姉とは年齢が13歳離れていたためか、姉というよりは母親のような存在でした。戦中戦後を逞しく生き抜いた女性らしく、几帳面で常に毅然としていた姉。作法には特に厳しく、末妹の私は大人になってもよくアドバイスを受けることも。カルチャーセンターなどで華道を教える傍ら、義兄が経営する事業も手伝っていました。自分の発言には自信を持ち、時には公共交通機関でお年寄りに席を譲らない若い方を見かけると、知らない方でも注意するような人でした。そんな姉もすい炎の悪化で入退院を繰り返すことになり、その後、右の肺に水が溜まってしまい、手術が難しいステージ4のガンを告知され、ホスピス病棟で94年の生涯を静かに閉じました。
100点満点の提案に不安も解消
姉はパートナーの義兄を早くに亡くしており、万が一の際には私たち姉妹で姉を見送ることに決めていました。自宅から近いことを絶対条件に会場を探していましたので、昨年、私の義弟が亡くなった際にもお世話になったサン・ライフのホールへ事前相談に伺いました。その時に対応いただいたスタッフの三浦さんは、私が抱いていた不安を全て解消する100点満点の提案をくださり、すべて任せられるという安心感がありました。
和気あいあいとした温かい時間に
姉の葬儀には私たち姉妹に加え、甥や姪たちも会葬。事前相談に続いて当日の葬儀も担当してくださった三浦さんの親身な寄り添いのお陰で、和気あいあいとした温かい雰囲気の中で姉を見送ることができました。姉が華道の先生をしていたこともあり、会場をたくさんの花で飾ってほしいと希望したところ、夏場にもかかわらず立派な胡蝶蘭を用意してくださり、柩の周りも色とりどりの花々で綺麗に飾っていただきました。好きな花に囲まれて旅立つことができ、姉もきっと喜んでくれたことでしょう。また、スタッフの皆さんがグルメだった姉の霊前にワインとマカロンを供えていただき、ワインをグラスへ注ぐ時間も設けてくれました。おかげで、姉妹で思い出話に花を咲かせることができました。また、式中に姉のお気に入りの音楽を静かに流してくれた心配りにも感謝したいと思います。
三浦さんは事前相談から葬儀当日まで、初めて喪主を務める私を公私にわたってしっかり支えてくれました。さらに、葬儀後のことも色々と相談に応じてくれ、とても心強かったです。本当にありがとうございました。
