妻は、若い頃に美容室を開業。子どもが小さい頃は背中におぶって店に立ち、昼食を食べる暇もないほど忙しい時もありましたが、50年以上に渡って店を切り盛りしてきました。ありがたいことに開店当初からずっと通い続ける方もいるなど、お客様に恵まれ、地域からも愛されてきました。元々手先が器用だった妻は、時間があれば編み物で色々なものを手作りしたり、ジグソーパズルを楽しんでいたようです。他にも近所の友人たちとは沖縄や京都などへ旅行に出かけるなど、アクティブに人生をエンジョイしていました。妻が沖縄土産でくれたグラスは今でも愛用しています。
年齢を重ね体調を崩し、やがて入退院を繰り返すようになった妻。最期の5カ月程は私が自宅で介護を続けましたが、老衰により81歳で人生を終えました。
サン・ライフには縁があり、妻の葬儀を迷わず依頼。亡くなってから葬儀まで日にちが空いてしまったため、ドライアイスを使わずに妻の体の状態を美しく保つエンバーミングをお願いしました。以前親類が亡くなった際、サン・ライフとは別の葬儀社で葬儀を行うことになり、式場に安置していただいたのですが、面会に出向くと故人が冷たい保冷庫に寝かされていて、面会も僅かな時間に限られるなど寂しく感じました。サン・ライフでは妻は個室の安置室で生前の面影のまま、まるで眠っているように休んでいて安心しました。また、式までの間、一週間以上あいてしまいましたが、毎日妻に会い来て、そばで2時間近く過ごすことができ、とても良かったです。毎朝、施設スタッフの方が妻の為にコーヒーを供えてくれたことも、大変ありがたかったです。
式当日は、親族を中心に30人ほどが会葬。会場は余裕のある、使い勝手の良い広さでした。祭壇周りにはきれいな花をいっぱい飾っていただき、華やかな雰囲気に包まれました。式を担当していただいた出村さんは、妻を亡くして悲しんでいる私のそばに付いて式をスムーズに進めていただき、おかげで何の不安もなく式に集中することができました。また式の最後に、妻の昔の写真の数々を編集したメモリアルビデオが流れたのには、ここまでしていただけるのかと驚きました。
その他にも、オリジナル会葬礼状は、妻の人柄がよく伝わる素敵な文章になっており、5分程度の簡単な聞き取りで、書いていただいたとは思えない仕上がりでした。ご会葬頂いた方からも「これを読んで涙が出ました」とおっしゃっていただきました。
式の後、精算を担当していただいた小櫻さんも、大変細やかにいろいろとご対応いただきました。これから新盆を迎えるにあたり、まだまだ相談に乗っていただく機会があると思います。
打ち合わせから式当日、そしてその後までサン・ライフのスタッフの皆さんはとても頼りになる存在でした。対応はとても丁寧で、葬儀に慣れない私をしっかりと支えていただきました。妻の葬儀をサン・ライフで行うことができて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
