自分のことより家族や仲間のことを優先していた母。いつでも笑顔で父を支え、家族に尽きない愛情を注いでくれました。その一方で、私にとっては一番の親友のような大切な存在でもありました。母が見ていたテレビ番組をきっかけに、親子でファンになったアーティストのライブには、10年以上の長きに渡り毎回一緒に足を運びました。また、毎年1週間前後の旅行の行程を2人で考え、レンタカーに乗りながら観光し、ついには47都道府県を制覇したことも楽しい思い出の一つです。感染症による行動規制が明るくなってきたため、再びライブや旅行に行くことを楽しみにしていた母ですが、69歳で突然の別れを迎えました。
サン・ライフには祖父母の葬儀でお世話になり、事前の備えとしてサン・ライフメンバーズにも入会していました。母が亡くなった実感がないまま、サン・ライフへ連絡を入れました。
打ち合わせを担当していただいたスタッフの料所さんは、私たちが何を選べばよいか迷っていたことに対して、わかりやすく提案してくれました。おかげで何の不安を感じることもなく、納得のいく内容を決めることができました。
エンバーミングで眠っているような表情に
母の身体を衛生的に保全するエンバーミングのことは、母のお迎えを担当していただいた内藤さんが、打合せ前の何気ない会話の中からご案内をしてくださいました。以前にテレビで紹介されていた記憶もあり、亡くなってから葬儀まで1週間ほど空いてしまうことや、母に自宅でゆっくりと過ごしてもらいたいと思い依頼。施術後の母の表情はとても穏やかになり、お参りに来てくださった近所の方や友人たちも口々に「眠っているみたいね」と驚いた様子でした。最後に母の綺麗な顔を見てもらうことができ、お願いしてよかったと改めて感じました。
当日式を担当していただいた中村さんには、こちらの要望を実現するため多大なるお力添えをいただきました。特に、美しい花々に囲まれた祭壇には母が生花店に勤めていたころの写真を特別に飾っていただき、メモリアルコーナーにはたくさんの思い出がつまった写真や2人で行ったアーティストのライブグッズなどを飾っていただいたことはとても嬉しかったです。
当日お配りした会葬礼状はよくある一般的な定型文ではなく、ライターの力も借りながら、私たち家族の母に対する想いが詰まった文章にしました。礼状を読んでいただいた方々から「この礼状はすばらしい。ずっと保存しておきます。」という言葉をいただきました。この他にも、母は貝類のお寿司が好物だったと伝えたところ、スタッフの方がホタテと酢飯を用意。母の前で私たち家族の手でお寿司を握り、最後に柩へ入れることができたことにとても感謝しております。
また、内藤さんは自宅に飾られた枕花を式場で綺麗に飾ってくださり、小島さんには葬儀後に自宅へお花を届けに来てくださるなど、たくさんのスタッフの皆さんにもお心遣いをいただきました。
アドバイスをいただき素敵な位牌や仏壇を購入
葬儀後はアフターフォロー担当の濱野さんに大変お世話になりました。最後まで丁寧に教えてくださったおかげで、何一つ妥協すること無く、素敵な位牌や仏壇を選ぶことができました。
サン・ライフの皆さんは細かなところまで気遣いが行き届いており、おかげさまで大切な母の見送りのためにしてあげたかったことが全てできました。
