相次いだ両親の葬儀にやさしく対応
大工の棟梁として、たくさんの家を建ててきた父と、会社を切り盛りしてきた母。二人三脚で歩んできた仲の良い2人でした。父は仕事が大好きで、いつも働いている姿が目に浮かびます。一方母は習字教室を開き、地域の人に習字を教えていました。
とても元気に過ごしていた母が92歳で突然亡くなると、長い間闘病を続けてきた94歳の父も後を追うように亡くなり、短い期間に2人の大切な家族を失ってしまいました。夫婦で会員に入会し、母が生前元気な頃から「何かあったらサン・ライフに相談してね」と言っていた言葉がずっと胸に残っていたため、戸惑いはありつつ相談の電話をしました。その際の対応が素晴らしく、母を亡くして不安だった私に、本当に優しくしてくださいました。
色々な儀式に家族が参加したことが思い出に
母も父も担当して頂いた細岡さんからは、「こちらのお別れはゆっくり行っていただいて大丈夫ですよ」などの声かけがありました。何気ないタイミングでの優しい声かけは、家族の心に寄り添ってくださっていることが感じられ、とても安心して過ごすことができました。最後のお別れに対して、家族皆で考えた「父や母のためにしてあげたいこと」の要望を受け入れ、実現していただけたことは本当に感謝しています。
特に湯灌(ゆかん)の儀式ではお風呂好きだった父に対して、生前と同じように湯舟で体を清めていただく形を提案してくれました。家族の手で湯灌の儀式も関わる事ができ、とても印象に残っています。「全員が喪主みたいだったね」と言えることは、家族全員が納得して満足できる時間を過ごせた結果だと思っています。細岡さんを始めとしたスタッフの細やかな対応のおかげで温かなお別れになりました。