こんにちは。
西湘ホールの金子理紗です。
今年もカレンダーが残り1枚となってしまいました。
今年は過ごしやすい日々に感じますが、
インフルエンザなども流行しております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
クリスマス商品とともにお正月用品も店頭に並びはじめました。
そこで、今回は“お正月飾り”について触れてみたいと思います。
お正月飾りは その年の“歳神様”を迎えるための目印と言われております。
それぞれの地域で特色があり、全国多種多様に存在します。
主にお飾りする場所は
門や玄関 ・・・ 門松 玄関飾り
神棚 ・・・ 神飾り しめ縄
水回り ・・・ 輪飾り 輪じめ
などになります。
- 【玄関飾りなどによく使われる“縁起もの”(関東)の由来】
○松竹梅
松は、寒さに強く葉の色も変わらないことから“誠実な心”
竹は、真っ直ぐにのびるその性質
梅は、春に先駆けて花が咲くことや、香りがよいこと
○ゆずり葉
新しい葉が古い葉が垂れ下がり譲る形になるためゆずり葉と呼ばれ
子孫繁栄の意味があります
○橙
だいだいの音色から『代々』に通じることから
代々続くように
○裏白
葉の表が濃い緑で常緑のまま繁茂するため
長寿を表します
○伊勢えび
“伊勢”は“威勢”に通じることから、不老不死をあらわします
○水引
本来は髪を結う時に使用され、吉事に5.7.9と奇数でまとめて使用します
○昆布
“こぶ”の音が『よろこぶ』に通じるためと
家族が睦まじく幸福であることを祝うという意味が込められています
○幣束(へいそく)
外からの災いや厄を、幣束に吸収させて家の中に災いが入るのを防ぐ
昨今は、現代的なお飾りも多いですが、
伝統的な縁起物を知っておき、
ご自身でオリジナルを作成してみるのもよいのではないでしょうか?
寒さも深まりつつありますので、どうかくれぐれもご自愛くださいませ。
迎える新年が、清らかな年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
西湘ホール 金子 理紗