勤めていた会社を辞めて、鍼灸、マッサージ、柔道整復師の学校に通い猛勉強。免許を取得して接骨院を開業した夫。当時まだ子どもが小さかったこともあり、周囲は反対しましたが、そんな中でも「体調が良くなった自らの経験を他の人にも感じてほしい」と信じた道を突き進んだ人でした。すごくさっぱりとした性格ながら、私たち家族にとてもやさしく、大切にしてくれました。読書家の一面を持ち知識が豊富、皆から頼られる存在感のある人でした。また、鮎釣りが趣味で、シーズンなると毎日のように清流に通い詰めていました。趣味を楽しみながら充実した人生を送っていた夫でしたが、体調が悪化し入院、76歳で人生を終えました。
友人からの勧めもあり、いざというときに困らないようにサン・ライフメンバーズに入会。夫のもしもに備えて事前相談に出向いたこともありました。当時夫の体調が悪化し、精神的に大きな不安を抱えながらの訪問でしたが、施設スタッフの森谷さんからやさしい言葉をかけていただき心を落ち着かせることができました。
以来サン・ライフの名刺をお守りのように持ち歩き、夫が亡くなった際にもすぐに連絡を入れることができました。
剣道着、夫らしい姿に感激
中でも最も印象に残っているのが故人の身体を衛生的に保全するエンバーミングでした。治療の影響で肌の状態が悪くなっていたのですが、施術後は表情が戻りひと安心。何より夫が長年親しんできた剣道着に着替えられたことが家族みな本当にうれしくて、涙がこぼれました。一番夫らしい姿で見送ることができ、感謝しています。当時火葬場が混み合っており、夫が亡くなってから葬儀まで1週間ほど空いてしまったのですが、エンバーミングをしていたおかげで我が家でゆっくり休んでもらうことができました。毎日「おはよう」「おやすみ」と、いつも通りに声をかけ、お別れをする時間が持てました。この時間があったからこそ心の整理がついたと思います。
大好物のうな丼を棺に
打ち合わせの中で、大好物だったうなぎを食べることなく入院し、そのまま亡くなってしまったと話したところ、わざわざスタッフの方が用意してくれ、うな丼にして夫の棺に入れることができました。その様子を見た会葬者は「本当にうなぎ好きだったもんね、泣けちゃった。ここまでしてくれるのね。」と驚いていました。その他にもメモリアルコーナーにはたくさんの写真を展示していただき、その前で皆さんに夫の思い出話をしてもらえたことも良かったと感じています。オリジナル礼状の出来栄えも素晴らしく、礼状を通じて夫の生き様を知っていただくきっかけになりました。
今回夫の見送りに関して何の後悔もないのは、サン・ライフスタッフの皆さまのおかげだと感じています。ありがとうございました。
お客様の声 サン・ライフでしかできないご葬儀があります。
エンバーミングで夫らしい旅立ちに
2024.08.09 ご葬儀全般事前相談エンバーミング
神奈川県足柄上郡在住 田中由美子様
一覧へ戻る
二宮町(神奈川県)
近隣エリアにおける
斎場・葬儀場
神奈川県と東京都に
107の利用可能斎場
ご希望の斎場をご覧いただけます。