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作成日:2024/03/15 最終更新日:2024/03/15

エンバーミングができなかった後悔(海老名セレモニーホール)

海老名セレモニーホール森本と申します。
愛ネコの看病と看取りのため、半年ほどお休みを頂き、2月に復帰いたしました。

 

過去に、妹・父・愛犬・母・愛猫の看取りを経験してきましたが、すべての看取りに後悔が残ります
中でも在宅介護をしていた母との別れは突然のもので、コロナ扱いになってしまった為
病院での看取りも遺族側は防護服と二重の手袋、ゴーグルとマスク姿での看取りでした。
葬儀社がお迎えに来て、次に病院の出口で見送るときに見た姿は、納対袋に入れられ棺に入った姿です。

 

当時はサン・ライフに勤める前でしたので、
サン・ライフでは新型コロナ陽性のご遺体にもエンバーミングが可能ということを知らず
他葬儀社で火葬場での直葬しか選択できませんでした。
結果、最後のお別れも、火葬場で棺に収まった納対袋越しの母を、
棺の窓越しに見ることしかできず、とても悔しいお別れになってしまいました。

最後に素手で手を握りたかった。顔を撫でたかった。
安置室でゆっくりお別れの時間が取れたらどんなに良かったか。
いつもの母の姿にしてあげたかったと
必死に考えないようにしても、ふと思い出して涙が止まらなくなってしまいます。

 

大切な方を亡くしたご遺族様は、皆様それぞれに辛い思いを抱えていることと思います。
少しでも、大切な最後のお別れの時間に後悔を残す方を減らせたらと思い、サン・ライフに入社いたしました。
故人様・ご遺族様のお心に添い、最良のお別れの時間を持てるようお手伝いが出来たら幸いです。

 

 

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海老名セレモニーホール 森本 永遠

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