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コラム 家族葬とは
作成日:2023/04/29 最終更新日:2024/02/17

密葬は家族葬と違う?参列者の範囲や注意点を網羅的に解説!

密葬とは?家族葬や一般葬の違いを説明!流れや費用も解説

葬儀の形式のひとつに、「密葬」と呼ばれるものがあります。よく家族葬と混同されがちですが、両者には大きな違いがあります。
この記事では、「密葬」の定義と他の葬儀との違い、密葬を行う理由や費用相場など詳しく解説していきます。

密葬とは

密葬とは
まずは、密葬について解説します。
よく混同されがちな家族葬と比較しながら、両者の違いについてもみていきましょう。

密葬の定義

密葬とは、家族・親族などのごく親しい人だけで火葬までを済ませ、その後に本葬を行う形式の葬儀をいいます。
弔問客が多く訪れることが予想される著名人の葬式などによく執り行われる葬儀で、
「本葬で弔問客と一緒にお別れする前に、まずは親しい人だけで落ち着いてお別れをしたい」という場合に密葬が行われます。
「落ち着いてお見送りをしたい」というご家族のニーズと、「大切な人とのお別れをしたい」という弔問客のニーズ、両方に応えられる葬式形態だといえるでしょう。

家族葬の定義

実は家族葬には正確な定義がなく、「ご家族や限られたご友人の方だけで執り行う葬儀のこと」を、家族葬と呼んでいます。家族葬が注目されるようになったのもここ最近のことで
コロナの影響もあり、今では家族葬がメジャーになりつつあります。

家族葬についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

家族葬とはどのような葬儀?費用や流れ、注意点について

密葬と家族葬の違い

密葬も家族葬も、「限られた人だけで故人を見送る」という形式に違いはありません。
しかし密葬の場合は、後日本葬を行うのが一般的です。
家族葬は単体で成立する葬儀であるのに対し、密葬は後日に「本葬」を行い、そこで多くの弔問客を受け入れて故人とのお別れの場面を作ります。家族葬の場合は「後日のお別れ」はなく、限られた人だけのお別れのみで葬儀が終了しますが、「密葬だけを執り行う」ということは基本的にありません。
またどちらも、「招かれた人は他者に口外しない」という決まりがあります。

他の葬儀方法との違い

密葬とほかの葬儀方法との違いについても解説していきます。

一般葬と密葬の違い

密葬は、「まず親しい人とのお別れを行い、その後に広く告知する」というスタイルをとりますが、一般葬は、初めから多くの人に広く知らせます。
また、密葬の場合は火葬までを身内で済ませてから別日に本葬儀を行うため、多くの弔問客は故人と対面する機会がありませんが、一般葬の場合は、火葬は葬儀後に行われるため、弔問客が故人と対面できるという点も違いがあります。

友人葬と密葬の違い

「密葬」と似た言葉として「友人葬」がありますが、この2つは、形式が全く異なります。「友人葬」は特定の宗教(創価学会)の葬儀を指す言葉であり、密葬は葬送の形式のうちのひとつです。「特定の宗教の葬儀」である友人葬と、宗教を定めず身内だけで見送る密葬には、本質的な違いがあります。

密葬と直葬の関係

直葬とは、通夜や葬儀・告別式を省略して火葬のみで故人を見送る形式の葬儀をいいます。「火葬式」とも呼ばれますが、通常のお葬式にある宗教儀式は行わず、24時間以上ご遺体を安置したのちに火葬するのが一般的な流れです。
直葬は基本的に近親者のみで行われるため密葬と同じように考えられることもありますが、密葬は直葬とは違い宗教儀式を行います。また、直葬は火葬後に一般参列者のための場を設けませんが、密葬は後日に本葬やお別れ会を開く点も大きな違いになります。

密葬の参列者の範囲

密葬ではごく近しい人だけにお知らせをすることが一般的です。参列者には密葬であることを理解してくれる方をお呼びしましょう。

参列者の人数制限はある?

密葬は、親しい方々だけで執り行われますが、人数に縛りはありません。近親者のみのご葬儀といっても、総勢50名が参列する場合もあれば、ご家族様だけの5名で執り行う場合もあります。ただ、葬儀会社によっては「30名まで」などと人数制限を設けている場合もあるため、参列者が多くなりそうな場合は事前に確認をとるようにしましょう。

密葬の流れ

密葬の流れ
密葬の流れは、「何日に渡って行うか」によって異なります。
主には、「1日で行う場合」と「2日に分けて行う場合」があります。
ここでは、両者それぞれの流れを解説します。
※下記では仏教の葬儀を想定しています。

1日で行われる場合

1日で行う密葬とは、お通夜をしない密葬ということです。
流れとしては、以下のようになります。

  1. 【1日目】葬儀・告別式
  2. 【1日目】火葬
  3. 【1日目】繰り上げ初七日法要~精進落とし(※省略される場合もある)
  4. 【後日】本葬

2日間で行われる場合

お通夜を行う場合は、2日間に渡って密葬が行われます。
流れとしては以下になります。

  1. 【1日目】通夜
  2. 【2日目】葬儀・告別式
  3. 【2日目】火葬
  4. 【2日目】繰り上げ初七日法要~精進落とし
  5. 【後日】本葬

直葬形式の密葬の場合

最後に、「直葬(火葬式)形式の密葬」の場合を見ていきましょう。

  1. 【1日目】火葬
  2. 【後日】本葬

直葬形式の場合は、通夜や葬儀・告別式を執り行いません。火葬炉の前で簡単なお別れをし、収骨をして終わりという流れが一般的です。繰り上げ初七日法要や精進落としの席も基本的には設けないことが多いです。
関連記事

直葬とは。直葬・火葬式を行う理由やメリット・デメリット、注意点などを解説

密葬の費用相場

密葬の費用相場
密葬にかかる費用は、開催日数によっても大きく異なり、費用形態も様々です。
密葬自体の費用は150,000円~100万円程度が目安となりますが(火葬式が最も安く、2日間に渡って行われる葬儀は費用がその分かかります)、密葬はこの後に「本葬」がくることが前提となります。そのため、本葬の費用も頭に入れておかなければいけません。
「本葬」は、多くの人が集うものであるため、費用が読み切れないものです。
場合によっては、総額が1,000万円を超える場合もあります。

密葬の注意点

密葬を行う場合の、抑えておきたい注意点や配慮について解説します。

葬儀社は密葬実績のあるところを選ぶ

密葬を行う場合、情報が外部に漏れてしまうなどのトラブルを防ぐため、斎場や葬儀社選びの際は、密葬を行った事例があるか、または密葬の実績があるところを選ぶようにしましょう。

参列者には密葬であることを伝えておく

密葬は、その名前の通りひそかに行わなければならないものです。そのため、喪主は周囲の人に知られないように気を遣わなければなりません。
密葬に参列してほしい人には必ず密葬であることを伝え、口止めをしてもらいましょう。
また、葬儀社にも伝えておく必要があります。
また、家に霊柩車が来てしまうと、近所の人から「不幸事があったのだな」と気づかれてしまうため、安置場所にも気を遣わなければなりません。密葬の場合の安置場所としては葬儀社や葬儀会場の控え室がよく選ばれますが、ご遺体用の特別なホテルを利用することも選択肢のひとつです。

本葬にしか参列しない方は故人と対面する機会がない

密葬は、火葬までを身内だけで行うものです。そのため、後日に「本葬」という形でお別れの場が設けられたとしても、参列者は「肉体を有している故人」との対面は行えません。そのため「近しい関係者であり、かつ口の堅い人」に対しては、密葬を検討していることを一度相談する方がよいでしょう。

密葬の香典に関して

ここでは密葬の香典について解説します。密葬の場合でも香典を受け取ることは十分に考えられます。場合によっては辞退したいという方もいらっしゃるかもしれません。その場合の対応方法についてもご紹介します。

香典辞退について

密葬では、香典辞退をする場合も少なくありません。香典返しの手間や負担が減るため、「誰からも受け取らない」という人も多く、辞退することは失礼なことではありません。
辞退する場合は、密葬の案内の際に、香典を辞退する意向を伝えるようにしましょう。

香典返しについて

香典返しは、基本的に頂いたお香典金額の半分をお返しする「半返し」が一般的です。香典辞退をしているにも関わらず、お香典を頂いた場合、香典返しは必須ではありません。

参列する場合の香典金額

香典や供花を辞退するという知らせがない場合は、 香典を用意しましょう。密葬では、弔電や御香典・御供花は贈ってもよいですが、 弔問は控えるようにしましょう。
香典の金額は、一般葬儀より多めとすることが一般的です。密葬は、一般の葬儀と比較して参列者が少ないことが多いからです。
香典辞退の旨があらかじめ伝えられている場合には、香典を準備する必要はありません。

密葬の参列マナー

密葬に関するよくある疑問
最後に、密葬に参列する際の基本的なマナーについてご紹介します。

服装について

密葬に参列する場合でも葬儀と同じく、喪服で参列することが望ましいでしょう。
家族・親族・参列者、いずれの立場であっても、準喪服を着ていけば問題ありません。
密葬の服装マナーに関しては、一般的な葬儀と変わりありません。
もしもご家族側から「近しい人だけでお見送りをするので平服で」などと言われた場合は、その案内に従いましょう。
関連記事

お葬式(葬儀)の髪型は?最低限のマナーとセットの方法を解説!注意点も

弔辞はある?

密葬の場合は、ご家族やご親族など、近しい人だけでお見送りをする形をとるため、弔辞が読まれることはないと考えてよいでしょう。
ただし本葬のときには、弔辞が読まれるのが一般的です。また著名人の葬儀などでは、弔辞を読む人が複数人になることもよくあります。

会社への連絡はどうすればいい?

故人が会社などに所属していて、かつ会社関係の人の密葬への参列を希望しない場合は、「密葬でお見送りすること」だけを伝えるようにするとよいでしょう。密葬であることを伝えれば、多くの場合「密葬ということもあり具体的な日付などを伝えられていないということは、参列はお断りしたいということだな」と察してくれるはずです。
また、不祝儀や供物・供花に関しては、「密葬の場ではお断りする」とされる場合もあります。自分が喪家の立場であるのなら、「密葬であること」を伝える際に、「ご厚志は辞退する旨」を丁寧に伝えましょう。不祝儀や供物・供花を辞退しない場合は、伝える必要は特にありません。
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まとめ

密葬とは、「ご家族やご親族、近しい関係の人だけで火葬までを済ませて、後日『本葬』というかたちでお別れの場を設ける」葬送形式です。
サン・ライフは、密葬から本葬も取り扱っています。静かに故人をお見送りしたいという方は、ご相談くださいませ。徹底教育されたプロフェッショナルなスタッフが、故人様やご家族様の「想い」を大切にし、お手伝いしています。
葬儀のプランについても、幅広い種類の中からお客様らしいご提案が可能です。
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