家族想いの父は、何事も一生懸命に取り組む努力家でした。「筋が通っていれば細かいことは気にするな」が口癖で、常に明るくて前向きな性格に、私たち家族はいつも元気をもらっていました。70歳で役員まで務めた会社を辞めた後は、庭で育てた花を知り合いにプレゼントしたり、我が家に囲碁仲間を呼んで、囲碁を楽しんでいた姿が思い浮かばれます。晩年はデイサービスに通い、アクティブに過ごしていたのですが、徐々に体調が優れなくなり、老衰のため92歳でこの世を去りました。
以前から互助会に加入しており、転居後も利用できる葬儀社を探していました。何社か検討した結果、関西から来る親戚のことを考えて駅から近いホールを希望していたことや、パンフレットに掲載されていた写真がとても素敵だったこともあり、サン・ライフにお願いしようと決めました。
生前のような父の表情に思わず涙
父が亡くなったことを連絡すると、自宅に安田さんが来て父の身体の手当てや今後の流れを分かりやすく説明していただきました。お打ち合わせを担当された下坂さんは、私たち家族や親戚からの様々な要望に丁寧に対応しながら話を進めてくださいました。いとこたちが「おじさんの傍にいたい」と言ってホールに宿泊した時も、突然の変更に臨機応変に対応してくれました。おかげで、毎年正月に家族皆で集まっていたような、賑やかな雰囲気で父を偲ぶことができました。家族からも「とても綺麗で快適だった」と好評でした。
亡くなってから葬儀までは、ドライアイスをのせて冷たい状態で父を休ませると思っていましたが、父の身体を衛生的に保全するエンバーミングをご案内いただき依頼。施術後は病気でむくんでいた顔が生前のような父の表情になり、「何だか若返ったみたい」「イケメンになった」と家族で泣きながら喜びました。
香りが届くようにと枕元にステーキを
当日の式を担当していただいた根本さんには本当にお世話になりました。打ち合わせの中で父の好物がステーキだったと何気なく話したところ、式当日「香りがお父様に届くように」とわざわざ枕元にホットプレートとお肉を用意していただき、家族の手で焼いたものをお弁当にして父に持たせることができました。また、式中に父や家族が好きな歌手の曲をBGMとして流して欲しいという要望にも快く応えてくださいました。
あふれんばかりの生花で飾られた祭壇は見事の一言で、親戚も皆驚く程。料理もみな美味しく、グルメな親族も「とても美味しい」と口にしていました。
根本さんには後日心のこもったお手紙まで頂戴し、感激しています。にぎやかなことが好きだった父のために、親戚一同で心温まる見送りができたことはサン・ライフのスタッフの皆様の丁寧な対応のおかげだと感謝しています。