一般葬を選んだ理由
当初、ご家族の間では家族葬を検討していたとIさんは話します。「当時本当に家族葬でって話はしてたんです」。しかし、故人が長年床屋を営んでいたことが、方針転換のきっかけになりました。「父ももともとそれをやってて、組合の関係もあって、組合でいろんな役をやってたんです」とIさん。引退後もその役職はIさんが引き継いでいたため、組合の方々への連絡は欠かせませんでした。「やっぱり組合の方にも連絡しなきゃなっていうことで、家族葬じゃちょっとこれはまずいなって思ったんで、急遽一般葬に替えさせてもらいました」——そう振り返ります。
急遽一般葬への変更を伝えたところ、すぐに対応してもらえたとIさんは振り返ります。「もうすぐ対応してもらったんで、すごい助かりました」。当日は予想以上の参列者が訪れ、「思ったより皆さん来ていただいちゃったので。一般葬にしといてよかったなっていうのは家族でも話ししてます」とIさんは満足げに語ってくれました。「ちっちゃくやってたら大変だったろうなっていう感じ」——最初は家族葬のつもりでいたことが、結果として大きな分岐点になったと感じているご様子でした。
サン・ライフ相模原会館での葬儀当日の様子
今回の葬儀でIさんにとって特に印象深かったのが、湯灌(ゆかん)の場面です。「今回初めてそういう体験というか、その目の前でいろいろやっていただいた」とIさんは振り返ります。前年には義理の父を見送った経験があったものの、湯灌には立ち会ったことがなく、今回が初めての体験でした。
しかも、Iさんは床屋という仕事柄、湯灌の場で「頭を洗わせてもらったり、父の顔剃りを少しやらせてもらったりした」と話します。「なかなかそういう感じはできないんじゃないかなって思ってたのが、やらせてもらってたのが、これもいいあれだったなとは思います。なかなかできないことなんでね」——Iさんはそう言葉をかみしめながら語ってくれました。2日間の式を振り返ると「あっという間に終わっちゃった感じがした」とも話されましたが、「意識はできたんじゃないかとは思います」と、しっかり父を見送れた実感も持てたご様子でした。
サン・ライフ相模原会館と相模原市営斎場について
サン・ライフ相模原会館には、以前にも知人の葬儀で何度か足を運んだことがあったとIさんは話します。「式場もいろんなところで葬儀をしたりもするんですけど、その中でも落ち着いた感じがあった」とIさん。今回の葬儀でも、その落ち着いた雰囲気は変わらなかったとのことです。
安置については、式場内で1週間お預かりいただきました。その期間中、特に心に残ったのが音楽への配慮でした。「父の好きなムード歌謡が、と言ったら本当に流しといてくれたんで、その辺がすごくいいなって思いました」——生前に好んでいた音楽が安置の1週間ずっと流れ続けたとのことです。さりげないその気遣いが、Iさんにとっての大切な思い出になっています。
翌日の火葬は相模原市営斎場で行われました。「別に何も問題もなく、普通に滞りなく行けたと思います」とIさんは話します。特に困りごとや待ち時間での不安もなく、全体を通じてスムーズだったとのことです。
サン・ライフを選んだ理由
お父様がお亡くなりになったのは早朝4時過ぎのことでした。「朝早い段階で亡くなりましたで、どこか連絡先っていうので、もうもともと決めてたので」とIさんは話します。特に迷うことなく、すぐにサン・ライフへ連絡したとのことです。
他社との比較はせず、サン・ライフに絞って依頼された理由として、「床屋なりにやっぱ付き合いがあるので、場所は決まってたんです。父はここ、母はここって」と話されていました。父が互助会にも加入し、以前から”かかりつけ”のように決めていた葬儀社だったことが、迷いのない選択理由でした。
担当の加邉 楓真さんをはじめとするスタッフの対応についても、Iさんは「何でも気がついたことをいろいろ言っていただいたりとか、助けていただいてめちゃくちゃ感謝してます」と語ります。「こっちもなんかポケーっとしちゃってたとこもあったんで、その辺はもう助かりました」——動転している中でも先回りして声をかけてくれるスタッフの存在が心強かったとのことです。「他のスタッフの方も皆さんもう本当によくしていただいたんで、感謝しかないですよ」と、式全体を通じた感謝の言葉で締めくくってくれました。
費用について率直に教えていただきました
費用については「どうなんでしょうね。まあそれもこういうぐらいですよねっていう感じで受けています」とIさんは話します。互助会に加入していたことで「色々と割引をしていただいたっていうのもあった」とのことで、費用全体の感覚は想定の範囲内だったとのことです。
さらに、返礼品の未使用品については返品・返金にも対応してもらったとのことです。「残ったやつをこの間返しに行ったんですけど、またそれに対しても返金してくださるんで、その辺は助かりますね」——葬儀後の丁寧な事後対応も、満足度を高める要因のひとつになったようです。
床屋として生きた父らしい式が実現できた
今回の葬儀でIさんが何より大切にしたのは、「父らしい式」を実現することでした。晩年は認知症を患い、最後は記憶があいまいになっていたという父ですが、元気だったころはいつも「店のことばっかり言ってた」とIさんは振り返ります。長年床屋を営んできた父にとって、仕事はまさに人生そのものだったのでしょう。
その想いに応えるように、葬儀会場には父が長年営んでいた床屋の写真が飾られ、床屋の親方としての姿を前面に打ち出した式になりました。「組合の方たちがメインで来てくれてたので、来た人たちも懐かしく思いながらお焼香に来ていただいた」とIさんは言います。「私としても大事にしてたことを、それをやっていただいたって形ですね」——その言葉に、大切にしていた想いが叶えられた満足と感謝が込められていました。








