父は一般企業に就職した後、30歳で結婚と同時に会社を辞め、土地家屋調査士になりました。専門性の高い仕事のため、続けるのは大変だったかと思いますが、困ったことや分からないことがあれば決まって助けてくれる人が現れる、そんな人でした。
裏表のない誰からも愛される陽気なキャラクターで、お酒を飲んで皆とわいわい楽しく過ごすことが大好きでした。若いころはスキーに熱中しスキー検定1級を取得、会社仲間と頻繁にゲレンデに通っていたそうです。16年もの長きにわたり共に母の介護に携わり、私にとっては父というよりも戦友のような存在でもありました。
スタッフの料所さんが父らしい遺影を選んでくれました
以前からサン・ライフメンバーズで、母の葬儀でもお世話になったこともあり、迷わずサン・ライフに依頼。スタッフの料所さんは気さくでとても話しやすい方で、葬儀に関して右も左も分からなかった私に分かりやすく道筋を示してくれました。限られた時間の中、料所さんはすぐに父の人柄を感じ取り、遺影写真を選ぶ際には“嬉しそうに笑っている写真”を選ぶようアドバイスしてくれました。遺影を見るたびに父らしいと感じることができ、とても気に入っています。カラオケが大好きで自分で歌ったものを録音するほどだったので、父の歌声を会場で流してあげたいと相談したところ「是非やりましょう」と快く引き受けてくださったことも、とても心強く、安心できました。
式当日には仕事仲間や友人関係、親族などおよそ100人がお参りに来てくれたのですが、大人数にも関わらず人の流れもとてもスムーズで混乱もありませんでした。式場の広さもちょうどよく、受付から式場、出口までの動線もわかりやすかったと会葬者から大変好評でした。料理も大変美味しかったです。精算を担当された濱野さんから「沈みがちな心を温かく美味しい料理で少しでも癒していただきたい」との想いで作っているとお聞きし、サン・ライフのこだわりを感じました。
エンバーミングで声を掛けたら起き上がりそうな表情に
身体を衛生的に保全するエンバーミングは母の葬儀の時に知りました。以前行った時にはあまり印象に残りませんでしたが、事情もあり今回も依頼。生前同様のきれいな顔色になり、声を掛けたら起き上がってきそうな程自然な表情になりました。本当に素晴らしく驚くとともに、いつも通りの顔で見送ることができ、依頼して良かったと思いました。
サン・ライフのスタッフの皆さんは誰と話しても対応が素晴らしく、感銘を受けました。きれいで心地よいホールの雰囲気と相まって、父のイメージに合う明るくあたたかい見送りができたと、満足しています。