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エンディングノートが気になる人へ 自分のかたちの残し方と4つのメリット

エンディングノートが気になる人へ 自分のかたちの残し方と4つのメリット
エンディングノートが気になる人へ 自分のかたちの残し方と4つのメリット
作成日:2025/06/17 最終更新日:2025/06/17

この記事ではエンディングノートが気になる人へ向けて、メリットや注意点、書き方、選び方を解説します。エンディングノートを通じて自分らしい最期を見据えることで、心置きなく人生を楽しむ手がかりとなるはずです。これから始める方もすでに知っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

エンディングノートとは

エンディングノートとは
終活の一つであるエンディングノートでは、自分の情報や気持ちを書き留めて人生を整理します。終わりと向き合う大切なきっかけであり、自分や周囲の人が心の準備をするうえでも重要な手助けとなります。

エンディングノートを書くのはなぜ?

自分の情報をあらかじめエンディングノートに整理しておくことにより、老後や死後、周囲の人の体力的・精神的負担が軽減されます。そして自分自身にとっても、終わりを見据えることでやりたいことが明確になったり、心のしこりを取り除いたりなど、人生を見つめなおす指針にもなるのです。

エンディングノートはいつから書き始める?

エンディングノートを始めるタイミングは、いつでも思い立った時です。若いうちから始める人も増えてきており、むしろ少しずつ更新しておくことで後々慌てずに済むという利点もあります。年齢や健康状態にとらわれず、少しでも興味を持ったその時に、ぜひ筆をとってみてください。
また一方で、結婚や転職など、ライフステージの変化も始めやすいきっかけの一つです。生活が変化するとノートの内容も変動しがちなので、情報が古くならないよう、定期的に見直してみましょう。

エンディングノートを書くメリット

ここでは代表的なメリットを挙げて解説しますが、実際には人それぞれの目的に合わせてさまざまなエンディングノートの使い方が考えられます。

4-1 家族の負担を減らせる

老後や死後の重要な手続きに必要となる情報を残しておくと、家族が一から調べる心労を大幅に減らすことができます。さらに、自分の好みや要望を伝えておくことで、残される側としても、相手の好きなようにしてあげられるという安心感があります。

4-2 身の回りの人とのつながりを作る

家族と一緒に老後・死後を考える機会になることに加え、大事な友人・知人などの連絡先やメッセージを書いておけば、その人と自分をつなぐ橋として機能します。予期せぬことが起こりうる人生の中で、想いを伝えそびれないことは重要な意味を持つはずです。

4-3 日常生活を整える

エンディングノートは終活のためとは限りません。印象的な出来事や通院先、SNSのパスワードなど忘れたくない情報をメモしておけば、普段から活用できる備忘録として役立ちます。また、クレジットカードやサブスクリプションなどの管理状況を洗い出してみれば、無駄な出費の発見につながるかもしれません。身の回りを整理する良い機会として捉えてみるのも一つの使い方です。

4-4 こころの整理を手助けする

自分がこれまで何に喜びや悩みを感じてきたか、もしものことが起こる前に後悔はないかと人生を顧みることで、気持ちが整頓されるとともに、自分のできること・やりたいことが明確に見えてきます。心がすっきりすると、不思議と日々の生活にも張りが出るものです。

エンディングノートには何を書いておく?

エンディングノートには何を書いておく?

ノートに何を書くのか、まずは基本的なポイントを押さえておくことで、情報の追加・削減や自分好みに書きたいところが考えやすくなります。基本を踏まえ、自分に合った書き方を見つけてみましょう。

5-1 自分の情報や要望

情報はできる限り正確に、具体的に記すと円滑な手続きと状況把握に役立ちます。
自分に関する情報は、大まかには以下の4つに分類できます。

◎自分の基本情報
氏名や生年月日、本籍地などのプロフィールに加え、身長・体重や血液型、保険証、臓器提供の意思表示など医療関連の情報も可能な範囲でまとめておきます。さらに、印象的な経験や趣味嗜好、行きつけの場所なども自由に書き留めておくと、人柄が伝わり、自分の葬儀の際に家族が参考にしたり、周りの人があなたについてもっと深く知るきっかけになったりするかもしれません。

◎所有している資産・財産
預貯金や株式、不動産、貴金属などの資産・財産情報を具体的に記入します。保険の証券番号や契約内容も控えておくと、保険金の受け取りがスムーズです。負債がある場合もしっかりと記録しておきましょう。

◎相続や遺言書の有無
遺言書の有無を家族が知っているだけでも、相続にかかる手続きの漏れを防ぐことにつながります。有無を記すとともに、用意している場合はその形式や保管場所を記載しておけば、いざというときの判断がスムーズです。

◎医療・介護や葬儀の要望
万一のことで意思疎通が困難になった場合に備え、延命治療や緩和ケアの方針、医療機関など早めに希望を示しておきます。家族の混乱を防ぐだけでなく、専門家へも自分の意思を正確に伝えやすくなるのです。また葬儀に関しても、宗派やお墓、葬儀の形式、参列する人などといった要望に限らず、使用してほしい音楽や写真などの細かなリクエストも含めれば、より自分らしい葬儀に近づくでしょう。

5-2 日々の生活に関する情報

ペットや観葉植物などの日常的なお世話が必要なものがあれば、その習慣や注意点を記載しておきます。さらに昨今では、パソコンやSNSを始めとした各種アカウントのID・パスワードのようなデジタル情報も欠かせません。銀行口座やクレジットカード、サブスクリプションなどお金の管理に関わる契約もあるので、リストアップしておくことで、自分や家族が必要に応じて素早く確認できる備えとなります。

5-3 親しい人物の情報

普段から交流のある人に限らず、遠方に住む友人や日頃あまり連絡を取らない人でも、万が一の際に知らせたい相手はいませんか。そんな人の連絡先や思い出話を書き添えておくと、後日家族が連絡を入れる手間や混乱が減ります。関係性や共に過ごした時間が分かるようにしておくと、あなたの気持ちも伝わりやすくなるでしょう。

5-4 家族や友人などへのメッセージ

普段は伝えにくい感謝の言葉や、これまでお世話になった人への想いを書き残す場としてもエンディングノートは有用です。人生は何が原因で意思疎通が取れなくなるかわかりません。メッセージ動画という方法を取るなど伝え方はさまざまなので、言葉にしたい気持ちを気の向くまま形に残しておくことで、後悔を減らすことにつながるでしょう。その言葉を受け取る人にとっても、きっと心に残るはずです。

エンディングノートで注意するべきポイント

自分の気持ちや役立つ情報を記しておける便利なノート、として効果的に活用するためにも、扱う際はいくつか気を付ける点があります。

6-1 保管場所の共有と安全性の確保

エンディングノートを有事の際に確実に見てもらえるよう、家族や信頼できる人物にその場所を事前に共有しておくことが必要です。また、外部に漏れると困るデリケートな情報が含まれていることもあるため、自宅の金庫やパスワード管理を徹底するなど、安全な保管環境を用意しましょう。

6-2 銀行口座の暗証番号を書くのはNG

銀行口座の暗証番号を直接ノートに書くことで、万が一の紛失時に悪用されるリスクが極めて高くなります。ノートには暗証番号を管理している場所や方法、ヒントなどを残して不正利用に備えることが望ましいです。ついでに、口座を1つにまとめたり事前に引き出したりしておくと、より整理が楽になります。

6-3 法的拘束力の有無

遺言書と混同されがちですが、エンディングノートを通した指示はあくまで“希望”のため、法的な強制力はかかりません。相続など争いの起きやすい分野では、正式な手続きを踏んだ遺言書のような手段を視野に入れることも大切です。

自分に合ったエンディングノートの選び方

自分に合ったエンディングノートの選び方
エンディングノートは書く内容も多く、少しずつ完成させていくものでもあります。自分が手に取ってみて見やすいものであるか、内容を書き直しやすいか、というような扱いやすさの観点や、厚めに書きたい項目が充実しているか、フリースペースはどれくらいあるか、のような構成のしやすさの観点などから考えてみて、さまざまな種類の中から続けられそうと思うものを選ぶとよいでしょう。
その際、どんな記入手段にするかも一つの指標です。商品として販売されているエンディングノートや普通のノートに手書きして使う形が現在は主流であり、馴染みやすさや、好きなデザインなどのこだわりがモチベーションにつながる人は継続しやすいでしょう。一方で、最近はスマートフォンやパソコンを使って終活アプリや無料のテンプレートをダウンロードする方法も増えています。編集のしやすさや、写真や動画でも記録したい気持ちを考えている人には非常に有効な手段となるはずです。
手書きとデジタル両方を組み合わせて活用する人も増えているので、使いやすい方法を見つけて、自分なりのエンディングノートを作っていくことがおすすめです。

まとめ

エンディングノートは、人生を穏やかに過ごすための手段として非常に意義のある終活ツールです。大切な情報と自分の気持ちを余すことなく整理することで、自分らしく人生と向き合う大きな一助となるでしょう。まずは気軽に、書きやすいところから始めてみてください。

サン・ライフが提供するエンディングノート「Kaki-Oki」は、スマホで簡単に始められ、時間と場所に縛られない気軽な更新が可能です。また、信頼できる家族を招待してノートの内容を共有できる機能があるため、家族がノートの在り処を知らない、という状況を未然に防ぐことができます。もちろん、招待したからといって全て閲覧されるわけではなく、項目ごとに公開/非公開を選べるので安心です。自由に書き込んだり写真を載せたりできるスペースも多いので、Kaki-Okiひとつにまとめても、別のエンディングノートと組み合わせても便利に使える柔軟さを備えています。ぜひ、日々の生活をより豊かに楽しむために「Kaki-Oki」を活用してみてください。

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