の家族葬が一番良かった」と断言してくださった。その言葉がすべてを物語っています。
これから葬儀を経験する方へ、Hさんはこうメッセージを贈ってくれました。「わからないことばかりだと思うんですよ。でも、心配事はスタッフに正直に聞けばアドバイスしてくれますし、自分の要望も遠慮なく伝えれば、スタッフさんは必ず答えてくださる。スタッフを信頼して、不安なことも願いも遠慮なく伝えた方がいいですよ、っていうのは伝えたいです」。
