一般葬を選んだ理由
Oさんが選ばれたのは一般葬でしたが、ご本人の感覚としては「家族葬に近い形」のつもりだったとおっしゃっていました。ご友人も本当に親しい方だけに絞ったとのことで、最終的に参列者40名ほどが集まる形になりました。
他社との比較はせず、互助会でご加入のサン・ライフに即決された理由として、長年の信頼関係を挙げられていました。形式の選び方については「普通にお通夜をして告別式をしたかった」というシンプルな想いが出発点だったそうです。「直葬みたいなのは嫌だな」というお気持ちもあり、しっかりとお別れの場を設けたいというお考えから今回の形に落ち着いたとのことです。
お母様ご自身は「お葬式はしなくていい」とおっしゃっていたそうですが、「来てくれた人にはちゃんとご飯を食べさせて、ケチらないで」という言葉を残されていたそうです。その遺志を大切に、Oさんは食事に力を入れた見送りを選ばれました。
八王子市斎場での葬儀当日の様子
当日、参列者から特に好評だったのが食事でした。後日、参列者全員に電話でお礼を伝えたOさんのもとには、「食事がすごく豪華で美味しかった」という声が相次いだとのことです。「フルコースかと思うぐらい、温かいものが温かいまま出てくるスタイルが初めてだった」という方も多く、お母様の「来た人にお腹いっぱい食べさせて」という想いが形になった瞬間だったようです。
また、担当スタッフの大川さんが手がけたメモリアルコーナーも好評でした。「もっとたくさん見たかった」とおっしゃる方もいるほどで、故人の思い出を丁寧に形にしてもらえた空間だったようです。「人のお葬式に出て、いい式だったと感じたことがなかった」というOさんご自身も、今回は参列者全員から同じ言葉をいただけたことに驚かれていました。
「サン・ライフさんに頼んで本当によかった」とOさん。お母様の大好きだったリンゴを棺に入れる際も、大川さんがわざわざカットして「入れてください」と声をかけてくれたことが、特に心に残ったとおっしゃっていました。
八王子市斎場について
今回は葬儀と火葬のどちらも八王子市斎場を利用されました。設備全体について特に大きな不満はなかったとのことですが、夜中のトイレが「少し怖かった」とOさんはおっしゃっていました。「八王子市の持ち物だからしょうがない」と笑いながらも、暗さが少し気になったようです。
ただひとつ、宿泊には布団を5枚手配されたのですが、実際には4枚しか敷けなかったとのこと。部屋の広さの問題で、5人で泊まられた際には少し窮屈な思いをされたようです。同じ状況の方には人数が多い場合は事前に確認しておくといいかもしれません、と話してくれました。
安置については、気温が高い時期だったため、最初は躊躇っていたエンバーミングを最終的に受け入れることにしたとのことです。「最初は痛い思いをさせたくなかったが、最終的に顔も崩れずよかった」と振り返られており、夏場など気温が高い季節には検討の価値があると感じたとのことでした。
サン・ライフを選んだ理由
Oさんがサン・ライフをご利用されたのは、以前から互助会に加入されていたためです。「知人経由でサン・ライフの互助会に入っていた」とのことで、今回の葬儀ではその積み立てを活用されました。他社との比較はされていなかったそうです。
当初、打ち合わせは電話のみという対応に少し寂しさを感じたというOさん。「来てほしい」とお伝えしたところ、大川さんが来てくださったことで安心できたとおっしゃっていました。「最初についてくれた担当の方は、少し寄り添ってもらえていない感じがした」というお気持ちもあったそうですが、その後の大川さんの対応で印象が大きく変わったとのこと。これはクレームではなく、担当者との出会いがいかに葬儀の印象を変えるかを示す、貴重な経験談として話してくださいました。
費用について率直に教えていただきました
打ち合わせ時に見積もりをいただいたOさん、気になったのは看板のランクと棺のサイズです。
「隣の式場の看板がシンプルだったのに、うちのはとても立派だった」という体験から、後から大川さんに確認したところ丁寧な説明があり納得されたとのことです。一点だけ、「最初の打ち合わせでランクの説明がさらっと流れてしまった感じがあった」と正直に話してくれました。
棺のサイズについても「大きいサイズのほうがいい」と言われたそうですが、通常サイズを希望したところ問題なく納棺できたとのこと。「差額分を参列者の食事代に回したかった」という想いから押し切った形でしたが、全然平気でした、と笑顔でおっしゃっていました。全体としては大満足だったが、その一点だけが心に残ったとのことです。
母の意志通りに、来てくれた人を笑顔で送り出せた
「おばあちゃんの意思を大切にしたかった」というのが、今回の葬儀でOさんが一番大切にされたことです。「来てくれた人にお腹いっぱい食べさせて帰らせてくれ」というお母様の言葉を、形にすることができたとおっしゃっていました。本当に大きいお葬式にせず、自分のことを悲しんでくれる人だけが集まれる形にしたかった——そのどちらも叶えられたとのことでした。
大川さんがお母様の好きだったリンゴをカットして棺に入れてくれたこと、Oさんのお線香アレルギーに気づいてお水を持ってきてくれたこと——「心遣い・気配りがすごい方」と言葉を選びながら、大川さんへの感謝を語ってくださいました。
「引き続き互助会はサン・ライフさんで続けたい」とおっしゃったOさん。「大川さん、やめないでね」という言葉が印象的でした。担当スタッフとの出会いがお葬式の記憶をまったく変えてしまうことを、今回の体験が物語っていました。








