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浄土真宗におけるお葬式のお布施の相場は? 金額の書き方やマナーを解説

浄土真宗におけるお葬式のお布施の相場は? 金額の書き方やマナーを解説
浄土真宗におけるお葬式のお布施の相場は? 金額の書き方やマナーを解説
作成日:2024/10/22 最終更新日:2024/10/28

浄土真宗で初めて葬儀を行う際、僧侶に渡すお布施はどのくらいが適当なのか迷う方もいるのではないでしょうか。浄土真宗は死後の考え方の違いから他の宗派と異なるマナーが多く、一般的なルールが通用しないこともあります。

今回は浄土真宗のお布施の相場や渡し方、封筒に何を書くかなどを詳しく紹介します。マナー違反だと思われないように準備したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

浄土真宗のお葬式に必要なお布施の相場は10万〜30万円

浄土真宗での葬儀に必要なお布施は、10万〜30万円程度といわれています。この金額には通夜・葬儀・初七日・灰葬(火葬場での勤行)全てが含まれています。

また浄土真宗は基本的には、法名を無料で授かりますが、高い格式の法名(大僧正・大法師)を授けてもらいたい場合は有料になるため、料金が気になる方は葬儀前にあらかじめ確認しておきましょう。法名は故人の生前の功績や地位によって決まり、高い功績や地位にあった人物はお布施の値段も高くなる、という傾向があります。

また葬儀に参列する僧侶の人数によってもお布施の金額は大きく異なり、2人目からは5万〜15万円程度のお布施が必要で、通常の規模であれば2人、小規模であれば1人で行われることが多いでしょう。

お布施以外にかかる費用


お布施以外にかかる費用としては、お車代と御膳料があります。どちらも別々の封筒で準備するのが一般的で、白無地封筒の表に濃い墨で「お車代」もしくは「御膳料」と書いて渡しましょう。ここからはお車代、御膳料をそれぞれ解説します。

お車代5,000〜1万円

通夜や葬儀、法事などで僧侶が出向いてくれる際は、交通費としてお車代を支払います。お車代の相場は5,000〜1万円程度ですが、寺院から会場や自宅が遠い場合は、いくらかプラスしてお渡しします。

ただし葬儀社や自分の車で送り迎えする場合は、お車代は必要ありません。また地域や寺院によってはお車代は不要とされることもあるので、事前に確認しておくと安心です。

御膳料5,000〜1万円

御膳料は僧侶へのお食事代としてお渡しするもので、5,000〜1万円程度です。ただし法事などで僧侶も一緒に食事をする場合は必要ありません。

お勤めいただく僧侶の人数分が必要なため、現金や封筒の準備など忘れないようにしましょう。またお車代と御膳料は別々の封筒に入れて準備しますが、渡すタイミングは同じです。

浄土真宗と仏教宗派ではお布施の意味合いが異なる

実は浄土真宗と他の仏教宗派では、お布施の意味合いが少し異なるのをご存じでしょうか。まず前提として、お布施はどの宗派においても「仏教への信仰と尊崇の気持ち」を表すものと考えられています。

浄土真宗では「阿弥陀如来に対するお礼」という意味が込められており、僧侶に対するお礼の意味合いはありません。これは「供養せずとも阿弥陀如来を信じていれば、亡くなるとすぐに極楽浄土へ行ける」という浄土真宗の考え方が影響しています。そのため浄土真宗には永代供養という考えがなく、永代経と呼ばれる阿弥陀如来の教えを次の世代に伝えるといった考えの法要を行うことが特徴です。

一方で仏教宗派では、葬儀や法事の際にお勤めをしてくれた僧侶に対して感謝の気持ちを込めて渡すもの、という意味合いが強く「先祖や亡くなった人の供養をしてくれてありがとうございます」といった気持ちが込められています。そのため永代供養の概念がある点が特徴です。

浄土真宗におけるお布施袋の書き方


ここからは、浄土真宗におけるお布施袋の書き方を解説します。お布施に使うお札は新札またはきれいなお札で奉書紙に包むか、白無地の一重封筒に入れましょう。お札の向きを全てそろえて、肖像画が書かれている面を表にして封筒に入れてください。表書きや中袋、裏面に書く内容は一つずつ詳しく解説します。

表書きの書き方

表書きは「お布施」もしくは「御布施」と濃い墨で記しましょう。さらに左上に小さく「枕経」や「通夜経」など記しておくと、いつ・どの法要で渡すお布施なのかが分かりやすくなります。都度お布施を渡す場合は、この書き方がおすすめです。名前を書きたいときは「〇〇家」もしくは「施主のフルネーム」を下部に書きましょう。この際、薄墨を使わないように注意してください。

また前述した浄土真宗でのお布施の考え方から「回向料」や「御経料」、「志」など、他の宗派で使われるものは書かないようにしましょう。

中袋の書き方

中袋にはお布施の金額を記します。金額は旧字体の漢数字で書くと丁寧とされているので、下記表を参考にしてください。

5,000円 金伍仟圓
1万円 金壱萬圓
2万円 金弐萬圓
3万円 金参萬圓
4万円 金肆萬圓
5万円 金伍萬圓
6万円 金陸萬圓
7万円 金漆萬圓
8万円 金捌萬圓
9万円 金玖萬圓
10万円 金拾萬圓

100は「佰」、1,000は「仟」と記載します。これらの漢字を組み合わせて、お布施の金額を記しましょう。

裏面の書き方

裏面に何を書くかは、中袋の有無で変わります。中袋が付いているタイプの封筒であれば、裏面には何も記せず、中袋の表面に金額、裏面に住所と電話番号を書きましょう。

中袋が付いていないタイプであれば、裏面に金額、住所、電話番号を書いてください。どちらの場合も表面に氏名を書いていないときは、裏面に氏名も追加で記載します。

注意点としては表面と同様、薄墨ではなく濃い墨を使うことを忘れないようにしましょう。葬儀における香典の場合は薄墨を使うことがマナーとされているので、混合しないようにしてください。

浄土真宗のお布施に関するマナー

次に浄土真宗のお布施に関するマナーとして「二重封筒は使用しない」「お布施は袱紗に包む」「お布施を渡すタイミングは葬儀の前後」の3つを紹介します。どれも忘れがちなことなので注意が必要です。

二重封筒は使用しない

二重封筒は「不幸が重なる」「再び起こる」といった意味となり、不吉なイメージを与えるため弔事では使われません。奉書紙に包んでお布施を用意する場合は、まずは半紙にお金を包み、その上から奉書紙でさらに包んで封筒に入れましょう。

封筒は郵便番号のマスがなく、白無地を用意します。袋で渡したい場合は水引がない、もしくは双銀か黒白の封筒を使用してください。

お布施は袱紗に包む

お布施を持参する際は、袱紗に包みましょう。袱紗に包むということは、封筒が破れたり、汚れたりするのを防ぐという意味と、丁寧な印象を与えてくれるという2つの意味があります。封筒を裸のまま手に持っていると失礼に当たるため、注意しましょう。

僧侶に渡すときには袱紗から封筒を出して、袱紗もしくは切手盆と呼ばれる小さなお盆の上に置いて僧侶に差し出します。直接手渡しで渡すことはマナー違反とされているので、所作を忘れないようにしてください。その際、僧侶から表書きが見えるようにするのがポイントです。渡すときにはお礼の言葉を忘れずに「ご本尊阿弥陀さまにお供えください」と伝えて渡してください。

お布施を渡すタイミングは葬儀の前後

お布施を渡すタイミングは、葬儀前後で僧侶に挨拶するときであればどちらでも可能ですが、できれば葬儀前の挨拶時の方がスムーズに渡せるでしょう。もしタイミングが合わなければ葬儀後でも問題ありません。

法要の場合は、会食に参加される場合は会食が終わった後にお車代と一緒に渡すと良いでしょう。その際、御膳料は必要ありません。会食に参加されないのであれば、全ての法要が終わった後に御膳料とお車代の両方を合わせて渡します。

慌てると前述した「お布施は袱紗に包む」「手渡ししない」などのマナーを忘れてしまうので、事前に渡すタイミングを決めておくと落ち着いて渡せるでしょう。

僧侶にお布施を渡す際のマナーやポイントに関して、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

>>家族葬に必要なお布施の相場は?僧侶に渡す際のマナーやポイントなど詳しく解説

浄土真宗の法要におけるお布施相場

浄土真宗の法要におけるお布施の相場は、法要の種類によって異なります。四十九日、建碑法要の2つを解説するので、ぜひ参考にしてください。

四十九日のお布施相場は3万〜5万円

四十九日は他の忌日法要とは違い、一つの大きな区切りであるため、法要の規模も大きくなり、お布施の相場は3万〜5万円程度と高めの設定です。

本来であれば、浄土真宗の考え方で四十九日の忌明けはありませんが、残された家族の気持ちを整理するという意味で、浄土真宗であっても四十九日の法要を執り行うこともあります。

他の宗派とは異なり、浄土真宗で執り行う四十九日は「阿弥陀如来への感謝」「浄土真宗の教えを再度心に刻み直す」といった重要な機会であるとされているため、その気持ちを忘れずに執り行うと良いでしょう。

建碑法要のお布施相場は2万〜3万円

浄土真宗では、お墓完成時に建碑法要を行います。他宗派の開眼法要や入魂式とは異なり、浄土真宗は「魂」の概念がないため、お墓に霊を入れる儀式はありません。代わりにお墓の完成を皆で祝福し、故人を偲ぶ場として建碑法要を執り行い、感謝と追悼の気持ちを表します。

建碑法要のお布施の目安としては2万〜3万円程度です。表書きに「建碑御礼」「御布施」と記してお渡ししましょう。建碑法要は慶事なので、袋の水引は紅白や黄白の封筒でも問題ありません。建碑法要と納骨法要も一緒に行いたい場合は、別々にお布施を用意してお渡ししましょう。

まとめ

浄土真宗では「阿弥陀如来を信じていれば誰もが極楽浄土に行ける」という考えがベースにあります。お布施に関しても他の宗派とは異なるマナーがあり、準備する際にはさまざまな点に注意しておきましょう。

お車代や御膳料などお布施以外にもかかる費用もあるため、事前に何が必要か確認しておくと良いかと思います。菩提寺に直接聞くのは失礼に当たりませんので、金額に不安がある方は聞き方に注意して尋ねてみてください。

株式会社サン・ライフでは浄土真宗の葬儀にも対応しております。また、ご不安な点があればその都度丁寧に説明し、穏やかな気持ちで葬儀を迎えていただけるようサポートいたします。電話での無料相談や資料請求など、ぜひお気軽にご連絡ください。

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