主人が病で息を引き取ると、病院からお迎えを呼ぶように告げられました。気が動転している中、以前に葬儀の事前相談でお会いしていたサン・ライフの藤田さんに電話をしました。すると、藤田さんは「大丈夫です。大丈夫ですよ。すぐにお迎えにいきますから」と、優しく何度も声をかけてくれ、不安でいっぱいだった私にとって、とても心強く感じられました。
葬儀の会場は事前に見学をして決めておきましたし、市営の斎場と違い葬儀まで日程が延びる事なくスムーズに打合せが進みました。何より、相談していた藤田さんのサポートもあり、不安の中でも慌てずにお別れに集中できました。
家族葬ではありましたが、消防士だった主人の職場の方々にもたくさん参列していただくことができました。親族は実家の山形県から来るため、本来であればホテルの手配が必要だったのですが、施設にベッドや浴室が完備された立派な宿泊設備が用意されていたのはとても助かりました。親族には通夜の晩、朝までお線香を絶やさず、主人とゆっくりと過ごしてもらうことができました。
会場はとても素敵な雰囲気で、主人が生前に身に着けていた消防服を祭壇の横に飾っていただいたり、主人の好んだ青色の花をしつらえていただいたりと、思うような見送りができました。
とりわけ、お棺に入った主人に綿花で作った立派な白い袴を目の前で着せてくれたのには、今までの葬儀でこんな装束は見たことがないと、親族一同感動していました。
葬儀担当の照井さんは女性らしい気遣いを色々としてくださり、大変な時で疲れている私を上手にエスコートしてくれました。頼りになって甘えてばかり。最後には、一緒に涙を流していただいたのが印象的でした。
お値段もサービスに見合った良心的な金額で納得がいくものでした。喪主として満足する葬儀をしていただき、本当にありがとうございました。