1日での家族葬を選んだ理由
Kさんの夫は長年重度の認知症を患い、施設に入居されていました。「やっぱり入居費が高いところなので、何年も入ってると介護費用がかなりかかった」とKさん。経済的な事情もあって、できる限りシンプルな葬儀を選ぼうと考えられたそうです。
故人の交友関係も少なくなっていたこともあり、Kさんは妻として「最低限の、ということで」1日での家族葬を選ばれました。当初は直葬も検討されていましたが、「あまりに直葬だと寂しすぎる」という気持ちが残り、断念されたとのことです。
そんな中、職場の知人が昨年サン・ライフで葬儀を行ったという話を聞き、「直葬にプラスお別れ式みたいなシンプルなのがある」という情報を得てサン・ライフに関心を持ちました。最終的に1日での家族葬というプランを選ばれています。
サン・ライフ 清新斎場での葬儀当日の様子
「一日で家族だけ、身内だけだったので人数も少なかったんですけど、とってもゆったりした式にはなったので。後味はとてもいい感じかなというか」とKさんはおっしゃいます。追い立てられる感じがまったくなく、「身内もゆっくりと、運び出すまでを過ごせた」と振り返ってくださいました。
特に印象的だったのは、納棺の儀でした。「過去の親族の時には納棺の儀はなかった」というKさんにとって、初めての経験でした。「ゆったりと送ることができて」とおっしゃっており、故人をていねいに送り出せた喜びが伝わってきました。
式の途中、Kさんの靴底が壊れてしまうというアクシデントがありました。しかしスタッフは「慌てた様子もなく、あんまり目立たないようにすっと持ってきてくださった」とKさん。火葬場にも事前に連絡が届いており、現地でもサンダルを貸してもらえたそうです。「それはとっても心遣いが嬉しかったです」とおっしゃっていました。
サン・ライフ 清新斎場と相模原市営斎場について
安置の環境についても、Kさんは大きな驚きを感じられました。「過去の親族の時には安置場所も結局冷蔵庫の引き出しという感じで」と振り返るKさん。今回は初めて一部屋を貸し切っていただき、「そのまま寝たお布団にくるまってというか」という形で安置されました。「綺麗なお部屋でしたし、とってもよかった」とのことです。
式場については「人数の割にはすごい広いなと思って」という第一印象だったそうですが、「広い分にはいいですし、すっきりした感じ」とおっしゃいます。ゆとりある空間が、家族だけで過ごす時間をより穏やかにしてくれたようです。
また、Kさんは葬儀までの日数があったことからエンバーミングも依頼されました。「亡くなると急激に水分が抜けて、特に顔がこけてしまって別人のようだった」という過去の経験から、今回は思い切って選ばれたとのこと。「本当になんかとても綺麗な顔で、やっぱりそれは思い切ってよかったかなと思いますね」と、費用はかかったものの満足されていました。
サン・ライフを選んだ理由
Kさんがサン・ライフを選ぶにあたって判断の軸になったのは、地域での実績と信頼感でした。「相模原ではサン・ライフさん、施設の数が多いですよね」とおっしゃるKさん。「地元で施設が多くやってるってことは、大きな問題を起こしたら結局やっていけないんだろうなと思って」という独自の視点で選ばれたとのことです。
ネットでも他の葬儀社を比較検討されましたが、「格安業者とかあるじゃないですか、やっぱりなんか安く書いてあるけど、絶対そうはいかないだろう」と感じ、過度な低価格訴求には懐疑的でした。有名チェーンがトラブルを起こした記事を目にしたことも、慎重に比較された理由のひとつです。
最終的には、職場の知人がサン・ライフで葬儀を行ったという口コミと、地域での施設数による安心感が重なり、サン・ライフに決められました。
費用について率直に教えていただきました
費用については正直にお話しいただきました。「本当のところ、想定した金額よりもやっぱりかなり高くなったな」というのがKさんの感想です。もともと直葬に近いシンプルなプランを想定されていたこともありました。
ただ、エンバーミングや納棺の儀など、実際に経験してみて「やってよかった」と感じるサービスもありました。「さかのぼって考えたら、金額的にはこうなのですねっていう」と、振り返れば納得できものであったとおっしゃっています。
一点、Kさんが「もっとできることがあった」と感じたのは、オプション選びの場面でした。「これは絶対省いちゃうと失礼なのか、それともなくてもいいのかの判断が短時間に決めなきゃいけない」という状況に戸惑ったとのことで、事前に相談しておけば少し楽だったかもしれない、と感じておられるようです。
家族だけでゆっくり見送れた。それが何より大切でした
「とってもゆったりした式にはなったので。後味はとてもいい感じかなというか」――Kさんが今回の葬儀を通じて一番大切にされていたのは、身内だけで静かに、追い立てられることなく夫を送り出すことでした。
1日での家族葬という選択は、経済的な事情や家族の状況から選ばれたものでしたが、結果として「ゆったりした時間」「後悔のないお別れ」を実現することができました。Kさんご自身も体調に不安を抱えながら主催者として式を執り行われた中で、スタッフの落ち着いた対応や安置室の環境が支えになったと振り返っておられます。
「スタッフの方、とてもいい感じだったので、ここだけは」というKさんの言葉が、葬儀の全体像を語るうえで印象的でした。
