火葬式を選んだ理由

この度の火葬式という形式を選んだ理由について、Iさんはひとことで答えてくれました。「あのご本人の意向でした」。故人であるお義母様が生前から「できるだけ簡素化で、日数もかけずにお金もかけずに」と希望されていたとのことです。

他の葬儀形式との比較はせず火葬式に即決された背景には、故人であるお義母様ご自身の強いご意向があったとIさんはおっしゃいます。

今回の選択が適切だったと実感できたのは、過去の経験と比べた時でした。7〜8年前、ご主人のお父様を見送った際には通夜・告別式と丸2日のフルコースで、前日から親族全員で宿泊したほど大変だったといいます。「やっぱり全然。こっちの方が本当に楽というか」と、体力的な軽減だけでなく、多くの方へのおもてなしに伴う精神的な負担が大幅に減ったことを率直に話してくれました。

サン・ライフセレモニーホール多摩での葬儀当日の様子

セレモニーホール多摩でのお別れは、ご家族と近しい方だけで穏やかに執り行われました。高齢の親族の方々は足腰の状態から参列が難しく、「来れますよってお伝えはしたんですけど、やっぱもう足腰があってことで、本当に近場のものしかやっぱ来れなかった」とIさんはおっしゃいます。それでも、限られた人数で大切な方と静かに向き合う時間を持てたといいます。

特に印象に残っているのは、担当スタッフへの何気ない雑談での出来事です。「いろいろお肉が好きだとか、お裁縫が好きだってちょっとお伝えをした」ところ、なんと担当の方がお肉を用意してくれたといいます。「あれはもうびっくりというか、本当感動しましたね。焼きたてのお肉とか、故人も喜んだんじゃないかな」と、Iさんは目を細めるようにおっしゃっていました。

サン・ライフセレモニーホール多摩と南多摩斎場について

セレモニーホール多摩の施設については、「もう全然素晴らしい、設備と施設で。本当に何も気になることなく」とIさんは即答されました。「それだけのお金がかかる施設だなっていうのは感じた」とも話してくれました。駐車場もわかりやすい場所にあり、当日の移動もスムーズだったとのことです。

南多摩斎場では、スタッフの方々の気遣いにも感謝されていました。一点だけ、率直なご意見もいただきました。「私は3回目なんですが、あそこの斎場利用するのが」というIさんでも、初めて利用する方には流れがわかりにくいかもしれないと感じたといいます。「10時に待ち合わせとするならば、何時に何するとか…紙一枚でいいので、なんか段取り表みたいなのがちょっとあればよかった」という率直なご意見でした。全体的な満足度は高いながら、その一点だけが心に残ったとおっしゃっていました。

サン・ライフを選んだ理由

複数の葬儀社を検討された中で、最終的にサン・ライフを選んだ決め手は、設備の充実さと以前からの信頼関係だったとIさんはおっしゃいます。

実は、選ぶきっかけはしばらく前にさかのぼります。故人であるお義母様が互助会に入られていた際、Iさんが移管手続きを担当されたといいます。「相見積もりというか、まあ、ちょっと何箇所か見た時、やっぱりもうサン・ライフさんが一番」と振り返られます。以前から付き合いのある安心感も大きく、「勝手がわかってるんで、やっぱいいのと、やっぱり設備がやっぱり一番素晴らしかった」と話してくれました。

費用について率直に教えていただきました

費用面では、互助会制度に関する認識の違いで少し戸惑いがあったようです。「自分はてっきり積み立てたお金分のサービスが受けられるのかと思っていた」とIさんはおっしゃいます。しかし実際には、火葬式という形式では使えないサービスもあり、積み立て分をすべて充当できたわけではなかったとのこと。

担当の方に改めて説明を受け、「そのサービスを使わなければ積み立て分がなかなか充当できない仕組みなんですよ」とようやく理解できたと話してくれました。「7〜8万ぐらい追加しちゃったかな」という感覚を持ったとのことでした。一方で、担当者がわざわざお肉を準備してくれたことを「使い切れなかった分への思いやり」として温かく受け取っていたともおっしゃっていました。今後、火葬式を選ぶ方が増えていく中で、互助会の利用制度がよりわかりやすくなることへの期待も語っていただきました。

故人の意向通り、シンプルに見送ることができました

今回の葬儀全体を振り返って、Iさんが一番大切にしたかったのは、故人であるお義母様ご自身の最後のご意向を叶えることだったとおっしゃいます。「できるだけ簡素化で、日数もかけずにお金もかけずに」というお義母様の言葉通り、シンプルに見送ることができたことに、静かな満足感を覚えているようでした。

体力的な負担が少なく、担当スタッフの細やかな心遣いにも支えられた今回のお別れ。形式はシンプルでも、故人の望みを叶えた心のこもったお見送りが実現できたと、Iさんは穏やかにおっしゃっていました。