「いつ何が起きても後悔しない生き方をしたい」
と仕事、ライフワークである空手の稽古を日々黙々と行なっていた夫が、道場で稽古中に突然倒れて病院に運ばれました。そして一日半後の平成24年10月28日、家族に囲まれ「ありがとう。」「大好きだよ。」と伝えられながら、46歳で亡くなりました。
倒れた日の朝も、いつもと変わらず出勤して行きました。全く予想してなかった事が起き、私も子供達(高一・中一・小五)も、とても信じられませんでしたが、「夫をかっこ良く送りたい」。そう思い、19年前ザ・ウィングス海老名で結婚式をした時にお世話になった森本さんに連絡しました。気は動転していますが、彼と打ち合わせしていると、結婚式準備の頃の記憶と重なり、幸せな想い出もたくさん蘇ってきました。
祭壇のアレンジ、エンバーミングやオリジナル会葬礼状。写真や空手着の展示。会葬した方から子供達へのメッセージや夫との想い出を書いて頂くなど、色々提示して頂きました。通夜の時に夫の大好きなチョコやお肉と共に、ビールをついで下さいと促された時は、夫の喜ぶ顔が浮かんで私も笑顔になれました。
あれから5ヶ月。その間にたくさんの方に、「本当にステキなお式だったね。」と言って頂きました。特に会葬礼状やお料理は驚かれた方が多かったようです。
「夫をかっこ良く送りたい」という私の願いを素晴らしい形にして頂けたお陰で、「かっこいいパパ」と共に、私も子供達も元気に毎日を送れています。
私達一家にとって大切な節目にはいつもお世話になってきたサン・ライフグループの皆様、本当にありがとうございます。この先も引続きよろしくお願いいたします。
(別紙)
突然夫が亡くなり、偶然葬祭部へ移られていた森本さんが本当に親切に打ち合わせして下さり、700名程の会葬者のためにスタッフの皆さんも協力して頂き本当に感謝しています。私や子供達がこのように笑いながら毎日を過ごせているのは、満足のいく見送りができたからだと思います。
気持ちを文章にするのは難しく、何度も書き直しましたが、伝わりきらないもどかしさを感じます。色々ありがとうございました。