みなさま、こんにちは、ファミリーホール二宮の山下 隆二です。
ご葬儀等を行う際、昔からの風習で行う習慣がいろいろとあります。
その中の一つとして「逆さ事」という風習があります。
「逆さ事」とはやり方、仕方を普段と逆に行うことをいいます。
例えば亡くなられた方に浴衣や着物をお着せするときに襟元の左を手前、
右を上に重ねる「左前」の形にします。
またお別れの儀式に使うお湯は「逆さ湯」といい、
洗面器等にお水を入れて後にお湯を注いで作ります。
昔、お風呂は薪等でお湯を沸かした後にお水を入れ温度を調節して
お風呂に入りましたので、その逆でお別れのお湯を作ります。
なぜこのような風習があるのでしょうか。
諸説あるようですが、大切な方が亡くなった時
このお時間は残された方にとっては「非日常」……
つまり特別なお時間、との考え方から逆の行いをすると言われています。
また亡くなられた方がいる世界、いわゆる「あの世」と呼ばれる世界が、
この世とは鏡に映したような逆の世界であると考えられており、
亡くなられた方が「あの世」で困らないように逆さにする……という考え方だからだそうです。
このような風習がたくさんございます。
これからも機会があれば少しずつお伝えできればと思っております。
サン・ライフは冠婚葬祭の他、介護事業や保育・専門学校などの事業も行って
皆様の一生涯のお手伝いが出来るようこれからも頑張ってまいります。
是非ホールへお越しください。
ホールスタッフ一同お待ちしております。
ファミリーホール二宮 支配人 山下 隆二
















