会社帰りに飲み歩くこともなく、家で過ごすことが大好きだった夫。帰宅後はお風呂あがりにビールで晩酌するのが何よりの楽しみ。時には私も晩酌に付き合うこともありました。また、北海道出身で姉弟仲も良く、休みになると夫婦で帰省したことは懐かしい思い出です。
仕事では部下の面倒をよく見て、困ったことがあればすぐにフォローに回り、若い社員からよく慕われていた夫。定年を過ぎた後も勤務先の社長に依頼され、しばらく仕事を続けて元気に過ごしていましたが、ガンが発見。治療を続ける中で認知症の症状も現れるようになりました。家族で介護を続けてきましたが段々と足腰も弱り、寝たきりの生活に。何度か誤嚥性肺炎を起こして88歳で天寿を全うしました。
サン・ライフのホールは利用する知人が多く、その方たちからの評判は良いものばかりでした。また、以前からサン・ライフメンバーズに入会していたこともあり、迷うことなくサン・ライフにお願いしました。夫を亡くした悲しみの中で連絡すると、スタッフの方がすぐに来てくださり、これから行う葬儀について、分かりやすく丁寧に説明していただけました。
夫のために鮭弁当を手作り
式を担当された佐藤さんは「この人に相談すれば大丈夫」と感じるほど、とても頼りがいのある方でした。夫は焼き鮭をおかずにご飯を食べることが大好きだったと話したところ、わざわざ炊きたてのご飯と焼き鮭を用意してくださったことは驚きでした。夫は胃ろうで口から食事をとることができなかったので、「もっとご飯を食べさせてあげたかった」と思っていました。最後に家族でお弁当につめて、「ご飯だよ」と声をかけながら棺に納めることができ、とても嬉しかったです。娘も「お父さん、きっと喜んでいるよ。旅の途中でお腹が空いて、お弁当食べてくれるね」と話していました。葬儀が終わった後に佐藤さんからいただいたお手紙も含め、私たち家族の心に残る見送りになりました。
葬儀後もスタッフは頼れる存在
その後も、仏壇選びやお墓探しなどサン・ライフの皆様には本当にお世話になりました。おかげで希望通りのお墓も見つかり、夫にふさわしい素敵な仏壇を用意することができました。特にかわいい音色のおリンは気に入っています。
最初の連絡から葬儀後のフォローまで、サン・ライフの皆さんには私たちの想像を超えるほどの気遣いが隅々まで感じられました。夫の見送りをお願いして、心から良かったと感じています。