平成二六年二月二八日。
夫は四十日間の闘病の甲斐もなく逝ってしまいました。
葬儀の際は、担当して下さった皆様には本当に心温まるお世話をいただき、家族一同心から感謝しております。
あれから一年も過ぎ、毎日遺影に話しかけて来ましたが、いよいよ本当にお別れする時が来ました。
生前夫は散骨を望んでおり、又、北海道の生まれ育った海への強い愛着を考え、かねてより相談にのっていただいていた、海での自然葬を希望しました。
当日はお天気にも恵まれ、初めての経験でしたが、何より主人が一番喜んでいた事と思っております。
波間に漂う白い花びらと心にしみる鐘の音。
主人の好きだった歌と共に、きっと満面の笑みで大自然の中にとけ込んで行った事でしょう。
担当の方々のやさしさあふれる丁寧な案内に助けられながら、無事主人とのお別れも出来ました。
今は清々しい気持と、良い思い出が出来ました。
本当に有難うございました。