母は自分が若い頃に苦労した分、困っている人を見かけると放っておくことができない性格で、晩年は周囲に尽くすことを生きがいにしていたような様子でした。性格も明るくて、友達もいっぱい。親戚からは「みんなお世話になったのよ」と異口同音に語られるなど、誰からも慕われており、私たち夫婦はもちろん、孫たちとも仲が良く、みんなで山中湖や諏訪の温泉地などへ頻繁に出かけたりしました。行く先々で初めて会った人たちともすぐに仲良くなり、周囲から人の輪が絶えたことがありません。
母は苦労を厭わない生来の気質からか、70歳までビルの清掃会社に勤務。近くの短期大学の清掃をしており、在校生からも慕われていたようで、感謝の気持ちを伝える手紙もたびたび寄せられていました。
そんな母が亡くなったのは97歳を迎えた春のこと。奇しくも父と同じ年齢での旅立ちでした。父の葬儀の時、親身に対応してくれたこともあり、母が亡くなった時には迷わずサン・ライフへ連絡。すぐにスタッフの小倉さんが迎えに来て、今後のことをテキパキとわかりやすく説明してくれ、その後の打ち合わせでは、担当の原島さんが「お客様第一」という姿勢で、こちらの要望に沿った祭壇や料理などを提案してくれました。
葬儀当日、セレモニー会場はたくさんの花々で華やかに飾られ、明るく大らかだった母の葬儀にぴったりの雰囲気に設営されていました。家族や親族の名前で出す供花も、1種類ではなく”感謝”や”尊敬”などの花言葉のお花でデザインされた、6種類から家族が選ぶことができ、あんなに温かくきれいな供花は今までの葬儀では見たことがありません。生花の他に通夜料理も好評で、親族みんなが美味しいと言っていました。また、当日担当してくれた羽田さんは、通夜・告別式の2日間とも隅々にまで気を配ってくれて、家族一同、本当に感謝しています。
母らしい葬儀を行うことができ、父の葬儀に続き、母の葬儀もお願いして本当に良かったと思っています。お手伝いしていただいた全てのスタッフの方々、本当にありがとうございました。