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家族葬とはどのような葬儀?費用や流れ、注意点について

家族葬とはどのような葬儀?費用や流れ、注意点について
家族葬とはどのような葬儀?費用や流れ、注意点について
作成日:2021/03/05 最終更新日:2025/03/19

昨今では一般的なご葬儀の形式のひとつとなっている「家族葬」ですが、皆さんは実際に「家族葬」の事をどのくらい知っていますか?
このページでは、よく耳にする「家族葬」というご葬儀の形式について、その定義や流れ、メリットやデメリットなどについてご案内します。株式会社サン・ライフは、家族葬に最適なご葬儀式場をすべての直営斎場に完備しており、ご希望にあわせたあらゆる「家族葬」のお手伝いを行っていますので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。

家族葬とは

家族葬とは

家族葬の定義

「家族葬」とは家族を中心とした人達だけで行うご葬儀です。ご家族だけで行うものだと思われていますが、個人様と親しかった知人や近所の方も来ていただいて問題ございません。
「家族葬だから知人は呼んではいけない」、「家族葬だから簡素に行わなければならない」といった決まりはありません。家族葬でも、故人様と親しかった知人や近所の方には来て頂いて問題ありませんし、家族葬だからこそ「故人様のためのご葬儀づくり」に専念し、その方らしいこだわったデザインの生花祭壇や、骨壺、お棺を選ばれるお客様もたくさんいらっしゃいます。もちろん、お通夜・葬儀告別式を行い、お寺様に読経供養して頂く方も多くいます。

「家族葬」=「簡素なご葬儀」と思われる方が多くいらっしゃいますが、それは誤解です。「家族葬プラン」といったご葬儀形式は、葬儀社がその会社の定義で作り上げた内容ですので、各社により含まれる内容や流れは様々です。

家族葬の唯一の定義といえるのは、「家族を中心とした人達だけで行うご葬儀」という「参列する人」に関する事だけですので、家族葬でも祭壇のしつらえや演出にこだわったご葬儀も多く行われています。もし、「簡素なご葬儀」をイメージされている場合は、「家族葬」ではなく「火葬式」「直葬」「お別れ式」と呼ばれている形式の方が近いかもしれません。


家族葬はこんな方に
おすすめ

「家族葬」はこういった方にお勧めです。

  • 家族だけで故人様をゆっくりと見送りたい。

    会葬者に気兼ねせず、家族だけで故人様をゆっくりと見送りたい

  • 家族以外に会葬する人がいない。

    故人様が高齢の為、家族以外に会葬する人がいない。

  • 故人様の訃報をすぐに公にできない。

    故人様が著名人であるなど事情があり、故人様の訃報をすぐに公にできない。

なお、家族葬のメリットやデメリット(注意点)については後述します。

家族葬の範囲について

家族葬という言葉のイメージから、一緒に住む家族だけで行うものだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、呼ぶ範囲に明確な決まりはありません。家族に限らず、親戚や特に親しくしていた友人や会社の同僚などに声をかけても問題ありません。家族葬と一般葬では、呼ぶ範囲を制限するかしないかが大きな違いとなります。亡くなられた方をどのように送りたいか、逆に亡くなられた方はどのような方に見送られて送られたいか、といったことを軸に考えればよいでしょう。

家族葬のメリット

家族葬のメリットは次の3点があげられます。

  • 会葬者に気兼ねせず、家族だけでゆっくりと最期の時間を過ごせる。

    会葬者に気兼ねせず、
    家族だけでゆっくりと
    最期の時間を過ごせる。

    会葬者が参列する場合、家族は会葬者の対応も行わなければなりません。家族葬であれば、ご葬儀を行っている間にそういった弔問者の対応をする必要が無いので、故人様とのお別れに集中する事ができます。

  • 会葬者に気兼ねせず、故人様らしいご葬儀がしやすい

    会葬者に気兼ねせず、
    故人様らしい
    ご葬儀がしやすい。

    会葬者が参列する場合、どうしても体裁が気になり「普通のご葬儀」となるようにご葬儀内容を選びがちですが、家族だけのお別れなら、故人様が好きだったものをふんだんに取り入れ、形式にこだわらずに「故人様が喜んでくれるご葬儀」を行いやすいというメリットがあります。

  • ご葬儀の会場使用料金を軽減しやすい。

    ご葬儀の会場使用料金を
    軽減しやすい。

    会葬者が参列しないという事は、ご葬儀に参列する人数が減るという事です。参列する人数が少なければ、ご葬儀で使用する会場(式場)も小さくて済みます。一般的に、会場の大きさが小さい方が「使用料」が安価で済みますので、会場の使用料金を軽減しやすいのもメリットといえます。

家族葬の
デメリット・注意点

家族葬のメリットは紹介しましたが、
逆に注意したいポイント(家族葬のデメリット)についてご紹介します。

  • 後日、弔問者が
    バラバラと訪れて
    いつまでも気が休まらない
    可能性がある。

    家族葬で行った際によくありがちなのは、ご葬儀の際に弔問できなかった故人様の知人やご近所の方などがご葬儀後にバラバラと弔問に来たり、後からお悔やみの供物や香典を送ってくるため、その対応が長期間におよびいつまでも気が休まらないという話があります。
    こういった事を防ぐには、故人様のご葬儀に参列したいと思う会葬者が一定以上見込まれる場合には、家族葬で行わずに一般の会葬者を迎えて行う事で、弔問客の対応をご葬儀日だけで終える事ができます。
    「一般会葬者を迎えると、会葬者の対応でゆっくりと見送りができないのでは…」と心配されるかもしれませんが、昨今では一般会葬者はお通夜式だけに参列するケースが大半ですので、翌日の葬儀・告別式は家族葬のように近しい家族・親族だけでゆっくりとお別れができます。残される遺族の負担を減らすためには、故人様の生前の交友関係を踏まえたご葬儀形式の選択が必要といえます。

  • 家族葬と一般葬では、ご葬儀にかかる費用負担が変わらない可能性がある。

    「家族葬」のメリットとして、会場に使用料を軽減しやすいという事を前述しましたが、実はそれ以外の費用負担に関してはあまり変わりません。「家族葬」の場合、会葬者の為に用意する「返礼品(香典返し)」や「料理」が減るので、一見ご葬儀の見積り金額は減りますが、その一方で会葬者から頂く「お香典収入」も減少します。もともと、会葬者の人数に応じて変動する「返礼品」「料理」といった費用は「お香典収入」でまかなえる部分ですので、遺族の費用負担は「家族葬」でも「一般葬」でもあまり差は出ないのです。
    また、「家族葬」であってもご葬儀で必ず必要となる基本的な葬祭備品(棺、骨壺など)を無くす事は出来ないので、これらの商品のランクを最低限にしても、大きな金額の減少にならない場合があります。「家族葬にしたらご葬儀費用を抑えられる」と考えている方は、注意が必要です。

>>家族葬の注意点について詳しく見る

家族葬の流れ

「家族葬」の流れについてご案内します。

ご逝去後から式当日まで

ご逝去後から式当日まで

逝去されたら、病院ではご遺体のエンゼルケアや着替えなどの身支度、死亡診断書の作成など退院の準備が始まります。家族は医師から臨終を言い渡されたらまず葬儀社に連絡をし、ご遺体の引き取りと安置場所までの搬送を依頼します。
病院を出た後の安置場所としては、自宅、葬儀社の霊安室、火葬場の霊安室などが考えられますが、それぞれ受け入れ条件が異なり、希望通りにご安置ができないケースがありますので、逝去の連絡の際にご安置場所の確保まで行っておくと安心です。
安置が完了したら、家族葬の日程やプランの打ち合わせをします。日程が空く場合にはエンバーミングなども検討しましょう。菩提寺がある場合には日程を確定する前に菩提寺の都合を確認します。
打合せが終わると家族葬の準備をします。家族葬に参列してほしい親戚への連絡だけでなく、忌引きを取る場合には会社にも訃報を知らせます。この際に家族葬であることをはっきり伝えないと本来呼ぶ予定の無い方にも訃報が伝わってしまい、混乱させてしまう場合があります。

お通夜式当日

お通夜式当日

一般葬であれば、参列者用の受付を設けて対応をしますが、家族葬の場合は特に受付けを設けずにお香典のやり取りも直接家族・親族同士が行うケースが多いようです。
お通夜式が開式すると、僧侶による読経が行われます。しばらくすると遺族の焼香が行われ、お通夜式が終わると、通夜振る舞いの会場(会食場もしくは清め所という)へ案内されるので、故人様を偲びながら供養の気持ちを込めてお食事を頂きます。
その後、夜通し故人様に付き添われる遺族は、泊まり込んでお通夜の夜を故人様と共に過ごします。もともとは自宅で夜通し故人様に近しい人達で火を絶やさないように寄り添って過ごす事が一般的でしたが、最近ではご葬儀を葬儀社の式場で行う事が一般的になり、泊まり込んで付き添う方も限られてきているようです。

ご葬儀日当日

お通夜同様に、一般葬であれば参列者用の受付を設けて対応をしますが、家族葬の場合は特に受付けを設けずにお香典のやり取りも直接家族・親族同士が行うケースが多いようです。
開式すると、お通夜式と同様に僧侶の読経が行われ、しばらくすると遺族の焼香が行われます。式が終わると、お棺の中にお花を入れ、故人様と最期のお別れを行います。お別れ後、お棺の蓋を閉めて釘で止める「釘打ち」を行います。
その後、お棺を霊柩車に載せ、火葬場へ向かいます。葬儀場からお棺をのせた霊柩車が火葬場へ向けて出発する事を「出棺」と言います。故人様の火葬が終わるまで軽食などを食べながら待ち、火葬が終わると、近しい遺族の方から順番に遺骨を拾いお骨壺に納めます(収骨)。
その後、葬儀場へ戻り繰り上げ初七日法要を行った後、忌中払い(精進落とし)と呼ばれる食事を食べ、解散となります。

家族葬にかかる費用

家族葬にかかる費用

家族葬を執り行う場合、一般葬に比べて会葬人数が少なくなるため、会場費用が安くなる傾向があります。また、料理や返礼品など人数に比例してかかるおもてなし関係費用も抑えることができるため、平均相場は90万2000円と、一般葬の相場が118万2000円に比べても28万円程度安くできることが分かります。ただ、会葬者が少なくなる分香典として頂ける金額が少なくなるので、持ち出しという意味では負担が増えてしまうことも考えられます。また、家族葬だからこそ本人のこだわりが詰まったご葬儀にしたいという気持ちが強い方もいらっしゃいますので、オプションサービスなど追加することで結果的に一般葬と変わらない金額になるケースも見受けられます。

>>家族葬の費用について詳しく見る

家族葬を行う件数の推移

家族葬を行う件数の推移

高齢化と核家族化が進んでいることもあり、家族葬を希望される方は年々増えています。亡くなる方が高齢になるほど、ご葬儀に声をかけるべき友人・知人も少なくなります。もしいらっしゃったとしても介護施設に入居して外出もままならないケースも多く、家族葬で行い後々お知らせをする方法を取られているようです。また、親と子が別々に暮らしている核家族が増えたことで生前の親の交友関係を知らないために家族葬で行うケースも増えています。特に新型コロナ感染症の流行によりこの2年でその傾向はさらに加速しており、今では7割以上の方が家族葬を選択しています。ただ、家族葬で行った後に訃報を知った友人からお知らせが無かったことについてお叱りを受けてしまったり、葬儀後に何日にもわたって弔問客が来たりと、ご本人の交友関係によっては一般葬で行った方が良い場合もありますので注意が必要です。

家族葬の参列者・
香典について

家族葬の参列者・香典について

家族葬への参列は基本的に近親者に限定されることが多いですが、ご遺族の意向により生前お世話になった方や親しくしていたご友人など、近親者以外の方をお呼びして行う場合もあります。
訃報を知ったときに自分が参列していいのか迷う場合があるかもしれませんが、近親者でない限り、直接訃報を伝えられていないのであれば参列を控えるべきです。遠縁の親戚の方で判断が難しい場合には、ご遺族に連絡し参列の可否を確認することをお勧めします。

>>詳しい判断方法はこちら

また参列する場合でも、気を遣わせたくない、返礼品の手配に手間をかけたくない、といった理由で香典辞退としている場合があります。訃報に「香典辞退」の記載がある場合、香典を持っていくことで逆に迷惑に感じられてしまうこともありますので気をつけましょう。
特に香典辞退と明示されていない場合は、ご用意して問題ありません。

家族葬を執り行う
葬儀社の探し方

家族葬における葬儀社の探し方

家族葬で行いたいという方が増えている中で、どの葬儀社に依頼すればいいのか判断に迷うことがあると思います。ここでは家族葬を依頼する際の葬儀社選びのポイントや事前に確認しておくべきことについて、解説いたします。

明朗会計

家族葬は参列者も少なく、人数がある程度把握できることもあり、予想外の人数が来て追加が発生するケースは稀です。不確定要素が少ない分、明瞭な金額提示が可能であるため、詳細な見積りを提示してくれる葬儀社を選びましょう。

実績がある

家族葬は家族や近親者だけで行うため、喪主様や故人様の意向やこだわりを表現しやすい形式とも言えます。想いのこもった家族葬を行うためには、家族の意向から様々な提案ができるだけの実績のある葬儀社を選択することが大切です。

サービスの質が高い

一般参列者のいない家族葬では、ご葬儀を滞りなく進めることに加え、どのようなサービスを受けられるかが満足度につながります。故人様らしさを表現する装飾、喪主様やご家族様への気配りなど、家族葬こそ葬儀社のサービス品質の高さが問われます。

アフターフォローが充実している

家族葬で行うと、後日弔問が来たり香典が送られてくるなど、呼ばなかった友人知人の対応に追われることがあります。訃報通知の発送やご葬儀後に頂いたお香典の返礼品手配など、ご葬儀が終わった後もしっかりサポートしてくれる葬儀社に任せると安心です。


家族葬における
式場の選び方

家族葬における式場の選び方

家族葬の場合、参列する親族・近親者の人数にもよりますが、一般的には人数が20名前後になる事が多いと思いますので、比較的小さめの式場でちょうど良いでしょう。もちろん、家族葬といっても参列人数はそのご家族により異なりますので、一概には言えません。

式場を選ぶ際には、まず参列する人数に適した大きさか、そして参列する親族・近親者が居心地よく過ごせる環境であるかを確認しましょう。例えば、待合いスペース控室はあるのか、遠方から来る親戚の為の宿泊場所や、足の不自由な親戚の為の車椅子用トイレはあるのか等、実際に参列される方々を想像して選ぶと良いでしょう。

サン・ライフには家族葬に最適な式場と充実した設備を完備した直営施設が神奈川・東京エリアに35施設ありますので、参考にして頂ければ幸いです。

>>サン・ライフが選ばれる理由

まとめ

家族葬が主流となりつつありますが、さいごに家族葬を選択するうえで気を付けたいポイントをまとめました。

  • ・家族葬とは参列する範囲を限定したご葬儀形式である
  • ・家族葬は静かに故人を送り出したい、比較的高齢の故人のご葬儀に向いている
  • ・家族葬には参列者に気兼ねせず、ゆっくりと故人を送り出すことができる反面、葬儀が終わってから弔問客の対応に追われたり、費用の負担はあまり大きく軽減されない可能性がある
  • ・家族葬の実績が多い葬儀社、家族葬に適した斎場を保有している葬儀社を選ぶとよい

故人の生前の交友関係や、年齢によっては家族葬よりも一般葬が適している場合もあります。解説したポイントを参考にして、故人にとってよりよい送り方を考えましょう。サン・ライフは家族葬の法事実績がございます。判断に迷う場合には、一度ご相談されることをお勧めいたします。

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