1日での家族葬を選んだ理由
今回の葬儀で旅立たれたのは、Hさんの弟様です。独身で子供もなく、糖尿病と腎臓病を長年患いながらも「施設には入らず、最期まで自宅で過ごしたい」という意思を持っていた弟様。在宅診療を受けながら自宅生活を続けていましたが、急変後に入院。その後、緩和ケアホスピスに移り、入所から9日間で旅立たれたといいます。
他社との比較はせずサン・ライフに即決された理由として、20年以上前から互助会に加入していたことへの信頼を挙げられていました。
弟様自身が生前「家族葬でしてほしい」と希望されており、その言葉に従って1日葬という形式を選ばれました。「人数より質というか、心が通じたらそれが一番かな、と思って」とHさんは話されます。
サン・ライフ相模ファミリーホールでの葬儀当日の様子
葬儀当日、Hさんにとって特に印象深かったのが、棺に納める前の時間に実現した「手巻き寿司作り」です。スタッフが「弟さん、釣りが好きで、お魚もさばいていらっしゃったとおっしゃっていましたよね。みなさんで手巻き寿司を作りましょう」と声をかけてくれたといいます。ご飯・海苔・マグロ・卵など、さまざまなネタを用意してくれたスタッフと一緒に、家族全員で手巻き寿司を作り、棺の中に収めました。
最初は「手巻き寿司を作りましょう」と突然言われた時はびっくりしたといいます。しかし実際に皆で巻き始めると、「太くなりすぎたとかみんなで言いながら」笑い声の聞こえる温かいひと時となり、「一番記憶に残る」体験になったとHさんはおっしゃいます。
さらにスタッフは、弟様の釣り好きにちなんで、ダンボールで丁寧に作った釣り竿と魚の模型を当日持参し、棺に添えてくれました。そして弟様がこよなく愛したコカ・コーラには、既製品のラベルをはがして弟様のお写真を印刷した特製ラベルを巻いてくれていたのです。「お店で買ってきたコーラじゃなくて、ちゃんと弟が映り込んでるコーラになっていて、本当にびっくりしました」とHさんはおっしゃいます。
サン・ライフ相模ファミリーホールと相模原市営斎場について
安置については、サン・ライフ相模ファミリーホールの式場に安置されました。「毎日弟のところに通えて、話しかけながら過ごせた」とHさんは話しています。式場での安置によって、家族がゆっくりとお別れの時間を持てたようです。
火葬場は相模原市営斎場を利用されました。火葬まで3日間の待機があったとのことですが、その間も式場で弟様のそばに寄り添う時間を持てたと感じていらっしゃるようです。
サン・ライフを選んだ理由
Hさんが今回サン・ライフを利用された背景には、20年以上前からの互助会加入があります。ご主人を早くに亡くされた際、「自分もいつどうなるかわからない、もし弟が先に逝ったら弟のために使おう」と思って加入されていたといいます。
実際に弟様の余命3ヶ月が告げられた頃、Hさんは一人でサン・ライフへ事前相談に出かけられました。見積もりをもらい、葬儀の大まかな流れを確認しておいたことで、弟様が亡くなった後もスムーズに打ち合わせを進めることができたといいます。「息子も、お母さんが先にいろいろ事前に聞いてたから話を進めるのもわかりやすかったねと言っていました」とHさんは話されます。
費用について率直に教えていただきました
費用については、互助会への長年の積立があったことで、概ね想定の範囲内だったとのことです。「20何年も前にかけていたものを使わせてもらった」とHさんはおっしゃっており、事前の備えが費用面での安心感にもつながったようです。
人数じゃなく、弟のそばに寄り添えた葬儀だった
Hさんに「今回の葬儀で一番大切にされたことは」とお聞きすると、迷わず答えてくださいました。「人数は少なかったけど、本当に弟のそばにいて、弟が好きだったものを入れてあげたかった。それだけでした」
手巻き寿司、釣り竿、コーラ、ケーキ——弟様が病気で制限されていた間に食べたくても食べられなかったものを棺に詰めてあげた、その時間こそがHさんにとっての「最後の贈り物」だったのかもしれません。「短い時間でしたけど、本当に濃厚な時間でした。こういう葬儀もいいですよ、と人に伝えたいくらい」とHさんはおっしゃっていました。








