几帳面だった父は、威厳という言葉が似合う存在感のある人でした。何かをしてもらった時には誰にでも必ず「ありがとう」と両手を合わせて感謝を伝える姿は今でもよく思い出します。55歳で勤めていた会社を辞め、ハイヤーのドライバーに転身するほどの車好きで、長距離ドライブも全く苦にせず、帰省の際は喜んでハンドルを握っていました。何台も乗り換えた愛車は、常に磨かれてピカピカでした。また、ゴルフが趣味で、会社の仲間とよくゴルフコースを回っていました。腰を痛めた後は週に3回ほどデイサービスに通うなど、穏やかな日々を過ごしていましたが、少しずつ耳も遠くなり88歳でその生涯を終えました。
エンバーミングで昔の父の表情に
事前にサン・ライフメンバーズに入会していたこともあり、葬儀は迷わずサン・ライフへ依頼。打ち合わせ担当の下坂さんは、堅苦しくなくフレンドリーな雰囲気で話しやすかったのを覚えています。話の流れで父が甘いものやひじきが好物だったと伝えたところ、おはぎとひじきの煮物を用意し供えてくれました。ちょっとしたことが葬儀に反映されていて、とても驚きました。
亡くなってから葬儀までの日程が少し開いてしまったため、身体を美しく衛生的に保全するエンバーミングを依頼しました。少しやせた頬をしていましたが、見事にふっくらとして昔の父の優しい表情に戻っていたことがとても印象的でした。綺麗な顔で見送ってあげられたことはとても良かったと思っています。
葬儀を担当いただいた秋山さんには分からないことばかりの私に、色々なことを教えていただきました。式当日、急に咳が止まらなくなった母にすっとお茶と飴を差し出す気遣いには感激しました。また、僅かな時間の聞き取りでプロのライターが仕上げてくれたオリジナル会葬礼状も、父の人柄が伝わる素敵な文章でした。
手厚いサポートで長い付き合いに
アフターサービス担当の宇田川さんは、丁寧な対応が印象に残っています。四十九日のことなどを教えていただき、とても助かりました。父の葬儀を通じてサン・ライフはやはりサポートが手厚いということをあらためて感じることが出来ました。今後も1周忌や3周忌など、まだまだやることが多く、サン・ライフとはこれからも長いお付き合いになると思っています。