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いつも主人に話しかけることができる場所

2023.04.21 アフターフォロー
ご主人との思い出を供養墓に表現したというF様.
ご主人との思い出を供養墓に表現したというF様.

高度経済成長期に営業職で実績を重ね、その後は勤務する工場の所長も任された主人。定年を前に関連会社へ移籍した以降も業績アップに貢献し、社員へ利益を還元するための社内旅行には家族で一緒に行くこともありました。行き先はハワイやバリ島、オーストラリアなどで、それ以来、海外・国内各地への旅行は夫婦共通の趣味に。中でも東南アジアのタイへの旅行が最もお気に入りのコースで、主人とはもちろん、時には家族・友人を伴って訪れたこともありました。
主人は仕事面では厳しい一方、家庭ではとても心の広い人で、これまで私は一言も主人から小言を言われた記憶がありません。そんな主人が間質性肺炎を悪化させ、ここ1年は長年続けてきた野菜作りも休止せざるを得ない状況でしたが、昨年の秋に息子たちの協力も得て、季節ごとに滞在していた別荘を訪問。帰宅した4日後の昼頃に容態が急変し、84歳で息を引き取りました。亡くなった当日の朝の日記には「気持ちの良い朝だ」と記されていたため、最後に家族で別荘に滞在することができ、心残りのない穏やかな気持ちで旅立てたのではないのでしょうか。

 

サン・ライフのホールのことは、近所の方や友人の一般的な葬儀に会葬したこともあり、ホール内の雰囲気は知っていたのですが、家族葬については地域紙などで改めて知ることができました。かかりつけの病院内に常駐している別の葬儀社もあったのですが、親族の利便性も考慮して最寄りの駅から近いサン・ライフのホールにお任せすることにしました。当日は家族や主人の親族を中心に23名が会葬。広々とした会場を用意してくれたうえ、担当スタッフの齊藤さんが真心を尽くしたサービスに徹してくれたおかげで安心して主人の旅立ちを見届けることができました。亡くなってから葬儀までの間が8日間空いてしまったため、生前の姿を衛生的に保全してくれるエンバーミングを依頼。姉が亡くなった際は、化粧を施してもやせ細った表情が目についてしまい、とても悲しくなってしまいましたが、主人の時はエンバーミングで生前の面影を保ったまま見送ることができましたので良かったと思います。

 

主人が亡くなる前は2人で合同墓に納骨してもらおうと話しており、場所も何となく決めてはいました。しかし主人を亡くしてから改めて考え直すと、知らない方々と一緒に主人ひとりで先に埋葬しなければならない辛さを感じました。子どもたちも、遠方の合同墓に納骨することで、私が足繁くひとりで主人に会いに行くことをとても心配していました。そんな時にサン・ライフ直営のサカエヤ仏壇店で出会ったのが、自宅に設置できる供養墓「永遠の住処」(とわのすみか)でした。当初、仏壇店には花瓶とおりんを求めに行ったのですが、同行した子どもたちが「これにしよう」と勧めてくれ、何度か通っているうちに今では気心が知れる間柄になったスタッフの須藤さんの応対に安心感を覚え、購入を決めました。

 

供養墓には、結婚指輪を置く手作りのリングピローをおさめ、思い出のあるタイの国をイメージした花々でその周りを装飾していただきました。自宅にいながら日常的に話しかけることもでき、主人の面影を今でも身近に感じることができています。

神奈川県在住 F様
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