今年は川崎大師の吉例行事の御本尊厄除弘法大師大開帳奉修の年に当たり、
先月、5月1日から31日までの1ヶ月間にわたって大開帳が奉修されました!
大開帳とは、期間中ご本尊さまより繋がるお手綱が大本堂前の供養塔に設けられ、
これに触れることで、数多くの人々がご本尊さまと
より親しくご縁を結ぶことができるというものであります。
この大開帳奉修期間に限り、10年に一度の特別な護符「赤札」が授与されることで知られ
「川崎大師赤札授与の大開帳」とも呼ばれています。
そこで、この機会を逃してはこの先また10年お目にかかれないと思い、
早速「赤札」をいただきにお大師様のもとへと馳せ参じたのでありました。
駅に降り立ったのは午前11時、そこから参道を進み境内へ、参拝の手引きに沿って
さらに進み、いよいよ授与の待機列へとやってくるとそこには長蛇の列が・・・
覚悟はしていましたが平日なら意外と空いているかも?なんて期待は見事に外れました。
それでも30分程すると列が動き出し、1時間程で無事ご授与いただくことが出来ました!
この「赤札」弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にして、
貫首が祈願をこめて一躰ずつ手刷りをされるというとても尊い「護符」であり、
この赤札をいただけば “無量の功徳を授かる” といわれているのです。
また “罪障消滅して遍く利益が得られる” ばかりでなく、一旦危急に面した場合にも
“あらたかな霊験の不思議があらわれる” と古くから伝え信じられているのです。
つまりは大変ありがたい御利益のある御札ということであり、厄除けの名のとおり
かなり全方位的に御仏のご加護が得られるという最強のお守りなのであります。
ちなみに「南無阿弥陀佛」とは、清らかな真心をもって阿弥陀如来に帰依すること。
阿弥陀如来は無量の寿命を具えるということから、真言宗では息災延命の秘仏として
尊ばれており、この名号を念ずることによって御利益をいただくことができるのだとか。
また朱色は、災難を除き幸福をよびこむめでたい色であり、
経典に“阿弥陀如来のお体は、紅頗梨色(ぐはりしき)=紅水晶色にして大光明を放ち、
遍く十方世界を照し給う”と説かれており、これが赤札とする所以とのこと。
次回は2034年(令和16年)です。
さて、私たち海老名セレモニーホールをはじめとする弊社サン・ライフグループでは
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海老名セレモニーホール 原田 健二
















