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葬儀社選び
作成日:2024/06/27 最終更新日:2024/06/27

忌明けとは?やるべきことや、忌中にしてはならないことを解説

忌明けとは、故人の冥福を祈り喪に服す期間を終える日のことです。忌明けは単に形式的な区切りとしてだけでなく、遺族が深い悲しみから少しずつ立ち直り、新たな一歩を踏み出すための大切な節目として位置づけられています。

しかし忌明けを迎えたからといって、すぐにこれまでの生活が元通りになるわけではありません。忌中も含めその後に行う法要の準備や、社会的なマナーを意識しておく必要があります。本記事では忌明けの意味や考え方、やるべきこと、忌中にしてはならないことについて詳しく解説します。

忌明けとは? 喪中との違いを解説

「喪中」は聞いたことがあるけれど「忌明け」は知らないという方もいるのではないでしょうか。どちらも故人を偲ぶ大切な期間ですが、同じ意味ではありません。ここでは忌明けの意味や喪中との違いについて説明します。

忌明けの意味

「忌明け(きあけ・いみあけ)」とは、仏式で故人が亡くなってから49日目に当たる日のことです。この49日間は「中陰(ちゅういん)」と呼ばれ、故人の魂が閻魔大王の裁きを受け、次の生が決まるまでの期間とされています。遺族は「忌中(きちゅう)」と呼ばれる期間を設け、喪服を着て慎ましやかに生活し、故人の冥福を祈ります。

忌中は単に喪に服す期間というだけでなく、かつては疫病の拡散を防ぐ意味合いも持っていました。昔は亡くなった方のご遺体を「穢れ(けがれ)」と考え、遺族や近親者は自宅に留まり、穢れを周囲に移さないよう外出を控えていました。忌明けはこうした穢れが祓われた節目と考えられていたのです。

現代では医学の発達により疫病への恐怖は薄れ、忌中の外出は制限されていません。昔の名残として故人を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な機会として、現在も法要や食事会などが行われています。

忌中と喪中との違い

忌中と喪中はどちらも故人を偲ぶ期間であるという意味では同じですが、実際には異なる概念です。忌中は故人が亡くなってから成仏するまでの間、遺族や近親者が冥福を祈り穢れを祓う期間です。一般的には忌明けまでの49日間とされています。ただし宗派や地域によっては異なる場合があるので確認しておきましょう。

元々忌中は明治時代まで法律で期間が定められていました。しかし現在は廃止され地域の慣習や遺族それぞれの判断に任されています。

一方、喪中とは遺族や近親者が故人の死によって深い悲しみを表す期間のことです。その悲しみが癒え日常を取り戻すまでの期間は一般的に1年間と考えられ、一周忌法要をもって喪中明けとされます。

忌明けまでの日数

忌明けまでの日数は、故人が亡くなってから49日間です。仏教では、故人の命日から7日ごとに閻魔大王による審判を7回受けるとされています。「初七日(しょなのか)」「二七日(ふたなのか)」「三七日(みなのか)」「四七日(よなのか)」と続き、「七七日(なななのか)」が最終審判の日として故人の行き先が決まると考えられています。

その間、故人の魂が六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)をさまよわないよう導くために、遺族は7日ごとに忌日法要を行うのが一般的です。そして最終となる四十九日が忌明けとなります。

忌中にしてはならないこと

忌中は遺族が喪に服す期間として、さまざまな行動制限があります。これらの制限は単に形式的なものではなく、故人への深い敬意を表すために設けられたものです。どのようなものがあるのか見ていきましょう。

慶事への参加

忌中期間中に控えるべきとされているのが、慶事への参加です。具体的には結婚式やお祭りなどの祝い事への参加をはじめ、新年、昇進、新築、妊娠・出産のお祝いなども含まれます。

慶事は喜びや楽しみを表す行為であり、故人を偲ぶ忌中の精神とは対照的なものです。もし忌中に結婚式の招待状が届いた場合は「やむを得ない事情があるため今回は欠席といたします」というように返信しましょう。

ただしタイミングによっては出席しても良いケースがあります。おめでたい話の後に訃報があった場合は、親族と話し合い開催する、あるいは出席するかを決めると良いでしょう。

神社への参拝は避ける

神道の考え方では死は穢れと考えられているため、忌中期間中は穢れを神聖な場所である神社仏閣に持ち込むことを禁忌とされています。ただし忌中期間を過ぎれば、喪中であっても参拝は可能です。

もし禁忌と知らずに鳥居をくぐってしまった、神社を参拝してしまったという場合は、忌明けに再度神社を参拝し、無礼をしたお詫びをするという風習もあります。

年賀状を送るのは控える

新年の挨拶は慶事となるため、年賀状を送るのはマナー違反となります。家族や親族が亡くなった年は、不幸があったことを知らせるためにも「新年のご挨拶を控えさせていただきます」という内容で喪中はがきを出しておきましょう。

喪中であることを知らなかった相手から年賀状を受け取るのは問題ありませんが、その場合は寒中見舞いまたは年始状として返礼します。基本的に年賀状のやり取りは、一周忌を過ぎてから行います。

飲み会への参加

忌中は故人の冥福を祈り慎み深く生活する期間です。飲み会などの酒の席、パーティーなどへの出席は控えた方が無難です。ただし仕事の飲み会の場合は、現代のプライベートと仕事を分けるという考え方にのっとり、出席しても問題ないとする場合もあります。

友人との気軽な飲み会は遠慮するのが基本で、主催者も気を利かせて誘わないのがマナーです。どうしても参加しなければならない場合は忌中であることを伝え、慎ましい服装・態度で参加しましょう。また長居せずに早めに帰るといったスマートな対応も必要です。

忌中・喪中にやってはいけないことについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

身内が亡くなったらしてはいけないことは?忌中と喪中の違い・するべきことを解説

忌明けに行うべきこと

身内が亡くなって49日が経過すると日常生活に戻れますが、同時にさまざまな儀式を行います。準備や作業は多岐にわたるため、忌中に必要な項目をピックアップしておきましょう。

四十九日の法要

四十九日法要は故人の冥福を祈り、成仏を祝うために執り行う法要です。人は亡くなると49日間かけて六道と呼ばれる道を輪廻し、49日目に極楽浄土へ向かうと考えられています。仏教において大切な区切りの儀式に当たるため、親族や親しい参列者を呼んで法要を行います。

基本的に49日目となる「忌日(きび)」に行うのがベストですが、平日だったり参列者の都合が付かなかったりする場合は前倒しも可能です。49日を過ぎると「始終苦(四十九)労」が身に付くとされるため、四十九日前の土日いずれかに行うのが一般的です。

納骨法要

納骨法要は遺骨をお墓や納骨堂に納める際に執り行う儀式です。故人の魂を鎮め成仏を願い、遺族が新しい生活に向かう一つの区切りとなります。納骨法要は明確な期日は決まっておらず、基本的にはいつでも行えます。

中には火葬直後や一周忌法要のタイミングで行うケースもありますが、忌中明けとなる四十九日法要と一緒に執り行うケースがほとんどです。ただしお墓をすぐに用意できない場合もあるため、三回忌までに行うといった風習を持った地域もあります。

開眼法要

仏壇を新しく購入した場合は、開眼(かいげん)法要を行います。開眼法要は仏壇や位牌に故人の魂を迎え入れ、供養を行うための法要です。開眼は、元々仏像の製作において最後に目を書き入れて魂入するという儀式があったことが由来となっています。

遺族にとっても、仏壇を迎えることで新しい生活への区切りを付けられます。忌明けや納骨法要のタイミングで行われるケースが多いですが、先祖代々のお墓やお仏壇がある場合は行う必要はありません。また浄土真宗では、仏壇などに魂が宿るという考え方をしないため開眼法要を行わないのが基本です。

お斎(おとき)

お斎(おとき)とは、法要後に僧侶や参列者に感謝のしるしとしてもてなす食事のことです。また遺族や近親者で故人を偲び、思い出などを語らう会でもあります。

一般的には精進料理でおもてなしをしますが、地域によってはお寿司を出すところもあります。近年は斎場やホテルなどでお斎を行うことも多いため、精進料理にこだわらず和食の仕出し弁当や懐石料理を用意するケースが増えました。

神棚封じを解く

神棚封じとは家族が亡くなった際に神棚を穢れから守るため、白い半紙を神棚の前に貼り付けて目隠しをする儀式のことです。

これは神道の考え方によるもので、昔から死は命が枯れるという意味の「気枯れ=穢れ」とされてきました。故人に触れている家族も穢れとなるため、神様と一定期間距離を置くという意味で神棚封じが行われます。仏教徒でも、神棚がある場合は神式に従いましょう。

神棚封じを解くのは、忌明けとされる50日目です。地域によっては父母が50日、祖父母が30日と異なる場合もあります。

香典返し・挨拶状

香典返しは葬儀に参列した方へのお礼の気持ちを伝えるために贈るものです。香典返しは、一般的には消えものと呼ばれる「後に残らないもの」を贈るのがマナーとされています。お茶、焼き菓子、タオルなど軽くて持ち帰りやすいもの、常温で保存でき消費しやすいものなどが挙げられます。香典返しは忌明け以降、1カ月以内に贈るのが良いとされており、四十九日法要に渡すことも多いです。

忌明けの挨拶状は、故人が生前お世話になったことへの感謝とともに、無事に忌明け法要が行われたという報告を兼ねています。香典返しをしない場合でも挨拶状は必ず送りましょう。

まとめ

忌明けは故人の冥福を祈り、通常の生活に戻るための重要な節目であり、故人がお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝える重要な機会です。忌中にやるべきこと、してはいけないことの意味を理解し、忌明けに備えましょう。

忌明けは葬儀のときよりも気持ちが落ち着いていると考えられますが、実際にはやるべきことが多く、初めての場合はマナーを覚える必要もあります。

株式会社サン・ライフでは、故人の想いとご遺族の気持ちを大切にした葬儀プランをご提案しています。また葬儀後もご遺族の気持ちに寄り添い、負担を軽減するためのアフターサポートを行っております。遺品整理や仏壇・仏具の選び方、四十九日法要やその後の法要の相談、寺院への連絡なども承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


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