大きな病気を患うこともなく日々充実した暮らしを楽しんでいた夫ですが、突然胸の苦しさを訴え、かかりつけの病院にすぐに行きました。そこでの心電図を見て院長先生が心臓手術のできる大きな病院を紹介してくださり、救急車で運ばれましたが、2度の手術の甲斐なく、別れを迎えてしまいました。
近隣にある安心感
以前から近隣にサン・ライフのホールがある事は存じておりました。外観を見て綺麗で落ち着いた雰囲気があり、駐車場も広く使いやすそうだという印象を持っていました。夫が亡くなった悲しみと不安の中、施設に伺ったところ、葬儀の相談や、式場見学もさせていただき、安心してお任せできると感じ、夫の葬儀をお願いしました。
火葬場の都合で、夫が亡くなってから葬儀までの2週間、ホールの安置室で休ませていただきました。夫の身体の保全が心配でしたが、ご提案されたエンバーミングで葬儀当日までの不安も解消できました。スーツ姿に着替えて顔色も良くなったことで、夫の友人たちにも安心して会っていただくことができました。
手づくり納豆に驚きと感激
打ち合わせを担当いただいたスタッフの三浦さんには私たち家族がしなければならないことを分かりやすく教えていただき、心強く感じました。施設スタッフの大瀧さんは、何気ない話から、プロ野球チームのファンであることに気づき、ユニホームを着た夫の似顔絵イラストを描いてくれました。さらに納豆が大好物だった夫のために「ご葬儀までの間、手作り納豆を作って差し上げたらいかがですか」と驚きの提案をいただきました。わざわざ蒸した大豆と納豆菌を用意してくださり、私たち家族の手で二日かけて納豆を手作りし、最後にオリジナルラベルを貼ったパックに詰めて夫の棺に供えることができて本当に感激しました。まさかの出来事に「サン・ライフではここまでしてくれるのか」と思わずにはいられませんでした。ちなみに、イラストは祭壇に飾っています。感謝。
その他にも夫に持たせる副葬品として油絵の道具をペーパークラフトで作っていただいて、嬉しい提案の連続。祭壇の生花には夫が大好きな桜を入れていただきました。その他の美しい花々もとてもみずみずしくて、立派なものでした。
後日、葬儀の様子を一冊にまとめたアルバムをいただき、四十九日法要の際に親族皆で見返してより深く夫を偲ぶことができ、大切な時間を共有できました。
サン・ライフのスタッフの皆さんの心遣いとやさしさのおかげで、とても良い見送りになったと感じています。心より御礼申し上げます。
