妻は小説を読んだりクロスワードパズルをするなど、静かに没頭できることが好きな人でした。短所も長所と思えるほど長い間連れ添い、時には喧嘩もしましたが、娘が生まれた時のうれしい気持ちは今でも忘れられません。また、家族で東北や京都、関東の各地など様々なところに旅行に出かけたことは、楽しい思い出の1つです。
妻の乳がんが見つかったのは10年ほど前。治療の末に一度は回復し元の生活を取り戻したものの、数年前にがんが再発。さらに骨への転移が見つかり再度入院することになりました。しばらくの間は自宅で私が看病していましたが状態が悪化し、69歳でこの世を去りました。
これまで身内の葬儀はサン・ライフでお世話になり、その対応がすばらしかったため、妻の見送りも迷わずサン・ライフに依頼することにしました。妻の葬儀で使わせていただいたホールはちょうどよい広さで、とても使いやすく感じました。打ち合わせを担当していただいた下坂さんからは、こちらの要望に合わせた具体的な提案をしていただき、おかげで悩まずに妻の見送りに専念することができました。
エンバーミングで安らかな表情に
ドライアイスを使わずに身体を美しく保全するエンバーミングは、お願いして本当に良かったと感じています。妻の亡くなった時の表情は闘病生活の疲れが現れていましたが、エンバーミング後は安らかで眠っているような表情へと見事に変わりました。また、式までの間、自宅に安置してゆっくり休んでもらいましたが、その間に妻の顔を見た親族からは「やっと安心したような顔をしている」「安らかで痛みが無くなった顔になった」などの声をもらい、私自身も心が休まる思いでした。
スタッフの皆さんから、ひまわりのブーケ
式を担当いただいた秋山さんは、いろいろなことに気遣いができる方で、事前に妻の思い出の写真を数枚手渡したところ、メモリアルコーナーへ素敵に飾っていただきました。おかげで写真を前に、親族で妻を偲ぶことができました。また、亡くなる数日前に誕生日を迎えた妻のために、スタッフの皆さんからひまわりのブーケを用意していただいたことは、嬉しい驚きでした。妻は花が好きだったので、ブーケや祭壇に飾られた美しい花々を見て、きっと喜んでいると思います。他にも妻が好きだったシャケや唐揚げをお弁当として詰めて手向けることができ、たった一度の妻の見送りを後悔なく進めることができました。
アフターフォローを担当していただいた川口さんのテキパキとした、正確でプロフェッショナルな対応も印象に残っています。
今回妻の葬儀をサン・ライフで行い、あらゆることに満足しています。ありがとうございました。