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お葬式の時間はどのくらい?流れや時間帯別の注意点を徹底解説

お葬式の時間はどのくらい?流れや時間帯別の注意点を徹底解説
お葬式の時間はどのくらい?流れや時間帯別の注意点を徹底解説
作成日:2025/06/16 最終更新日:2025/06/25

お葬式にはどの程度の時間がかかるのだろう? と疑問に思う方もいるでしょう。特にお葬式の喪主を務める場合、所要時間が分からないとスケジュールを把握しにくく、日程を決めるときに困ってしまいます。また大体の所要時間を把握できていれば、お葬式の準備や参列者の対応もスムーズにできるでしょう。

本記事では、お葬式の時間はどのくらいかかるのか、お葬式の流れや時間帯別の注意点を解説します。お葬式の喪主を務める方はもちろんのこと、参列する予定のある方もぜひ参考にしてみてください。

お葬式全体の所要時間の目安

一般的な仏式のお葬式の場合、基本的には一日目が通夜、二日目に葬儀・告別式というように、二日に分けて行われます。

一日目の所要時間は、通夜のみの参列なら1~2時間ほどです。通夜の後には通夜振る舞いという会食の場が設けられ、食事やお酒を囲みながら故人との思い出を語り合います。通夜振る舞いに参加するのは遺族や親族が主のため、参加しない方であれば通夜が終わり次第、帰宅することになります。以前は夜通し行われていた通夜振る舞いですが、近年では時間が短縮され、1~2時間程度で散会するケースが増えてきました。そのため、通夜から通夜振る舞いまで参加する方は、3~4時間程度を目安にしておくと良いでしょう。

二日目の葬儀・告別式の開式から閉式までの時間は約1~2時間です。一般的にはお葬式の後に火葬や骨上げなどを行うため、参列する遺族や親族は4~5時間ほど時間を確保しておく必要があります。また状況に応じて、初七日法要や精進落としを併せて行うケースも見られ、そのときの所要時間は合計で5~6時間程度と思っておくと良いです。

ただしここまでに解説したのは一般的なお葬式の場合です。近年では直葬や一日葬、家族葬など多様なスタイルのお葬式が行われているため、所要時間はお葬式の形式によって異なります。例えば、直葬では通夜や葬儀・告別式をせずに火葬のみを行うため、1~2時間で終了します。

お葬式の一般的な流れとタイムスケジュール

具体的な流れをつかんでおくと、お葬式に参列することになったときも安心です。以下にお葬式の一般的なタイムスケジュールの例を書き出してみました。

  • ●臨終当日
  • ○死亡届、埋火葬許可申請書の準備、葬儀社手配、打ち合わせ

  • ●通夜前日
  • ○16:00~17:00 湯灌の儀、納棺

  • ●一日目(通夜)
  • ○16:00 親族集合
    ○16:30 一般参列者受付開始
    ○17:00 通夜開始
    ○18:00 通夜終了、通夜振る舞い開始
    ○19:00~20:00 通夜振る舞い終了、解散

  • ●二日目(葬儀・告別式)
  • ○9:00 親族集合、当日の打ち合わせ
    ○9:30 一般参列者受付開始
    ○10:00 葬儀・告別式開始
    ○11:00 葬儀・告別式終了、出棺準備
    ○11:30 出棺
    ○12:00 火葬、精進落とし
    ○13:00~14:00 骨上げ、納骨
    ○15:00 解散

遺族や葬儀社の都合により、日程や時間が多少前後することもありますが、大体のお葬式はこのようなスケジュールで行われることが多いです。ここからはお葬式の流れに沿って、それぞれの項目について解説します。

臨終~納棺

ご臨終時の対応は、亡くなった場所が自宅か病院かによって異なります。自宅で亡くなった場合は、かかりつけの病院へ連絡し、どのように対応すべきかを確認しましょう。かかりつけの病院がなければ、救急車を呼びます。対して、病院で亡くなったときには、医師によって死亡確認が行われ、「死亡診断書」が発行されます。

亡くなった当日は、故人の「死亡届」と「埋火葬許可申請書」の準備を進めながら、葬儀社の手配や遺体の搬送・安置、葬儀社との打ち合わせなども行わなくてはなりません。特に死亡届は亡くなってから7日以内に役所に提出しなくてはならないため、できる限り急いで用意する必要があります。悲しみを抱える中、準備を進めるのは大変なため、可能であれば親族に協力を仰ぎましょう。

葬儀社の手配が完了したら、遺体を葬儀社か自宅に搬送し、安置します。その後、行うのが「納棺(のうかん)」です。納棺は故人とのお別れの準備の一つで、体を清める「湯灌(ゆかん)の儀」を行い、服を着替えさせ、エンゼルメイクをするなどした後で、遺体を棺に納めます。納棺を行う時間帯は決まっていませんが、通夜までに行う必要があります。亡くなった当日ではスケジュールがひっ迫するため、通夜の前日までに行うケースが多いでしょう。所要時間は約30分~2時間です。

通夜

通夜は、故人を供養し、最後の別れを惜しむ式のことで、葬儀の前日の17~21時頃に行います。本来、通夜とは夜通しで故人と最後の夜を過ごすものでしたが、現在では数時間ほどで散会する「半通夜」が主流です。

通夜当日は、親族は開始の1時間前までに集まります。17時開始であれば16時までに集合し、受付や参列者の案内など通夜の手伝いが必要かどうかを確認しましょう。また遺族と顔を合わせた際は、親族であってもお悔やみの言葉を伝え、長話は控えるのがマナーです。

通夜の開始30分前には一般参列者の受付を開始します。受付を済ませた参列者は席に座って、開始時間になるのを待ちます。席順に決まりはありませんが、前から詰めて座るようにしましょう。

開始時刻になると、僧侶が入場し、読経、焼香、喪主の挨拶という順に通夜が進み、1時間ほどで終了です。その後、親族を集めた通夜振る舞いがあるため、参加する場合は約1~2時間後に解散します。通夜振る舞いに参加しない場合は、通夜が終了した時点で帰路につきます。通夜振る舞いは基本的に親族のみが参加しますが、一般参列者でも遺族や親族から誘われたときには参加しましょう。

葬儀・告別式

葬儀と告別式は、どちらも故人の供養と最後の別れを行う儀式です。ただし葬儀は宗教儀礼として行われるのに対し、告別式は宗教に関わらず行うお別れの儀式である点が違いです。

葬儀・告別式は通夜の翌日の午前中から行われます。通夜と同じく、親族は開始の1時間前には集合し、一般参列者は30分前から受付を開始します。葬儀・告別式の所要時間は1時間ほどです。親族は葬儀・告別式の開始前に当日の打ち合わせを行い、喪主であれば僧侶への挨拶も一般参列者の受付開始までに済ませておきましょう。

一般の参列者として葬儀・告別式に出る際は、早くに到着しても親族の準備が間に合わず、迷惑をかけてしまう可能性があるため、受付開始時刻以降に着くようにすると良いです。葬儀場に着いたら、受付でお悔やみの言葉を伝え、香典を渡して、芳名帳に名前や住所を書きます。葬儀・告別式も席は決まっていないため、来た方から順に前の方から詰めて座ります。

火葬

葬儀・告別式が終了すると、棺の中に「別れ花」を入れて出棺し、火葬に移ります。出棺の準備は30分程度で完了します。故人の顔を見る最後の機会になるため、伝えておきたいことがあれば、声をかけてあげてください。

出棺の準備ができると、葬儀社や参列者の中から6人程度が棺を持って霊柩車に運び、火葬に参列する方は火葬場へ移動します。火葬を近親者でのみ行うときには、一般の参列者の方は出棺を見送った後、各自帰路につきましょう。

火葬場に着くと、火葬炉前で焼香をした後、火葬します。火葬には1~2時間ほどかかるため、控室で待機します。

納骨

火葬が終わると、納骨です。納骨では、二人一組となって、長さの違う木製の箸と竹箸を使い、骨壺に遺骨を納める骨上げを行います。骨上げは「この世からあの世への橋渡し」という意味から行われている日本独自の文化です。故人と関係の深かった方から順に骨を拾い上げるのが一般的で、喪主、遺族、親族、友人の順に行います。納骨にかかる時間は約1時間程度です。

納骨の次は、精進落としです。僧侶やお葬式に参列した方をねぎらう意味で行われますが、会食の席を設けることなく、火葬場の控室で待機しているときに料理をふるまう場合もあります。精進落としの時間は大体30分~1時間です。

納骨、精進落としでお葬式は終了となります。中には初七日法要を併せて行うこともあるため、その際はプラスで1時間ほど時間を確保しておくと良いでしょう。

お葬式の準備の流れ

お葬式でしっかりと故人を送り出すには、準備が大切です。

ここではお葬式の準備の流れについて解説します。漏れのないよう、一つひとつ確認してみてください。

関係者への連絡・ご遺体の安置

故人の死亡を確認したら、まずは家族や親族、友人、菩提寺、葬儀社などへ訃報の連絡をしましょう。連絡がつくのであれば、連絡手段は問いません。菩提寺は普段からお世話になっているお寺のことで、故人のお葬式でお経を上げてくれるため、亡くなったらすぐに連絡をします。もし菩提寺がない場合、葬儀社に伝えれば僧侶を紹介してもらえることもあるので、相談してみてください。

各所への連絡が終わったら、故人の遺体を自宅や葬儀場などに搬送し、安置します。葬儀社に連絡したときに搬送の準備を整えてくれることがほとんどです。

葬儀社との打ち合わせ

お葬式を行うためには、日程や形式、祭壇、棺、火葬場の手配などを葬儀社との打ち合わせの中で決めていく必要があります。遺族の中で意向があったり、故人の残した遺言書があったりする場合は、その内容に合わせてすり合わせを行います。そのため葬儀社との打ち合わせの前に、お葬式に関して遺族間である程度話し合いをしておくと良いでしょう。

また打ち合わせをしながら、以下の準備も進めなくてはなりません。

  • 弔辞の用意・依頼
  • 遺影の写真の選定
  • 僧侶の手配(仏式の場合)
  • 死亡届の提出(葬儀社が代行するケースもある)
  • 埋火葬許可証の申請・取得 など

これらは一人で全て行うものではないため、遺族で話し合ったり、葬儀社に相談したりして分担することをおすすめします。

お葬式の日程を決める際のポイント

お葬式を行うに当たって、気になるのが日程です。亡くなってすぐに弔いたいという方もいれば、親族の都合のつく日にしたいという方もいるでしょう。しかし実は、お葬式はいつでも自由に行えるものではありません。

ここではお葬式の日程を決める際のポイントを解説します。どのような理由で日程の決定に制限があるのかを確認してみてください。

まず火葬場の状況を確認する

火葬場の空き状況が日程に大きく関わります。地域によって火葬場の数は限られており、必ずしも希望の日程に火葬ができるわけではありません。先に通夜や葬儀・告別式を行う葬儀場を押さえてしまうと、その日に火葬場が空いていなかった場合、葬儀場の予約を変更しなくてはならないのです。

そのためお葬式の日程を決めるときは、まず火葬場の空きがあるかを確認し、空いている日に合わせて通夜と葬儀・告別式の日時を決めていきましょう。

僧侶の都合を聞いておく

故人が亡くなったことを菩提寺に連絡する際に、併せて僧侶の都合を聞いておきましょう。仏式の通夜や葬儀・告別式では、僧侶による読経が必要な場合がほとんどです。しかし、お盆やお彼岸など時期によっては僧侶の予定が合わないことも考えられます。通夜や葬儀・告別式の日程を決める際は、僧侶の都合と火葬場の空き状況を照らし合わせて検討しましょう。

地域や宗教宗派によるルールを確認する

中には、これまでに解説してきた風習と異なる方法で通夜や葬儀・告別式を行う地域や宗教、宗派もあります。通夜や葬儀・告別式の日程を決める前に、地域や宗教、宗派によるルールを親族に確認しましょう。

また六曜の一つの「友引」を避けてお葬式を行うケースもあることは知っておくべきです。友引には本来「引き分け」という意味がありますが、「友を引き連れる」という意味が広く知れ渡っているために、縁起が良くないと考える方もいるのです。

お葬式に参列する方の注意点

実際にお葬式に参列する際は、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。

ここではお葬式に参列する方に向けて、頭に置いておくべき注意点について解説します。

お葬式の10分前には到着する

お葬式に参列するときは、時間に余裕を持って、開始10分前には到着できるようにしましょう。通夜や葬儀・告別式では、受付でお悔やみの挨拶を述べ、芳名帳を書いたり、香典を渡したりする時間が必要で、葬儀場に着いてすぐに席に座れるわけではありません。

特に葬儀・告別式で遅刻してしまう可能性があるときには、遺族の負担を考え、参列自体を遠慮した方が良い場合もあります。対して通夜の場合は予定が急に決まることが多く、開始時間に遅刻してしまうケースも考えられるため、通夜に遅れる際は、焼香が可能なのであれば参列しても良いとされています。

当日参列が難しい場合は弔意を伝える

お葬式の日程は火葬場や僧侶の予定などによって自由に決められない部分もあるため、どうしても参列できない方もいるかもしれません。その際は、喪主に連絡した上で、弔電や香典、お供えの品を送るなど、参列とは別の方法で弔意を伝えましょう。

お葬式の時間に関するQ&A

ここまでさまざまなお葬式の時間について解説してきました。

ここでは多くの方が疑問に思う点をピックアップして、お葬式の時間に関するQ&Aとしてご紹介します。前述の内容と重複する部分もありますが、復習も兼ねて、確認してみてください。

Q1.お葬式全体の所要時間はどのくらいですか?

お葬式は二日間に分けて行われるのが一般的です。

一日目の通夜にかかる時間は、通夜のみなら約1~2時間、通夜振る舞いまで参加するのであれば3~4時間程度です。

二日目に行われる葬儀・告別式では、葬儀・告別式に大体1~2時間、火葬から精進落としまで含めて5~6時間ほどになります。

Q2.通夜は何時から何時までですか?

通夜は、18~19時頃に始まり、20~21時頃に解散するケースが一般的です。夜通しで故人と最後の夜を過ごすのが本来の通夜の意味ですが、現在は夕方から数時間で散会する「半通夜」が多く行われています。

Q3.友引の日に葬儀を行うことはできますか?

友引の日に葬儀・告別式を開くことは可能です。

昔から友引には「友を引き連れる」という意味があるという迷信が広まっており、縁起の悪い日として認識している方もいるため、葬儀・告別式を避ける傾向にあります。しかし友引の意味は「引き分け」であり、特に縁起の悪い日ではありません。

多くの方が友引の日を避けて予約を取るため、むしろ友引の日は火葬場や葬儀場の予約が取りやすいという利点もあります。そのため、遺族の意向によっては、友引の日に葬儀・告別式を行う事例も増えてきています。

Q4.親族はいつ集合したら良い?

親族は通夜や葬儀・告別式の開始1時間前には集合し、遺族と一緒に葬儀の準備を行いましょう。お葬式では、あらゆる手続きや準備が必要です。親族が早くに集まることで準備が円滑に進み、遺族の負担を減らせます。

まとめ

お葬式の時間を把握していると、遺族や親族であれば気持ちに余裕を持って式に臨めますし、一般参列者なら遺族や親族に負担をかけないように行動できます。お葬式は故人と過ごす最後の時間です。スケジュールを確認して、悔いなく送り出せるように準備しましょう。

サン・ライフは、24時間365日いつでもお葬式に関するお問い合わせに対応しています。お葬式が初めての方は、何から準備をしたら良いか悩むこともあるかもしれません。お葬式に関する不安な気持ちや不明点がある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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